Category: 塾ニュース|経済

アルプス電気、VR向け触覚デバイス開発

アルプス電気は仮想現実(VR)関連機器向けの触覚デバイスを開発した。モーターなどの電子部品を組み合わせてモノを握った際の固さや温かさなどの感覚を疑似的に作り出す。触覚デバイスを内蔵した装置を握るとモーターの力で指を押し戻して固さや柔らかさを伝える仕組み。ヒーターや冷却部品を組み込めば温かさや冷たさを表現できる。VRを利用したゲーム機だけでなく、保守作業や手術などのトレーニングに使う機器の需要を見込む。

貿易黒字2カ月連続 10月

 財務省が11月21日発表した10月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4962億円の黒字だった。貿易黒字は2カ月連続。輸出額はドル建ての貿易が多い自動車や鉄鋼が円高・ドル安の影響で円換算で目減りし、5兆8699億円と前年同月比で10.3%減った。原油安などで輸入額も大きく減り、全体で黒字となった。

大卒女性初任給、初の20万円台 今年、厚労省調査

厚生労働省が17日に発表した2016年の賃金構造基本統計調査によると、大学卒業者の初任給は20万3400円で、前年と比べて0.7%増えた。増加は3年連続。大卒女性は0.6%増の20万円で、1976年の調査開始以来初めて20万円台に到達した。大卒男性は03年に20万円台に乗っており、13年遅れての到達となった。

GDP3期連続増 なお弱い消費と設備投資

内閣府が11月14日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は3期連続のプラス成長となったものの、個人消費と設備投資は力強さを欠いた。所得や雇用の改善が消費に結びついていない。実質の雇用者報酬は前年同期比3.0%増となり、1996年1~3月期以来の伸びとなった。失業率や有効求人倍率も1990年代並みの水準で、雇用環境は改善が進んでいる。それなのに、お金を使おうという心理にはならず、多くの家計は節約志向を強めた。外食や衣料品では、消費を喚起しようと値下げの動きが出ている。

中国電力エネルギア総合研究所調査 カープ優勝による経済効果 広島で340億円

中国電力エネルギア総合研究所は11月8日、プロ野球球団、広島東洋カープのセ・リーグ優勝や日本シリーズ進出に伴う広島県での経済効果が340億円になるとの試算を発表した。2015年に比べ92億円増え、09年にマツダスタジアムが完成してからの経済効果として最高。このうち百貨店の優勝セールやパレードなどによる効果は41億円だった。

サムスン、スマホ事業が大幅減益 7~9月96%減 発火事故響く

韓国サムスン電子は10月27日、2016年7~9月期のスマートフォン(スマホ)事業が前年同期比96%の大幅減益になったと発表した。同事業の利益は過去最低水準に落ち込んだ。発火事故が相次いだ新型スマホの生産、販売終了にかかる費用が膨らんだ。発火事故の影響は来春まで続く見通し。堅調な半導体など部品事業に利益を依存する「一本足打法」の傾向が強まっている。

 27日発表した16年7~9月連結決算の部門別損益で、スマホを主体とするIT&モバイル部門の営業利益が96%減の1000億ウォン(約92億円)に落ちた。同事業で過去最低だった08年秋の金融危機直後の利益1700億ウォン(08年10~12月期)を下回る。

訪日客、初の年間2000万人突破

観光庁は10月31日、2016年の訪日外国人観光客が30日に2000万人を超えたと発表した。暦年ベースで2000万人の大台に乗せるのは初めて。中国、韓国、台湾などアジアからの訪日客が伸びをけん引し、地方を訪れる人も増えている。政府は20年に訪日客4000万人の目標を掲げる。宿泊施設の確保や、一時ほど振るわない消費の底上げなど課題はなお多い。訪日客は13年に初めて1000万人を超え、14年1341万人、15年1974万人と順調に拡大してきた。通年では2400万人程度に達する可能性がある。

シャープのプラズマクラスター活用のヘアドライヤー

シャープは10月20日、独自の空気清浄技術「プラズマクラスター」を活用したヘアドライヤー「プラズマクラスタースカルプエステ」を発売すると発表した。装置から発生するイオンにより、頭皮や髪の保湿効果が得られるほか、静電気の抑制などの働きがあるという。先端にヘッドセラピストの指を模した約7センチの突起5本を装着し、髪をかき上げるように使用する。頭皮表面を心地よい強さでマッサージし、高濃度イオンを含んだ風を送って毛穴の周りの皮脂を除く仕組み。想定価格は2万5千円前後(税別)。

米AT&T、タイムワーナー買収 通信とメディア、ネット動画が消す境界

「世紀の合併」と言われながら失敗した米メディア大手タイムワーナーとネット大手AOLの統合から15年。そのタイムワーナーを通信大手AT&Tが約854億ドル(約8兆8600億円)で買収することで、米国で業種を超えたメディア再編がまた動き出した。背景にはスマートフォン(スマホ)を通じたインターネット動画の普及がある。通信とメディア業界の境界線はこれまで以上に薄まっている。

8月の経常黒字、9年ぶり高水準 原油安・円高で

財務省が10月11日発表した8月の国際収支統計(速報)によると、海外とのモノやサービスなどの取引状況を表す経常収支は2兆8億円の黒字だった。前年同月に比べて23.1%増え、8月としては9年ぶりの高水準となった。前年と比べて原油価格が下がっていることや円高の影響で輸入額が大幅に減り、貿易収支が黒字に転換した。経常黒字は26カ月連続だった。黒字額を押し上げたのは貿易収支で、前年同月の3292億円の赤字から2432億円の黒字に転じた。