Archive for: 4月 2017

スマイルラボ、ハビタスケア、東京大学、筑波大学が科学的なエビデンスに基づく「ヘルスケア機能」の共同開発で産学連携の取り組みを開始

スクウェア・エニックス・グループの株式会社スマイルラボ(代表取締役社長:伊藤 隆博)、株式会社ハビタスケア(代表取締役社長:德渕 慎一郎)、東京大学大学院薬学系研究科 新井 洋由教授および筑波大学医学医療系ニュートリゲノミクスリサーチグループ 矢作直也准教授は、科学的エビデンスに基づく「ヘルスケア機能」を共同開発し、データに基づくヘルスケアサービス検討を進めることに、4月をもって合意した。

 スマイルラボは、スマートフォンアプリによる健康増進や疾病予防などの新しいマーケットに対して、これまでの機能的なヘルスケアアプリを超えた「楽しく遊びながら健康増進するアプリ」を提供することで、健康で豊かな生活をサポートする「ライフログ×ゲーム技術」を戦略的に推進している。
産学連携によるヘルスケアサービスの知見を持つハビタスケアとの、科学的なエビデンスに基づく「ヘルスケア機能」の共同開発および提供は、その試験的なサービスと位置づけている。

 産学連携による最初の取り組みとして、スマイルラボが開発・運営する歩数計付きのねこ育成ゲーム「にゃん歩計」(スマートフォンアプリ)に導入するヘルスケア機能の共同開発を予定している。5月には「にゃん歩計」のアプリ内のイベントとして、対象期間中に8,000歩を達成した日が3日間を超えると「にゃん歩計」で使用できる限定の背景アイテムがもらえる企画を実施予定。

2017年5月の塾歴(じゅくごよみ)

5月12日(金)15:00-17:00
日本語学校進路指導研究会 主催
「私立大学の苦境と公立化ブーム」
会場:ハリウッド大学院大学
お問い合わせ:Tel.03-3556-0321(担当:渡辺・リンリン)
5月13日(土)18:00-21:00
KEC近畿グループ 主催
「第122回 あすなろexe」
会場:太閤園本館「ダイヤモンドホール」
お問い合わせ:TEL.072-841-6111(あすなろEXE事務局)
5月17日(水)~19日(金)10:00-18:00
リード エグジビジョン ジャパン株式会社 主催
「第8回 教育ITソリューションEXPO」
会場:東京ビッグサイト
お問い合わせ:Tel.03-6702-0108(アクセス方法)
       Tel.03-5259-9056(セミナー関連)
5月21日(日)10:00-16:00
東京私立中学高等学校協会 主催
「Discover 私立一貫教育東京私立中学 合同相談会」
会場:東京国際フォーラム
お問い合わせ:Tel.03-3263-0543
5月28日(日)10:00-16:00
東京私立中高協会 第4支部加盟校 主催
「文京区私立中学高等学校 連合進学相談会」
会場:秋葉原UDX南ウィング4F
お問い合わせ:TEL.03-3828-4366(駒込学園企画広報室)
5月28日(日)10:30-17:00
開倫研究所 主催
「第11回全国模擬授業大会」
会場:白鷗大学足利高等学校 本校舎
お問い合わせ:Tel.0284-72-5945(担当:高尾)
5月28日(日)10:00-16:00
東京私立中学高等学校協会 第11支部 主催
「東京私立中高第11支部 合同相談会」
会場:京王プラザホテル八王子 5階
お問い合わせ:Tel.042-391-4133(桜華女学院中学校・日体桜華女高等学校)
5月28日(日)15:00-19:30
公益社団法人 全国学習塾協会 九州・沖縄支部 主催
「2017年 研修会・懇親会」
会場:八仙閣本店(福岡市博多区)
お問い合わせ:TEL.092-718-0080(支部長 中垣)
5月28日(日) 10:00-16:00
株式会社ベネッセコーポレーション 主催
「私立中高一貫校 合同説明会&講演会」
会場:東京国際フォーラム 地下2階ホールE
URL www.benesse.co.jp/fair/
6月6日(火)10:00-14:30
私立女子中学に触れる会 主催
「私立女子中学に触れる会 ~shishokukai~」
会場:そごう横浜店9F 新都市ホール
お問い合わせ:TEL.045-641-3284(横浜女学院:平間・佐々木)
       TEL.044-856-2777(洗足学園:玉木)
6月17日(土)10:00-18:00
新しい教育を担う私学の会 主催
「2017 私立中学・高校 進学相談会」
会場:松坂屋上野店 本館6F
お問い合わせ:TEL.03-3828-4366(駒込学園企画広報室)
6月11日(日)10:00-14:40
JEES 主催
「第5回 JEES教育シンポジウム」
まもなく学習指導要領が改正に!これからを担う若い先生に知っておいてほしいこと
会場:ホテル椿山荘東京 プラザ5F オリオン2
お問い合わせ:TEL.03-3791-9185
6月12日(月)
全国私塾情報センター(株式会社私塾界)主催
「私塾界リーダーズフォーラム2017」
会場:御茶ノ水ソラシティーカンファレンス
お問い合わせ:TEL.03-3987-0838(山田)

