Archive for: 6月 2017

10代の活躍 才能伸ばし 日本の元気に

産経新聞は6月9日、<主張>で「10代の活躍 才能伸ばし日本の元気に」と題したコラムを掲載した。将棋の藤井聡太四段、卓球の張本智和・平野美宇、サッカーの久保建英らの活躍を、「若者が躍動する姿はすがすがしく、社会全体が明るくなる。若い才能の開花が日本の元気につながることを改めて認識させられる」
とする。同感である。壺も心得ている。卓球の躍進は育成システムに有りと見抜く。といっても、全て飛び級が許されるかといえばそうもいくまい。才能を見つけ出しうまく磨きあげることが大人の役目なのでは。

ヒューマン ゲーム業界を代表するクリエーターを迎えたトークイベント「Gm4u」開催

ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、教育事業を運営するヒューマンアカデミー株式会社(新井 孝高:代表取締役)の全日制専門校「総合学園ヒューマンアカデミー」は、ゲーム業界を代表するクリエーターを迎えたトークイベント「Gm4u」を全国にて開催することを発表した。

「Gm4u」とはゲームフォーユーの略で、「ゲーム業界は面白い!」という感覚を、これからのゲーム業界を担う人たちへ向けたトークイベント。株式会社コンフィデンス・ゲームプロデューサー波多紘幸氏と総合学園ヒューマンアカデミーのスタッフがパーソナリティーとなり著名なゲームクリエーターの方々をゲストに迎えて「人生の中でゲームが占める割合」や「何にこだわってゲームを作るのか?」など、ゲームについて熱く語り合いを進めるトークイベント。イベントの様子は、全国の総合学園ヒューマンアカデミーをネットワークで接続し、ライブ映像を全国各地の校舎に配信する。開催は月に1回/の開催で全10回を予定している。

第1回のゲストには、「モンスターストライク」や「ストリートファイターII」シリーズをはじめ数々の大ヒット作を手掛けた株式会社オカキチ代表取締役 兼 ゲームプロデューサーの岡本吉起氏となる。

■イベント概要
日  時:2017年6月16日(金) 18:30~21:30 (受付開始時間 18:00)
会  場:全国の総合学園ヒューマンアカデミーにてLIVE中継
イベント会場一覧:札幌・仙台・大宮・秋葉原・横浜・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・広島・福岡・那覇
主  催:総合学園ヒューマンアカデミー
協力企業:株式会社コンフィデンス
参加申込方法:下記URLより
http://ha.athuman.com/event/gm4u/

凸版印刷とシーエーシー、感情AIをイベントで初活用

凸版印刷株式会社(金子眞吾:代表取締役社長)と、株式会社シーエーシー(酒匂明彦:代表取締役社長)は、Affectiva, Inc.が提供する感情AI(Emotion Artificial Intelligence)を活用したコンテンツを、東京都議会議員選挙PRイベントで公開する。
凸版印刷は、平成29年東京都議会議員選挙(2017年6月23日告示、7月2日選挙)の広報業務を受託している。「笑顔でつくる東京」をコンセプトにしたPRイベントに向け、凸版印刷とCACは、感情AIが参加者の表情を検知した結果を活用する「笑顔投票所」と、表情の瞬間をとらえてカメラが撮影する「ミニポスタースタジオ」の2つのAI体験コンテンツを開発した。イベント参加者に投票を身近に感じてもらうために開発したもので、一般向けイベントとしては感情AIの初の活用となる。

東京都議会議員選挙PRイベントは、6月10日(土)-11日(日) 会場:渋谷モディ(渋谷区神南1-21-3)、および6月24日(土)-25日(日) 会場:新宿サナギ(新宿区新宿3-35-6)にて開催され、「笑顔投票所」と「ミニポスタースタジオ」の2つの感情AI体験コンテンツが一般公開される。

宮城県仙台市にIT・ものづくり学習の「コンパス・プログラミングスクール」開校

宮城県仙台市内の情報サービス・ICT教育・建設業の起業家たちで構成される一般社団法人マジカルコンパス(宮城県仙台市:高野裕之代表 )を2017年4月設立した。マジカルコンパスはプログラミング教育の指導者育成事業と、子ども向けプログラミング言語&プロダクトを教材にしたSTEM/STEAM教育事業を実施する。宮城県仙台市太白区長町に「ComPath Programming School」を2017年8月に開校する。

マジカルコンパスの事業は
・プログラミング教育の指導者育成事業
2020年小学校のプログラミング教育必修化に向け課題となっているプログラミング教育に関わる指導者の人材育成を実施。
また、行政・教育機関へのプログラミング教育コンサルティングも実施する。

・STEM教育 / STEAM教育事業
コンパス・プログラミングスクールでは子ども・小中学生向けのIT・ものづくり学習を実施する。
以下にご紹介するプログラミング言語やプロダクトを教材にし、STEM教育 / STEAM教育を体験するレギュラーのスクールとワークショップを開催していきます。
STEM教育 / STEAM教育はScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)に力を入れる教育のこと

