GDP年1.7%増 1~3月、消費・輸出持ち直し

内閣府が5月18日発表した2016年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比0.4%増、年率換算で1.7%増となった。個人消費や輸出が増加に転じ、2四半期ぶりのプラス成長だった。設備投資は3期ぶりに減少した。実質成長率は市場の事前予測の中央値(年率0.3%増、QUICK調べ)を上回った。生活実感に近い名目成長率は0.5%増、年率換算では2.0%増だった。景気は依然力強さを欠き、もたつきが続いている。

みんなが私塾界!