月刊私塾界2017年5月号(通巻433号)

巻頭言

合格の知らせに歓喜し、周到に準備された新年度生募集に成功した春だったと拝察する。そんな満足感に浸り、少し静かな日常を、来る夏期行事に向け英気を養っている諸兄の姿が目に浮かぶ。学習塾にとり、数少ない落ち着いた日々だ。
 そんなとき、教育や経営以外の分野に目を向けてはどうだろうか。
小説、それも海外の作家が書いたもの。異なる文化や価値観に触れ、何かに気付かされる。
 美術館や博物館へ足を運ぶのも一興だ。本誌「芸術見聞録」を参考にしてもいい。或は普段行くことが叶わない、遠く離れた土地にあるそれらを訪ねるも良し。外国まで足を延ばすことができれば、尚良しである。
 更にお勧めは、日本の古典芸能を鑑賞することだ。能、狂言、歌舞伎、浄瑠璃は如何であろうか。殆ど触れたことがないと推察する。特に男性読者は。歌舞伎座の客席を眺めれば、九割以上は女性だ。能や狂言は中学高校時代に、課外活動の一環として、居眠りしながら観ただけではないだろうか。
 日本人ビジネスパーソンは教養が低いと揶揄される由縁である。欧米のエリートと話すと痛感する。仕事以外何もできないし、知らない、と女性に蔑まれる理由だ。
 リラックスし、気分転換することは大切だ。視野を広げること、刺激を受けることで、新たな気付き、新たな自分を発見するであろう。人生の醍醐味でもある。
 仕事も人生も、最後は教養がものをいう。人格の陶冶。ましてや教育者なのだから。

(如己 一)

目次

  • 6 CatchUp01 アプス/武田塾 水戸校日本の学力底上げに貢献したい
  • 8 シリーズ 格差社会と向き合う④
  •   東京大学大学院 松井彰彦教授、お茶の水女子大学 耳塚寛明教授、
      NPO法人 キッズドア、共笑基金の取り組みを追う

  • 16 挑む私学 滝川中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 45 【特集】広がる、幼児教育と保育サービス
  • 56 HOT TOPICS 1 情報について考える 求められるセキュリティ対策
  • 58 HOT TOPICS 2 IBへの転換を果たした アオバジャパン・インターナショナルスクール
  • 60 HOT TOPICS 3 学力向上を図る独自のアクティブ・ラーニングを実践
  • 62 TOP LEADER Company株式会社城南進学研究社
  •    総合教育ソリューション企業として、多様化するニーズに応える。

  • 72 少し先の日本の教育の未来を考える
  •    見えない未来を生きる子供たちのためにピグマリオン学育(後編)