1>タミヤロボットスクール:
株式会社ナチュラルスタイルが株式会社タミヤと共同で開発したスクールカリキュラムを、プログラミングコースとメカニックコースの特色ある2つのコースで運営。
「タミヤロボットスクール」は2018年4月開講を予定、「テスト体験会」を2018年6月から随時開催予定。

2>Scratch(スクラッチ):
Scratchは、MITメディアラボが開発した初心者が最初に正しい構文の書き方を覚えること無く結果を得られるプログラミング言語。

3>littleBits(リトルビッツ):
磁石で電子回路をつないで電子工作を行うことを通して、電子回路を楽しく学べるキット。

4>IchigoJam(イチゴジャム):
すべてのこどもにプログラミングのきっかけを提供する1500円から買えるこどもパソコン。

5>Strawbees(ストロービーズ):
他にも様々な工作キットやドローンなども提供予定。

四国から関東、広範囲で梅雨入り

気象庁は6月7日午前、四国、中国(山口県を除く)、近畿、東海、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表した。四国は平年より2日遅く、東海と関東甲信は1日早かった。中国と近畿は平年並みだった。

 気象庁によると、梅雨前線の北上や低気圧の影響で、首都圏では7日深夜から雨が降る見通し。

 関東甲信の梅雨明けは平年で7月21日ごろ。

学研調査 母親が子供に就いてほしい仕事とは

株式会社 学研ホールディングスのグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川:碇 秀行代表)が運営する小・中学生向けプログラミングスクール「Gakken Tech Program(http://gakken-tech.jp/)」は、子どもを持つ30代~40代の女性に「子どもに就いてほしい仕事」に関するアンケートを実施した。

国が「一億総活躍社会の実現」や「ワークライフバランスの推進」を掲げるなど、仕事や働き方について考える機会が増えている昨今、ママは子どもに、将来どんな仕事に就いてほしいと考えているのか?アンケートからママたちの「仕事観」が見えてきた。

★4割以上のママが、子どもには「高い技術を持った専門職についてほしい」と思っている
★子どもと仕事について話し合っている家庭は5割以上
★「ITやプログラミングに関する知識が必要」と考えるママは約8割も
とまとめた。
※全国の子どもを持つ30代~40代の女性211人を対象にインターネット調査/ファストアスク調べ/2017年5月24日実施

「高等学校基礎学力テスト(仮称)」から「高校生のための学びの基礎診断(仮称)」へ 高大接続改革の新たな方向性は見えたか?

文部科学省が「『高校生のための学びの基礎診断(仮称)』に係る民間事業者等説明会」を5月30日、東京都内で開催した。これまで、高大接続改革上で「高等学校基礎学力テスト(仮称)」の設置が議論されていたが、この名称が5月16日に高大接続改革の進捗状況のなかで「高校生のための学びの基礎診断(仮称)」に変わったことが公表された。これは、高等学校基礎学力テスト(仮称)検討・準備グループで挙がった「順位づけのためのものではないという性質上から『テスト』ではなく『診断』に」という意見に沿ったものだ。

高大接続システム改革の検討・準備グループは、2016年3月31日に公表された「高大接続システム会議」の最終報告を踏まえて、同年5月から17年3月までに計8回検討会を開催。今年1月から3月には、試行調査も行われ、3月末に論点整理が公表された。

論点整理では、具体的な実施体制として、大学入試センターの直接実施『a案』と民間事業者等が問題を作成・実施する『b案』が示された。今回の説明会では、特に『b案』についての言及が多くされた。この「高校生のための学びの基礎診断(仮称)」が整備されることは、高等学校における基礎学力定着のためのPDCAサイクルの確立(注1)のためにあると、文部科学省は強調する。

その上で、「学びの基礎診断」は学力の“測定ツール”として位置づける。各学校の“多様な実態”に応じて選択できる形、つまり複数の事業者の申請を受けつけ、それらを審査・認定し、各学校が適当なものを選択して利用できる形に舵を切りはじめた。

説明会では、「この測定ツールを学校側は必ずしも使わなければいけないのか?」という質問が挙がった。文科省の担当者は、「今の段階で、必ずしも使わなければいけないわけではない」と回答。それを踏まえ、「大学進学をターゲットにしている学校では、すでに導入している模試の存在、運用コストを考えると、大学受験に直結しないのであれば、この新たな測定ツールを導入する学校は少ないのではないか」という率直な意見が挙がった。

学校の定期テストや模試もひとつの「学びの基礎診断」になり得る。それと検討を重ねている「高校生のための学びの基礎診断(仮称)」との違いは何か? テストから診断へと名称が変わり、方向性は見えはじめたが、まだまだ道半ばの様相は否めない。

