2020年大学入試改革、英語4技能に対応 人工知能による英語ライティング自動採点機能を搭載 先生1人で200名の生徒のライティング指導が可能に

Institution for a Global Society株式会社(東京都渋谷区、福原正大代表)は、現在スーパーグローバルハイスクール(SGH)や国際バカロレア認定校を中心に、13校で導入されている英語4技能の成長を支援する英語4技能 eLearning システム「e-Spire(イースパイア)」を、2020年大学入試改革への対応を強化するため、人工知能による英語エッセイの自動採点機能を搭載し、全面リニューアルする事を発表した。

これまで、教員が一週間あたりに要していたエッセイの採点作業400分が、e-Spire自動採点により100分ほどに削減できるため、1クラス(50名想定)の添削作業に要していた時間で、200名の指導が可能になるという。

e-Spireは、中高生・大学生の英語ライティング力を飛躍的に向上させるというビジョンを掲げ、2018年度末までに、中高・大学で50校の導入を目指すほか、学習塾や予備校への提供も順次開始する予定だ。

 

■ライティング自動採点機能の利用方法

生徒側
①生徒が英語のエッセイを入力後、「回答する」ボタンをクリックすると、文法・スペルミスが黄色く
ハイライトされ、それぞれの修正ポイントを人工知能が提案をする。

②修正の方向性が明確になるように、語数が足りているか、単語レベルが十分か、テーマと沿った単語が使用されているか、といった点のフィードバックを表示。

③総合評価でAにならないと先生にエッセイを提出することができない仕組みになっている。自分自身で考えながらクオリティを高めていく習慣が身につく。

教員側
④総合評価がAに達したエッセイだけを採点するため、採点時間の短縮につながる。

⑤クラウド上でフィードバック&振り返りができるので、きめ細やかな指導が可能になる。

■総合評価A 判定のみが表示

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