  • 76 Special Report 探究学習を〝探究〟する教育サミットが開催
  • 80 教育サービス業界 企業研究(55) 合同会社こども未来探究社
  • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(280)
  • 84 疾風の如く(94)大島栄伸塾(東京都) 塾長 飯塚 章さん
  • 86 好機到来(25)Dreamkidzまなび舎 代表 中尾篤朋さん
  • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(49)
  • 90 白書界隈徘徊話(26) 西村克之
  • 92 自ら動き出すチームにする方法(32) 中谷彰宏
  • 94 陥穽葉書(2)
  • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(46)
  • 97 芸術見聞録(46)
  • 98 高校生からの子育てハイウェイ(25)
  • 99 クロスワードパズル「塾長の机」
  • 100 為田裕行の「教育ICT行」(26)
  • 102 新・授業改革を目指して(96) 石川幸夫
  • 104 林明夫の「歩きながら考える」(141)
  • 106 塾悟性論(2)
  • 108 咲かせよ桜(29) 小林哲夫
  • 112 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(49)
  • 114 論点2017(5) 知られていない、教育振興基本計画
  • 118 編集後記
  • 120 Book Review
  • 122 塾長のためのガジェット講座
  • 金融学習協会、T-KIDSシェアスクールにて『ハピプロスクール』初開催

    ファイナンシャルアカデミーグループ(東京都新宿区、泉正人代表)の一員である金融学習協会は、4月22日に 『T-KIDS シェアスクール 柏の葉』にて、未来につながるお金との付き合い方を学ぶ「ハピプロスクール」を初開催した。

    当日参加したこどもたちは、「これください」「ありがとう!」と元気にコミュニケーションをとりながら、ゲームを進めていた。時には保護者と相談して物を売ったり、自分で計画を立てて買い物したりするなど、ゲームを通じてお金のやりとりを疑似体験した。

    ゲーム会の後は、ゲームの内容を振り返りながら日常生活で「どうお金と上手に付き合うか」を講師がレクチャー。こどもも保護者の方も当日配付された専用のノートに書き込みながら、しっかりと学びを深めていた。

    未来につながるお金との付き合い方を学ぶ『ハピプロスクール」』は、今後もT-KIDSシェアスクールで定期開催予定だ。

    私大間の連携促す 文科省会議が提言案

    私立大学の振興について議論する文部科学省の有識者検討会議は4月25日、施設の共同利用や授業の共同実施といった私大同士の連携を促すことなどを柱としたまとめ案を示し、大筋で了承された。5月中にも正式に提言する。少子化によって経営環境が厳しくなる中、連携を通じて大学ごとの特色や強みを生かす施策に経営資源を集中させる。

    ベネッセホールディングス 高校生向け動画を刷新

    ベネッセホールディングスはソフトバンクと組み、提供している高校生向けの動画配信サービスを刷新した。生徒が視聴できる講座の動画数を2.5倍に増やしたほか、視聴履歴やベネッセが実施する試験の成績をもとに生徒が次に視聴したほうがよい動画を提案する機能を導入した。生徒がより効率的に自ら学べるようにして導入学校数を増やす。

    エデュケーショナルネットワーク、関西圏の2017年度 中学入試情報セミナーを開催

    株式会社エデュケーショナルネットワークは、私立中の入試広報担当者や塾などを対象に、同社が集積した直近の関西圏中学入試データから市場傾向を総括する「2017年度 中学入試情報セミナー』を4月20日に開催。このセミナーには、学校関係者(78校、140人)と民間教育事業者(33社、65人)ら、200人以上が参加し、これまでに開催した同様のセミナーに比べても特に多く、教育関係者の注目の高さが伺われた。

    株式会社エデュケーショナルネットワーク 藤川享氏

    関西圏の中学受験に詳しい同社の藤川享氏が、各校から集めたデータを元に、傾向を分析した。それによると、受験者が集中する中学入試初日の午前の受験率の経年推移を見ていくと、14年度は8・7%を底に、15年度は9・0%、16年度は9・2%、17年度は9・3%と上昇傾向にあるという。一方で、17年度入試における小6の児童数などから推計した受験者数は減少傾向にあるといい、この数値を改善しなければ関西の中学受験市場が活性化したとは言えないとも説く。

    そして、17年度の中学入試の傾向としては、入試日程の変更にはじまり、共学化、新設コースやコース改編、英語入試や自己推薦などの選抜方法の多様化などの影響で受験者数を増やした学校もあれば、さほど影響が出なかった学校もあり、長い目で見ていく必要があるようだ。

