Archive for: 8月 2017

地学五輪で金2銀2 日本代表全員がメダル

文部科学省は8月30日、フランスで開かれた「国際地学オリンピック」で、日本代表の高校生4人は金メダル2人、銀メダル2人だったと発表した。金は東京都立小石川中等教育学校6年の押見祥太さん(18)、聖光学院高(神奈川県)3年の土屋俊介さん(17)。銀メダルは海城高(東京都)3年の越田勇気さん(17)と、立命館慶祥高(北海道)3年の中桐悠一郎さん(17)だった。

ヒューマンアカデミー 「日本伝統文化講座」を2017年10月に新規開講

教育事業を運営するヒューマンアカデミー株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:新井 孝高)は、日本古来の伝統文化を訪日外国人や次世代に楽しく、分かりやすく伝える技能を習得する「日本伝統文化講座」を2017年10月よりヒューマンアカデミー新宿校にて新規開講する。作家村上龍氏の著書を教材に用い、体験型の課外授業プログラム組み合わせた講座が特長。

日本最大級の教育イベント 「未来の先生展2017」が初開催

日本最大級の教育イベント「未来の先生展2017」が、8月26日、27日の2日間にわたって武蔵野大学有明キャンパスで初めて開催された。同イベントでは「シュタイナー教育」「サドベリー教育」「モンテッソーリ教育」といった世界の先進的な教育や、全国でおこなわれている様々な教育について、計130プログラム以上が発表された。

アクティブラーニングフォーラムの様子

27日に約7時間にわたっておこなわれたアクティブ・ラーニングフォーラムでは、都立両国高等学校の布村奈緒子先生、『論理エンジン』開発者の出口汪氏、古河市教育委員会の森田泰司氏らが登壇。産学官それぞれの立場から、アクティブ・ラーニングについての講演やデモンストレーションがおこなわれた。

また、留学サポート専門家の山内勇樹氏は「海外『名門』大学への進学」と題し、海外大学へ進学するにあたっての具体的な方法を解説。学生を中心とした聴講者は熱心に耳を傾けていた。

若手起業家らが未来の教育のあり方について議論した

「気鋭の若手起業家が語る『新しい未来を創り出す人』とは」というタイトルのもとでは、Genkei.LLC代表の加藤大直氏、株式会社NEXT Innovation代表取締役社長の櫻井文雄氏、株式会社東進代表取締役社長の飯田裕紀氏の3名による、パネルディスカッションがおこなわれた。モデレーターは株式会社ウェイビー代表取締役社長の伊藤健太氏が務めている。注目の若手起業家らは様々なテーマを取り上げ、聴講者を交えながらインタラクティブな議論を交わした。

株式会社エナジード代表取締役の氏家光謙氏は、「AIに奪われない力」というテーマで講演。「人の根源的な力」「誇りを持つ大人」を育てるためのコンテンツ「エナジード」について詳しく説明した。

実行委員長の宮田純也氏

実行委員長の宮田純也氏はイベントの開催経緯について、「これまでいろんな角度から教育をみてきたが、多くの人が同じことを言っていた。それを集めたら面白いのではないかと思って主催した」と語る。

来年も開催を予定しており、「少人数の会場はインタラクティブで熱気があり、一体感があった。今後は双方向のプログラムを多く用意し、良縁を生み出すようなさらに密度の濃いものにしたい」と宮田氏は話す。

キャリア教育のプログラムでは立ち見が出るなど大変盛況で、イベントには2日間合わせて延べ2500人の来場があった。学校の先生からは「残念ながら行けないという声も多く寄せられた」といい、「次回はさらに多くの先生を呼んで教育を盛り上げて行きたい」と宮田氏は意気込む。

学研HD、楽天イーグルスとオフィシャルスポンサー契約を締結

株式会社学研ホールディングスは「楽天野球団」と2017・2018シーズンのオフィシャルスポンサー契約を締結した事を発表した。

Koboパーク宮城に特設ブースを設け、子供たちに向けたイベントや、小・中学生対象のデジタル学習サービス「学研ゼミ」のタブレットを用いた体験学習を開催する他、「イーグルスキッズステーション」において、通年のPR活動を行う。

学研グループは「東北楽天ゴールデンイーグルスと共に、東北の子供たちのスポーツや学習に向けての興味・関心を高め、東北をより元気にするよう努める」としている。

『神童は大人になってどうなったのか』小林哲夫 著

『月刊私塾界』に〈咲かせよ桜〉を連載執筆する小林哲夫氏が8月26日、「神童は大人になってどうなったのか」(定価:本体1500円税別)を太田出版から上梓した。

「すごい人」or「ただの人」
灘や開成、麻布、ラ・サールなど名門校で伝説的といわれた子どもたちはどうなったのか。
東大主席卒業した人は?
神童と呼ばれた人たちをできるかぎり追跡してみた。