今後は、実施方針を発表(17年6月末目処)、基準原案等の提示(17年内目処)、基準・審査要項の策定(17年度内目処)がされる予定。“測定ツール”の申請は、18年度から受付を開始することをを目標にしている。

 

注1:Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の4段階を繰り返すことによって、継続的に学習を改善・実行する

多くの教育事業者が集った

「ひとり親世帯の中3に塾支援 共笑基金の安念さん」  朝日新聞6月2日富山版に掲載

朝日新聞は6月2日、富山版に「ひとり親世帯の中3に塾支援 共笑基金の安念さん」のタイトルで「共笑(ともえ)基金」についての記事を掲載した。この基金の設立者安念正義さんについては「私塾界」5月号で「塾に通えない子供を支援する『共笑基金』」の見出しで紹介済みであり、記憶に残っている読者も多いことと思う。

 「みんなが笑顔で生活できる社会になってほしい」の意味を込めて安念死が名付けた「共笑基金」については「私塾界」なり朝日新聞の記事を読んでいただくとして、安念氏の経歴について追記する。安念正義氏(76)「神戸大卒、神戸新聞社勤務、ワシントン大学卒、奥さんの故郷、砺波で塾を開業する」。いまは支援活動の現在進行形だそうである。

「安心塾バイト認証制度」開始から2ヶ月、個別指導学院フリーステップの在籍講師数が過去最高に

公益社団法人全国学習塾協会がはじめた「安心塾バイト認証基準」に適合するマネジメントシステムが構築されている学習塾事業者として、今年3月13日に認証を受けた株式会社成学社は、同社が運営する個別指導学院フリーステップのアルバイト講師の4月と5月の応募数に変化があったことを明らかにした。

厚生労働省が発表する求人倍率は1.75倍(2017年3月分の有効求人倍率)と採用環境が厳しい中、株式会社 成学社が運営する個別指導学院フリーステップの、非常勤講師募集は好調。在籍講師数も5月17日時点で、昨年比、118.3%となり、同時期過去最高を記録した。その背景には「『安心塾バイト』認証があるのでは?」と同社の人事担当者は予測する。

第三者機関からの認定を取得することで、従業者、求職者のみならず、学習塾を利用する生徒とその保護者が安心できる事も評価に繋がる。

 

【安心塾バイト認証制度とは】
2015年12月25日、厚生労働省が文部科学省と連携して学生アルバイトの多い業界団体に向けて労働基準関係法令の遵守のほか、シフト設定などの課題解決に向けた自主的な点検の実施を要請。公益社団法人全国学習塾協会は、厚生労働省が定める『学生アルバイトの労働条件に関する自主点検表』に沿って、「安心塾バイト認証基準」を策定。これに適合する、マネジメントシステムのPDCAサイクルが構築されているかを同協会判定委員会が認否。審査に合格した事業者を『安心塾バイト認証事業者』とする認証制度のこと。

 

安心塾バイト認証、運営はじまる 全国学習塾協会が認証基準を公表

>>「安心塾バイト認証制度」に関する詳細記事へ

2020年大学入試改革、英語4技能に対応 人工知能による英語ライティング自動採点機能を搭載 先生1人で200名の生徒のライティング指導が可能に

Institution for a Global Society株式会社(東京都渋谷区、福原正大代表)は、現在スーパーグローバルハイスクール(SGH)や国際バカロレア認定校を中心に、13校で導入されている英語4技能の成長を支援する英語4技能 eLearning システム「e-Spire(イースパイア)」を、2020年大学入試改革への対応を強化するため、人工知能による英語エッセイの自動採点機能を搭載し、全面リニューアルする事を発表した。

これまで、教員が一週間あたりに要していたエッセイの採点作業400分が、e-Spire自動採点により100分ほどに削減できるため、1クラス(50名想定)の添削作業に要していた時間で、200名の指導が可能になるという。

e-Spireは、中高生・大学生の英語ライティング力を飛躍的に向上させるというビジョンを掲げ、2018年度末までに、中高・大学で50校の導入を目指すほか、学習塾や予備校への提供も順次開始する予定だ。

 

■ライティング自動採点機能の利用方法

生徒側
①生徒が英語のエッセイを入力後、「回答する」ボタンをクリックすると、文法・スペルミスが黄色く
ハイライトされ、それぞれの修正ポイントを人工知能が提案をする。

②修正の方向性が明確になるように、語数が足りているか、単語レベルが十分か、テーマと沿った単語が使用されているか、といった点のフィードバックを表示。

③総合評価でAにならないと先生にエッセイを提出することができない仕組みになっている。自分自身で考えながらクオリティを高めていく習慣が身につく。

教員側
④総合評価がAに達したエッセイだけを採点するため、採点時間の短縮につながる。

⑤クラウド上でフィードバック&振り返りができるので、きめ細やかな指導が可能になる。

■総合評価A 判定のみが表示