都立両国高に見るオールイングリッシュの授業

半世紀前、東大合格者63人を誇った都立の名門、両国高等学校。英語の授業は、教師が一方的に教えるのではなく、生徒がグループを組み、英語で話し合いながら問題を見つけ、解決する。生徒は英字新聞や論文・データを集め、議論して発表する。「大学受験を乗り切れない」。そんな批判もあった。だが、高2までオールイングリッシュの授業を続け、高3で和訳を始めた。その和訳もグループで考えて発表させ、議論する手法を取り入れた。そして臨んだ大学受験で、現役生の35.2%が国公立大学に合格し、都立トップの成績を収めた。

みんなが私塾界!