木星の衛星から水蒸気? NASA、宇宙望遠鏡で確認 海の存在可能性高まる

米航空宇宙局(NASA)は9月26日、宇宙望遠鏡による観測結果をもとに、木星の衛星「エウロパ」の地表から水蒸気が噴出している可能性があると発表した。エウロパは地球以外の太陽系で生命が存在する可能性が高い星のひとつで、内部に海が存在する可能性が高まった。研究成果を29日付の天文学誌に論文として掲載する。エウロパが木星の前を通過する瞬間を狙い、ハッブル宇宙望遠鏡が10回撮影したところ、水蒸気とみられる噴出の影を3回確認できた。200キロメートル上空まで噴き上がっていたという。

みんなが私塾界!