大学入試テスト民間業者に委託を文科省検討

文部科学省は、「高校基礎学力テスト」と「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)の作問や採点の試験業務を予備校など民間業者に委託する検討を始めた。基礎学力テストは、基礎学力の定着度をみる目的で、現行の推薦入試に使う。学力評価テストは、大学側が受験生の学力を評価するために導入される。新テストは年複数回実施を想定。このため国の業務負担が大幅に増えるためノウハウがある民間業者の活用が不可欠とみている。ただ、作問などは公正性や機密保持の課題もあり慎重に検討を進める。

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