Archive for: 8月 2013

東京都の新制度「東京スマート保育」ビル空室など活用した保育所

豊島区が8月29日に開く保育所が、少人数保育Rosetta Stone Clé をマンションやビルの空室で手掛ける事業に補助金を出す東京都の新制度「東京スマート保育」の第1号となる。定員超過で国の認可保育所などに入れない待機児童を減らす切り札として、都は期待する。ただ運営者に費用を補助する区市町村では、杉並区や板橋区が積極的な一方で、住民ニーズにSharePoint Server Clé 懐疑的な自治体もあり、対応は分かれている。

海外のオタクを「観光大使」に、政府が150人を任命

政府は日本のアニメや映画、ゲームを愛好する欧州や東南アジアの若者を「海外アンバサダー」に選び、観光やサブカルチャーの情報発信を強化する。「クールジャパン戦略」の一環で、第1弾として10月に約150人を日本に招待する。海外アンバサダーに対してはフェイスブックなど交流サイト(SNS)を用いて日本の魅力を広めるよう要請する。海外アンバサダーは一般の外国の若者を対象にするのが特色。日本文化への関心が高いとされるフランス、インドネシア、シンガポールなどの若者を中心に9月にも選ぶ。

東京の中学・高校9種目の全国調査 平均以下「運動感覚」鍛え直す

簡単な動きを通して運動能力を高める「コオーディネーショントレーニング(COT)」が、東京都内の幼稚園から高校までの全公立園・校に段階的に導入される計画が決まった。握力や上体起こしなど9種目の全国調査(2011年度)で、都内の小学校は、テスト項目の半数で全国平均と同程度か、平均以上だったが、中学・高校では、全ての項目が平均以下。結果を踏まえ、都は2月、COTを段階的に全校で導入する計画を発表した。今年度、国分寺市立第九小など10校で試験的に実施する。基礎体力などを向上させる方法として期待されている。

公立高学区撤廃、大阪府でも実施される

近隣の高校にしか通えなかった通学区の規制をなくし、生徒が自由に進学先を選べるようになる制度は、今や全国22都県に広がり、来春には大阪府でも実施される。合同説明会「大阪府公立高校進学フェア2014」が7月28日、大阪市中央区で開かれた。約40000平方メートルに及ぶ会場に全180校がブースを設け、中学生や保護者向けに学校をPR。約1万4400人が会場を訪れた。撤廃によって、生徒獲得を図る高校側の特色ある学校づくりが進む一方で、格差の拡大など課題も見えてきた。

埼玉県教委 実教出版の日本史教科書8校が使用

埼玉県教育委員会は8月23日までに、県立高校が2014年度に使う教科書を採択した。国旗掲揚などの記述について一部の教育委員会が問題視した実教出版(東京)の日本史教科書は、8校での使用が決まった。定例会での議論では実教出版の記述について「不適切」などの意見もあった。県教委は、懸念が出たことを踏まえ、国旗国歌などテーマについて各教科書の記述を網羅し、比較できる教員向けの「指導資料集」を活用することを全校に求めた。指導資料集は県教委が現在作成中で、14年度から使用する予定。

都教委 都立一貫校に「4・4・4制」導入を検討

東京都が設立を目指す小中高一貫校について、都教育委員会の検討委員会が12年間の教育カリキュラムで4年ごとに分ける「4・4・4制」を導入するよう検討する案を都教育委員会に提出することが分かった。検討委は今後も議論し、来年3月末までに最終報告をまとめる。同案は検討委が22日の都教委定例会で小中高一貫校の基本構想の中間報告として提出する。4・4・4制については、これまで検討委の一部の委員から「子どもの発達段階に合い現行の『6・3・3制』よりも理にかなっている」などの意見が出ていた。

都教委 実教出版の日本史教科書、非採択

東京都教育委員会は8月22日、2014年度に都立高校で使う教科書を採択した。国旗掲揚と国歌斉唱に関する記述を都教委が問題視した実教出版の日本史教科書は、使用を希望する学校がなく、採択されなかった。実教出版の教科書「高校日本史A」と「高校日本史B」は、国旗掲揚と国歌斉唱について「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記述。都教委は6月、使用は適切ではないとの見解を議決し、各校に通知していた。この教科書については、大阪府教委が「記述が一面的」。神奈川県では28校が県教委の意向で希望を取り下げた。

和歌山・紀見小 先生はご近所さん?

橋本市柿の木坂の市立紀見小学校で、住民がそれぞれの特技を地元の子どもたちに指南する「わくわくサマースクール」が開かれている。今夏は8月中に延べ49講座があり、SQL Server 2008 R2 Clé 夏休み中の児童ら延べ1500人が受講するという。校区の3分の2が新興住宅地の同校は、共働き世帯が多く、児童の夏休みの過ごし方が課題だった。そこで同校が2年前に、子どもの居場所づくりとしてサマースクールを始めた。住民にボランティアで講師を務めてもらうことで、児童と住民とが顔 Visual Studio Clé なじみになる。教諭以外の人に教わることで、児童の礼儀も良くなるという。

長野の一貫校、免許不備2005年度から年度単位で延べ64人

長野県の調査で8月20日、松本市の小中一貫の私立才教学園で、小学校の教員免許しか持たない教員が中学校で教えたり、中学校の免許だけで小学校の学級担任になったりしていたことが判明した。教育職員免許法では、小学校の教員免許では中学校で教えることは認められない。中学校の免許は教科ごとに分かれ、同じ教科であれば小学校で教えられるが、学級担任はできない。免許不備のケースは、開校した2005年度から年度単位で延べ64人に上り、13年度は11人が必要な教員免許を持たずに指導していたという。

マイクロソフト 人心一新 世代交代進む

米マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者が退任の意向を表明。スマートフォンを中心とするモバイル革命の荒波に乗りきれない中、成長路線を維持するため人心一新を図る。スマホやインターネットの新サービスが続々と登場し、若手経営者の率いる新興企業が勃興。米IT業界の有力企業でもトップの世代交代が進む。アップルは2011年8月、スティーブ・ジョブズ氏がCEOを退任、ティム・クック氏が就任。インテルは今年5月、ポール・オッテリーニ氏からブライアン・クルザニッチ氏に職を引CEOき継いだ。