    また、「合格実績などにこだわった進学校や、有名大学の附属校など、明確な進路保証をして生徒募集をする従来型の募集方法はもちろん、『英語教育』、『21世紀型教育』などに代表される『特色教育期待グループ』に属する私学も増えている。中学入試を支える学習塾についても、中学受験対策だけではなく、英会話、スポーツクラブ、プログラミングなどのコンテンツをどう中学受験に結びつけるかが重要」(藤川氏)と言う。

    いずれにせよ、次代のニーズと学校の個性や理念をうまく共存させ、学校改革をいかに進めていく必要性が、今後は増していくだろう。次回、18年度の入試要項を総覧する関西圏・中学入試情報セミナーは9月21日に開催予定だ。

     

    先進的で刺激的な人工知能によるアダプティブラーニングを紹介

    デジタルハリウッド佐藤昌宏氏

    ニュートンジャパン株式会社が主催する「教育分野での人工知能・AI活用! 注目のテクノロジーアダプティブ・ラーニング」が3月29日、都内で開催された。基調講演を行なったデジタルハリウッド大学大学院教授の佐藤昌宏氏は、「テクノロジーは、制度や仕組みを形骸化する側面がある」と語る。教育においては、ラーナーセントリック(学習者中心の学習モデル)の加速により、個人、学習者が先行しているとも。その上で、異業種の取り組みを紹介。その一つに『habit(ハビット)』のサービスを挙げる。

    Classi株式会社の加藤理啓副社長

    このサービスは、遺伝子解析のキットを用いて、個人の遺伝子情報に基づいた食事が届けられるアダプティブなサービス。その食事は、無機質なサプリメントではなく、エンターテイメント性に富んだ食事であることに注目し、教育とテクノロジーを結びつけていくヒントになるのではないかと述べた。

    Knewton(ニュートン)のプロダクトを採用した日本の先進事例も紹介された。Classi株式会社の加藤理啓副社長は、「学習支援プラットフォームClassi」によるアダプティブラーニングの実践事例を紹介し、アダプティブラーニングによって学校での学習の質の変化が語られた。

    学研塾ホールディングス木本充氏

    株式会社学研塾ホールディングス・経営企画本部の木本充シニアディレクターは、「自立型個別学習G-PAPILS」を紹介。ニュートンの技術を使った学習アナリティックス・教材レコメンデーション機能に加えて、感情面のサポートをする「メンター」を配置したことを特長として挙げた。目標や学力レベルが異なる受講者に人に、最適な助言や励ましを行うことで、学習の継続に必要なモチベーションの維持を担う。首都大学東京と共同開発したメンタリングメソッドのデータに基づいたサポートのため、メンターの質も高い水準を維持し、〝自立型個別学習〟を推進する。

    株式会社Z会の草郷雅幸氏

    株式会社Z会・ICT事業部の草郷雅幸部長は、「英語4技能講座」、「代数(数や式)」、「幾何(図形)」、「解析(関数や微積分)」、「統計」の4領域から学ぶ「数学新系統講座」など先進的なアダプティブラーニングを提供する、「21世紀型Online Academy Z会 Asteria」を紹介。無学年制(中学生〜社会人を推奨)で、学習指導要領にとらわれない新たな学習サービスだ。

    パネルディスカッションの様子

    当日は、佐藤氏のモデレートのもと、Knewton Inc.のライアン・プリチャードCEOは、「我々のデータドリブン(収集したデータを元に次のアクションを起こす型)型のプラットフォームを利用することで、コンテンツプロバイダーはコンテンツの制作に集中できる」と語り、Knewtonのサービス、機能を語った。その上で、「どういう生徒に使われたかをプロバイダーと共有して良いものができる」と続け、「学校・塾現場でのアダプティブラーニングの現状と展望」についてパネルディスカッションが行われた。

    佐藤氏とライアン氏の対談の様子

     

