全国大学生活協同組合連合会は、「2026年度保護者に聞く新入生調査」の概要を公表した。調査は2026年4月に大学へ入学した新入生の保護者を対象に実施し、171大学生協を通じて5万5076名から回答を得た。
受験から入学までにかかった費用は、入学した大学の設置者や専攻、自宅生か下宿生かによって大きな差があった。最も低かったのは国公立・自宅・文科系の116万3820円で、最も高かったのは私立・下宿・6年制医歯薬系の282万4290円だった。
費目別では、「入学大学納付金」が最も大きく、平均72万1030円となった。次いで、入学しなかった大学への納付金が27万2750円、教科書・教材・パソコン費用が24万7710円、入居・引越費用が22万4840円と続いた。
費用面で予定と違って困ったことでは、「教科書や教材、パソコンの費用が高かった」が45.9%で最多だった。「家賃や新生活用品の費用が高かった」も25.8%に上り、授業料や入学金以外の初期費用が家計に与える影響の大きさがうかがえる。
受験から入学までに困ったことや悩んだことでは、「子供の体調や精神面のこと」が47.5%で最も多く、「受験・入学手続きのスケジュール管理」が46.0%、「受験・入学のための費用準備」が37.7%で続いた。大学生活を始めるにあたって心配なことでは、人間関係、健康面、食事や日常生活全般が上位となった。
大学進学に伴う負担は、学費だけでなく、併願校への納付金、パソコンなどの教材費、一人暮らしの準備費用にも広がっている。