帯に書かれたコピーである。

第1章 わたしが会った神童たち
第2章 そもそも神童って何だろう
第3章 東大首席神童たちが社会貢献したこと
第4章 神童学者たちはなぜ国に背いたか
第5章 神童一族が社会に与えたインパクト
第6章 知を継承する神童学者の家系
第7章 残念な神童たち
第8章 神童を英才教育で鍛える
第9章 愛すべき神童たち

目次である。これを見て内容を想像できる人は「神童塾人」であり、更に磨きをかけるため是非熟読をおすすめする。内容を想像できないひとは、「神童」を育てるための指南書として是非熟読をおすすめしたい。

第13回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト開催

一般社団法人 日本航空宇宙学会は、飛行ロボットの普及と、学生の設計・製作・試験技術の教育支援を目指し、大田区、JAXA、OBK(大田ビジネス創造協議会)と共催、第13回全日本学生室内飛行ロボットコンテストを、東京大田区大森スポーツセンターで9月2日(開会式・予選)、3日(決勝・表彰式)に開催する。
コンテストは学生の設計による飛行ロボットを対象に、被災地への緊急物資輸送などを想定したミッションで競い、一般部門/自動操縦部門/マルチコプター部門/ユニークデザイン部門に全国から50を超える学生チームがエントリーした。観覧は無料、申し込み不要。インターネットで中継される。

全日本学生室内飛行ロボットコンテス実行委員会
委員長 土屋武司 (東京大学教授)

HP: http://indoor-flight.com/
主催:一般社団法人 日本航空宇宙学会
共催:大田区,宇宙航空研究開発機構(JAXA),NPO法人大田ビジネス創造協議会(OBK)
日程:9月2,3日(土,日曜日)
場所:東京都大田区 大森スポーツセンター
見学:無料、申し込み不要
インターネット中継:http://blog.nvs-live.com/?eid=475
(協力:NVS ネコビジュアルソリューションズ )

スイス公文学園高等部 東京・大阪・名古屋・横浜・広島・札幌・福岡・仙台で学校説明会を開催

スイス公文学園高等部(スイス・レザン 校長:渡邉 博司)は、2018年度生の入学試験(2017年12月17日横浜・大阪で実施)に向けて全国8都市(東京・大阪・名古屋・横浜・広島・札幌・福岡・仙台)で学校説明会を開催する。
 スイス公文学園高等部(Kumon Leysin Academy of Switzerland 略称:KLAS)は「一人ひとりの能力を最大限に伸ばし、地球全体の調和と共生を目指して人材を育成することにより、地球社会に貢献すること」を教育理念とし、治安が良く安全な美しいリゾート地“スイス・レザン”に1990年、開校。文部科学省認定・男女共学・全寮制の私立在外教育施設として、日本の高校と同等の大学受験資格が付与される。

【学校説明会日程・場所】
※東京・大阪は複数回開催するが、どの日程も内容は同じ。

1. 東京
日程 :8月19日(土)・11月26日(日)
場所 :東京都中央区八重洲2-4-1 ユニゾ八重洲ビル3F フクラシア八重洲
アクセス : 東京駅八重洲地下街5番出口すぐ

2. 大阪
日程 :8月20日(日)・11月23日(木・祝)
場所 :大阪府大阪市北区梅田2-5-25 ハービスPLAZA 6F
アクセス :阪神・阪急梅田駅 / JR大阪駅・北新地駅 / 地下鉄西梅田駅・梅田駅・東梅田駅

3. 名古屋
日程 :9月3日(日)
場所 :愛知県名古屋市中村区名駅3-15-9 安保ホール 3F
アクセス :JR名古屋駅から徒歩3分

4. 横浜
日程 :9月10日(日)
場所 :神奈川県横浜市戸塚区小雀町777 公文国際学園
アクセス :JR大船駅西口交通広場から神奈川中央交通バス4番乗り場より直通「急行公文国際学園」

5. 広島
日程 :9月24日(日)
場所 :広島県広島市南区大須賀町14-9 ホテルニューヒロデン B1
アクセス :JR広島駅南口から徒歩3分

6. 札幌
日程 :10月1日(日)
場所 :北海道札幌市中央区北4条西5丁目 ACU(アキュ)12F アスティ45
アクセス :JR札幌駅から徒歩5分

7. 福岡
日程 :10月15日(日)
場所 :福岡県福岡市博多区博多駅前3-2-1 日本生命博多駅前ビル 8F
TKP博多駅前シティセンター
アクセス   :JR博多駅博多口から徒歩2分

8. 仙台
日程 :10月29日(日)
場所 :宮城県仙台市青葉区中央1-3-1 AER(アエル)30F TKPガーデンシティ仙台
アクセス :JR仙台駅西口から徒歩2分

<学校説明会についてのお問い合わせ先>
スイス公文学園高等部 日本事務局
所在地:〒244-0004 神奈川県横浜市戸塚区小雀町777
TEL :045-853-8231(月~金(祝日除)9:30-17:00)