    MCS生涯学習センター 盛岡でタニタ食堂をオープン

    岩手県内で学習塾M進を展開する株式会社MCS生涯学習センター(岩手県盛岡市、龍澤正美代表)は、健康計測機器メーカーの株式会社タニタ(東京都板橋区、谷田千里社長)と提携し、「もりおかタニタ食堂」を4月7日、盛岡市内にオープンした。タニタ食堂は全国9店舗目、東北では秋田に次いで2店舗目となる。

    もりおかタニタ食堂でテープカットを行う様子

    もりおかタニタ食堂では、タニタが運営している社員食堂のコンセプトを忠実に再現し、1食500kcal前後、塩分3g以下のヘルシーな日替わり定食などを提供する。店内には筋肉量などを測るタニタの体組成計を設置しているほか、常駐する栄養士に無料で健康相談をすることも可能だ。

    もりおかタニタ食堂が入るクロステラス盛岡

    今回の出店について、同学習センターの鎌田康誠取締役は「学習にも食事が大切だと思い、2011年から食育講座をおこなってきた。また、夜遅くなりがちな社員は栄養も偏りがちなため、社員食堂としても使えるような食堂を運営したいと数年前から思っていたところ、タニタ食堂の活躍を知り、約1年半を経て今回の出店に至った。今後も一般的な飲食事業をするつもりはなく、この食堂はあくまでも教育事業の一環」と話す。さらに、食堂を通して脳卒中ワースト1位の岩手県で、健康寿命の延伸に貢献したいとしているほか、8月を目処に仕出しもはじめるという。

    タニタの谷田千里社長

    オープン当日は、店舗前で華々しくテープカットがおこなわれたあと、同市内のホテルでタニタの谷田千里社長による講演がおこなわれ、タニタ食堂を立ち上げることになった経緯や、今後の目標についてデータや資料に基づいてわかりやすく説明した。「当社の社員食堂がテレビ放映されたのをきっかけに、レシピ本制作の話を持ちかけられ出版したところ、累計542万部のベストセラーになった。すると『タニタの社員食堂で食べたい』という電話が鳴り止まなくなったため、1つでもあれば納得してもらえると思い、東京・丸の内に1号店を出店。それと同時に、創業者である父がしてこなかった事業で、どれだけ利益が出るか試したいという気持ちもあった。

    塩分3g以下のヘルシーな日替わり定食

    今後はタニタ食堂を、食事を提供するだけの場所ではなく、地域の健康の拠点にしていきたい。そして日本を健康にしたあとは世界中の人々を健康にするコンテンツを作りたい」と話した。

    谷田氏は、「岩手は塩分摂取量が日本一で、濃い味に慣れているが?」との会場からの質問に対して、「塩分が少なくても満足いただけるよう、出汁やスパイスを豊富に使っている。1食食べただけでは健康効果は望めないので、1ヶ月継続して食べてもらい、味にも慣れてもらいたい」と説明した。

    英語4技能への対応が過熱 スピーキングトレーニング「MyET」の利用者が5万3000人超える、昨年同月比の約3倍に

    株式会社エドベック(神奈川県横浜市、バジル・トンクス代表取締役社長)が学習塾や予備校に提供しているスピーキングトレーニングシステム「MyET(マイイーティー)」のアクティブユーザー数が、昨年に比べ約3倍の5万3000人を超えたことを明らかにした。

    MyETは英語のスピーキングトレーニングを行うソフトウェア・アプリで、発話した音声を「発音」「ピッチ」「リズム」「強勢(ストレス)」の指標で分析・判定し、得点を表示するだけでなく、上達のためのアドバイスをフィードバックする。こうした機能により、学習者個々のレベルやペースに合わせた英語を話すトレーニングを行うことができ、ネイティブ講師との会話をはじめとした対面コミュニケーションへの円滑な橋渡しができる。

    同社は今後、教育機関のみならず、訪日インバウンドビジネスを手掛ける企業への語学研修ツールとして、各種コンテンツの提供を開始していく予定だ。

    文部科学省が掲げる英語教育改革が、公・民を問わず全国の教育現場で進められている。その中でも4技能指導、とりわけスピーキング指導に大きな課題を感じる教育機関の指導者が多いこともあることから、同社は今回のユーザー数の急増に繋がったとみている。

    MyETをタブレットで利用しているイメージ