学校法人創志学園が運営するIPU・環太平洋大学は、北海道深川市に「農学部先端農業学科(いずれも仮称)」を設置する構想を公表した。2028年4月の開設を予定し、入学定員は80人。設置構想中のため、名称や教育内容は今後変更される可能性がある。
構想では、1、2年次に北海道・深川キャンパスで農学の基礎知識と実践経験を学ぶ。3年次以降は、北海道、東京、岡山の3キャンパスから学びの場を選択できるようにする。
北海道では水稲、発酵、スマート農業、食品化学などを扱い、東京では農産物流通、マーケティング、スタートアップなどアグリビジネスを学ぶ。岡山では果樹、園芸、醸造、地域ブランド形成を中心とする。このほか北海道美瑛町、ベトナム、ニュージーランドにも実践拠点を設ける計画だ。
朝日新聞や地元放送局の報道によると、北海道キャンパスには2027年3月に閉学予定の拓殖大学北海道短期大学の教育施設を引き継ぐ。ただし、環太平洋大学の構想ページには、施設継承に関する記述は掲載されていない。
創志学園は、平安女学院大学子ども教育学部の設置者変更についても基本合意している。2028年度に向け、既存の教育資産を引き継ぎながら大学事業を複数地域へ拡大する動きとして注目される。塾・予備校では、設置認可、入試方式、キャンパス移動に伴う学費や住居費を継続して確認する必要がある。