【学園概要】
学校名 :スイス公文学園高等部(Kumon Leysin Academy of Switzerland)
所在地 :Route de Versmont 6, CH-1854 Leysin, Switzerland (Canton de Vaud)
校長 :渡邉 博司
課程等  :日本国内の高等学校と同等の教育課程(普通科)/ 全日制・全寮制・男女共学
 (学年は7月開始、翌年6月終了)

工作用の糊の下じきとして何度も使える「工作 のり板(10枚セット)」が第11回キッズデザイン賞を受賞

株式会社学研ホールディングスのグループ会社、株式会社 学研教育みらい(東京・品川 代表取締役社長:宮原 雄一)が『工作 のり板(10枚セット)』で第11回キッズデザイン賞~子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門~を受賞した。

『工作のり板』は、工作用の糊を使用する際に下に敷くシート。表面に特殊な加工をしているため、使い終わって乾いた「でんぷん糊」がシートに残ることなく綺麗に剥がれることが特徴。制作に至る背景は幼稚園・保育所等では、工作活動の際の課題として、机で工作をすると机の上が糊だらけになり、食事の際などに不衛生という問題や、新聞紙などを敷くと工作物と新聞紙等がひっついたり、大量の廃棄物が出るなどの問題があった。『工作のり板』は、工作用の糊の下じきとして何度も使え、子どもたちが快適に工作活動を行うだけでなく、廃棄物を無くし環境問題にも貢献する。

ロボ団、地元小学校にてプログラミング教育の普及推進に寄与


大阪府堺市の学童保育事業である「のびのび/放課後ルーム」。対象となっている堺市立白鷺小学校の「放課後ルーム」で、夏休み中にも関わらず、小学生たちが無我夢中になってロボット制作に取り組んでいる姿があった。夢見る株式会社(大阪府;代表取締役 重見彰則)と堺市教育委員会が協力して取り組んできたプログラミング学習モデルの構築を目的にした実証事業の一幕である。
 総務省では「2020年度プログラミング教育必修化」に向け、プログラミング教育が、子供たちの論理的思考力や課題解決力を育てるとともに、ICTに関する基礎的な知識・スキルを身につけさせるものとして極めて重要と位置づけ、プログラミング教育の低コストかつ効果的な実施手法や指導者の育成方法等を、クラウドを活用しつつ実証し、全国に普及させるべく、平成28年度より「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業に取り組んでいる。この平成28年度の当初予算にてまず11の案件が採択され、続く平成28年度第2次補正予算に伴う「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業にて19もの案件を採択。今回はこの第2次補正で採択された案件の一つ。夢見る株式会社の代表の重見氏は、総務省が提唱する普及推進事業に共鳴し、まず本社のある堺市で何かできることはないかと考え、今回の追加公募に至った。
 同社が提供する「ロボ団」は「世界でも勝負できる子どもを育てる」をミッションに、ロボットプログラミング教室を展開。先の見えない時代を生き抜く子ども達に必要だと考えている「情報編集力」を育むことを目的にした「ロボ団」。今回、採択された事業は、この「ロボ団」を誰でも取り組みやすく、効果的で、続けられるロボット教材型ブログラミング学習モデルを公教育の場で構築し、実施検証することを目的にして進められている。
 実証校の一つである白鷺小学校での事業が区切りをつけることもあり、総務省の担当役員などの関係者がこの日に一同に集まり、授業の視察とともに、意見交換なども行われた。
 この白鷺小学校での事業の検証を踏まえながら、続く堺市立安井小学校での実証事業を進めて行く予定。今後の展開が楽しみだ。

N高等学校、2018年4月より通学コースに「プログラミング クラス」を開設

学校法人角川ドワンゴ学園 「N高等学校」は、2018年4月より、同校の通学コースにおいて、高校生のうちからプログラマを目指す実践型学習の「プログラミング クラス」を設置することを発表した。

2017年4月に開校したN高・通学コースは生徒が自身の興味や希望に応じて自由に選択できるカリキュラムが特徴で、英語・中国語の外国語学習や大学受験対策、中学復習講座などと合わせて、これまでもプログラミング学習を実施してきた。2018年度からは、これまで通り自由に選択履修するコースを「本科クラス」とし、新たにプログラミングを重点的に学習する「プログラミング クラス」を設置する。

プログラミング クラスは2018年度は代々木キャンパスのみで開設し、2019年度以降は他キャンパスでの開設も検討している。

<通学コース プログラミング クラス 概要>

開設時期:2018年4月予定

所 在 地:通学コース・代々木キャンパス

定員:30名

通学日数:週5日

年間費用:108万円

単位制・通信制課程の学費と、初年度は入学金などの諸経費が別途かかる

入学資格:中学卒業(見込)、または高校在籍経験者、高校転学希望者

 

プログラミングを学ぶモチベーションが高く、将来プログラマとしての就職を希望する生徒を対象としている