Archive for: 7月 2016

訪日客伸び 上半期1171万人 

日本を訪れる外国人観光客の伸びに勢いが戻ってきた。日本政府観光局が7月20日発表した6月の訪日客数は198万5700人と前年同月を23.9%上回り、同月としては最高を記録。熊本地震で訪日を手控えていた韓国人客の増加などが追い風だが、1人当たり消費額は減少が続いている。1~6月の上半期訪日客は前年同期比28.2%増となり、1171万人の過去最高を記録した。夏から秋にかけ訪日客が増える多客期を迎える。今のペースが続けば年間2500万人程度に達する可能性も出てきた。

授業年35時間増、文科省が対策へ 小5・6、2020年度から

2020年度から始まる小学校の新学習指導要領で、5~6年生の授業が年間980時間(1時間は45分)から1015時間に増える。一方で文部科学省は、1週間あたりの授業のコマ数を今より増やすのは難しいともみている。増える35時間分をいつ、どのように教えるか。文科省は20日、時間割づくりなどを考える会議を始め、対策に乗り出す。授業時間が増えるのは20年度から正式な教科になる英語。いまは年間35時間の「外国語活動」だが、教科化で2倍の70時間になる。週1コマから2コマに増える計算。

沖縄 最下位 公立高校生の英語力調査

──高校生英語力調査 英検準2級取得は多く 教員の主観影響も

文部科学省が4月、都道府県別の成績を初公表した公立高校生の英語力調査で、沖縄県が最下位になった。同調査は普通科の3年生を対象に、準2級以上を取得した生徒(取得者)と、教員が準2級程度以上の力があると認めた生徒(未取得者)の合計割合で順位を出した。英検を受けにくい地域の高校などへの配慮だ。沖縄は取得者が1498人、未取得者が1383人。分母となる生徒数が同規模の岐阜は取得者こそ1200人だったが未取得者が4148人で順位は17位。後者の数が結果を左右した。

調査手法や県別順位の公表には専門家などからも疑問視する声が上がる。しかし、同省は効果が期待できるとして来年度以降も公表を続ける考えだ。

金融庁 銀行、営業時間自由に

金融庁は近く銀行法などの施行規則を改正する。銀行(ゆうちょ銀行含む)のほか、信用金庫、信用組合などを対象に8月中にも実施する。金融庁は「午前9時から午後3時まで」としている銀行店舗の営業時間を実質自由化する。現在は原則、最低6時間は店舗を開けるよう求めている規制を緩和。地域の実情や顧客のニーズに合わせて柔軟に設定できるようにする。銀行の店舗規制を見直すことで、地方銀行の拠点閉鎖を防ぐとともに、戦略的な店舗運営を可能にする。

自由時間「ゲームする」33% 

シチズンホールディングスが3月に全国の小学4~6年生400人を対象にインターネット上で調査を行った。1時間を自由に使えるなら何に使うかという質問に、135人(33.7%)が「ゲームをする」と回答。「友だちと遊ぶ」の92人(23%)、「読書をする」の33人(8.2%)を大きく上回った。調査では、もし時間を買えるなら1時間をいくらで買うかも聞いた。2001年の調査では平均1294円だったが、今回は409円と3分の1に。

スペースX、ロケットの2回目の陸上回収に成功

米宇宙開発ベンチャー、スペースXは7月18日、国際宇宙ステーション向け物資の打ち上げに成功し、さらに2回目となるロケットの陸上回収にも成功した。衛星の打ち上げ自体の成功は8回連続で、成功率は約93%となった。現行ロケット「ファルコン9」の打ち上げは27回目。前回は打ち上げに成功したが、ロケットの海上回収には失敗していた。

ソフトバンク、英社を3.3兆円で買収へ IoTで勝負

ソフトバンクグループは7月18日、英国の世界的な半導体設計会社アーム・ホールディングスを買収することでアームの経営陣と合意した、と発表した。買収額は約240億ポンド(3兆3千億円)。ソフトバンクにとって、米通信会社スプリントの216億ドル(為替予約を考慮した支払い分で約1兆8千億円)を超えて最大の買収となる。

日本は金3銀1銅1、国際物理五輪

文部科学省は7月17日、スイスとリヒテンシュタインで開かれた「国際物理オリンピック」で、日本代表の高校生5人が金メダル3個と銀メダル1個、銅メダル1個を獲得したと発表した。金メダルは筑波大付属駒場高(東京都)3年の福沢昂汰さん(17)、大阪星光学院高(大阪府)3年の吉田智治さん(17)、東大寺学園高(奈良県)2年の渡辺明大さん(17)。銀メダルは、灘高(兵庫県)1年の吉見光祐さん(16)。銅メダルは洛星高(京都府)3年の高羽悠樹さん(17)。

医療スラング、辞典を出版

島根大と県立大の名誉教授、山田政美さん(79)と県立大教授の田中芳文さん(55)が共著「医療現場の英語辞典」(三省堂)を5月に出版した。「knife―happy(ナイフ・ハッピー)=やたらと手術をしたがる外科医、city taxi(シティー・タクシー)=救急車をしょっちゅう呼んで病院までただ乗りする人」などのスラング(俗語)や業界用語約3千項目を収録。英語学が専門の山田さんはスラングを長年研究しており、田中さんは島根大での教え子。5冊目の共著となる。四六判480ページ、税別2300円。主な書店で売っている。

都知事選、当選ラインは200万票か

舛添要一前知事の辞職に伴う東京都知事選(31日投開票)は、21人が立候補し論戦を繰り広げている。都内の有権者数は約1130万人で、投票率が前回2014年(46.14%)を上回り、当選ラインは200万票前後になると予想する。選挙戦には、野党4党の統一候補となった鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=、自民、公明、日本のこころ推薦を受ける増田寛也氏(64)、元防衛相の小池百合子氏(64)らが立候補。小池氏は自民党都連との対決姿勢を打ち出しており、自民系の「分裂選挙」となっている。