「教育格差」埋める試み 「地域未来塾」

中高生向けの公設無料塾が全国で開講している。放課後や土曜日、大学生や定年退職した元教師らが講師を務め、学習が遅れがちな生徒らの指導にあたる。経済的な事情で塾に通えない生徒らをフォローする取り組みとして、文部科学省も支援する。文科省は原則無料の学習支援教室を「地域未来塾」と位置づけ、2015年度から市区町村の開講を支援する。経済的事情で民間の塾へ行けない生徒や塾が少ない過疎地域に住む子供に勉強する場を提供。学習の進度の差を埋める狙いがあるという。

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