「野田塾」、中学生向け数学の集団授業にAI先生「atama+」を全面導入

 atama plus株式会社(東京・品川区、稲田 大輔 代表取締役)と株式会社野田塾(愛知・津島市、野田 真彦 代表取締役社長、三輪 宏 塾長)は、集団授業とAI先生「atama+(アタマプラス)」の組み合わせによる成績向上への効果を確認できたことから、2021年3月より、中学生向け数学の集団授業のカリキュラムにatama+を組み込み、全生徒に提供することを発表した。

 野田塾では、2020年度より、atama+で学習し苦手を克服した上で集団授業を受講するというカリキュラムを、一部の中学生に提供してきた。中学生約900名を対象に、2020年2月と7月に各中学校で実施された数学の定期テストの得点を調べ、atama+受講者層と非受講者層の得点の伸びの平均を比較したところ、非受講者層に対して、atama+受講者層が+4.9点上回る結果となった。加えて、atama+受講者層のうち400分以上atama+で学習した層については、非受講者層に対して得点の伸びの平均が+9.0点上回っていた。

 成績向上実績に加えて、今年度のatama+講座について想定の2倍を上回る申込があり、生徒・保護者からの強い要望を確認できたことから、atama plusと野田塾は、2021年3月より中学生向け数学の集団授業のカリキュラムにatama+を組み込み、全生徒に提供することを決定した。

 具体的には、1週間あたり50分✕2コマの授業時間のうち、およそ3~4割の時間をatama+を使った授業にあて、残りの時間で集団授業を行う。生徒は、集団授業の進捗にあわせて、atama+でつまずきを特定・学習し、十分に理解してから次に進むサイクルにより、効果的な学習を進めることが可能となる。

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