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教育分野における生成AIの可能性と課題を探求する「教育生成AI研究会」を発足

 アディッシュ株式会社(東京・品川区、江戸 浩樹 代表取締役)と連結子会社であるアディッシュプラス株式会社(沖縄・那覇市、石川琢磨 代表取締役)が発起人となり、任意団体「教育生成AI研究会」を発足した。
 教育・デジタル・生成AIに関与する5名の有識者を委員会メンバーに迎え、教育分野における生成AIの可能性と課題の探究を通じて、新しい教育モデルの開発・提供を行う。
 児童生徒に応じた個別学習の促進や教員の負担軽減により教育現場に変革を起こし、生成AIの活用に伴う倫理的な課題にも取り組みながら、安心して活用できるガイドラインの整備を目指す。

 2023年7月に文部科学省が「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を公表し、38自治体53校をパイロット校に指定するなど、生成AIの活用が始まっている。児童生徒一人ひとりの習熟度に応じた学習支援や教員の業務負担軽減につながるなど、生成AIによるメリットや可能性が広がっている。
一方で、生成AIの進化に対し、活用する側が情報の正確性や取り扱いのリテラシー不足により、生成AIが作成した読者感想文をそのまま提出してしまうといったモラルに反した活用が課題となっている。
「教育生成AI研究会」は、教育分野での生成AIの活用事例の収集・分析、技術の進化に伴い新たに発生する教育課題の特定、既存の教育プログラムへの統合方法の検討などを通じて、生成AIが教育にもたらす変革を積極的に捉え、それに伴う新しい教育モデルの開発に貢献することを目指す。

活動内容(予定)と目指す成果

2024年は、以下の活動を予定しています。
定期的な会合と研究会の開催、構成メンバー間の情報連携
教育プログラム内容の検討
フォーラムや座談会の開催など

2025年以降は、生成AI関連の講座を、教育機関はじめ児童生徒の教育に関連する機関への提供も視野に入れ活動し、以下を目指す。
教育分野における生成AIの活用と理解の促進
関連業界と教育機関間の協力体制の構築
長期的な教育プログラムの体系化と研究開発の推進

構成メンバー(五十音順・敬称略)

齋藤 長行(Nagayuki Saito)
仙台大学 体育学部 スポーツ情報マスメディア学科 教授
教育分野での豊富な経験と専門知識を持つ研究者。生成AIを活用した新しい教育モデルの開発に注力し、教員の負担軽減や個別学習の推進を目指している。倫理的課題にも積極的に取り組み、安心して利用できる教育環境を整備することに力を注いでいる。

宮島 衣瑛(Kirie Miyajima)
株式会社 Innovation Power CEO /
NPO法人みんなのコード 特任研究員
プログラミング教育を含むコンピュータと教育に関する実践・研究を全国で行う。2015年に教育のR&Dを行う株式会社Innovation Powerを設立し、代表取締役社長兼CEOとして活動。他にも一般社団法人 CoderDojo Japan 理事や文部科学省委員、柏市学校運営協議会委員などの社会活動も積極的に行い、大学院ではコンピュータを基盤とした教育について研究している。

村井 宗明(Muneaki Murai)
東武トップツアーズ株式会社チーフデジタルオフィサー/
元文部科学大臣政務官
文部科学省では、憲政史上最年少の30代で、文部科学大臣政務官を勤め、教育ICT化をリードした。その後、ITエンジニアとして、ヤフー株式会社、LINE株式会社を経て、現在は東武トップツアーズ。文科省、経産省、神奈川県教育委員会、Gakken、市進学院、数学検定協会などのシステムを開発。

森 雅人(Masato Mori)
一般社団法人 刑事事象解析研究所(ケイジケン) 代表理事
警察の元警部補。サイバー犯罪、経済犯罪等を扱う生活安全部門の刑事を約15年担当後、企業のリスク対策を行う民間企業に転職し、企業向け危機管理のプロとして活動。2024年刑事事象解析研究所を設立。「進化する犯罪…その先へ。」をコンセプトに、最新犯罪を解析し、より実践的な防犯対策に関する研究・情報発信活動を行っている。

米田 謙三(Kenzo Yoneda)
早稲田摂陵高等学校 教諭
早稲田摂陵高等学校Wコース長。文科省「高等学校学習指導要領解説 情報編」や経産省「未来の教室」STEAMライブラリーWG委員、総務省タスクフォース委員、内閣府共催「高校生ICT Conference」実行委員長、日本英語検定協会派遣講師などを兼任。

事務局
吉川 敏広(Toshihiro Yoshikawa)
アディッシュ株式会社 執行役員 経営推進本部およびスクールガーディアン事業部管掌
三角 梨奈(Rina Misumi)
アディッシュ株式会社 スクールガーディアン事業部 事業部長

仲間 高乃 (Takano Nakama)
アディッシュプラス株式会社 社長室長兼スクールガーディアン推進室長

東大松尾研発スタートアップ Deepcraft、第三者割当増資を実施

 株式会社Deepcraft(東京・文京区、阿部武 代表取締役CEO)は、Deep30 投資事業有限責任組合を引受先とし、第三者割当増資による資金調達を実施した。今回の投資により、AI関連の研究開発を強化するとともに、共にDeepcraftの発展を担う優秀な人材の採用に力を入れ、最先端技術の社会実装を推進していく。

 Deepcraftは、「歴史の転換点を創る」というミッションのもと、AIを中心とした最先端テクノロジーを駆使して企業の課題を解決する、東京大学松尾研究室発のスタートアップ。松尾研究所でチーフAIエンジニアを努めた代表取締役CEOの阿部武を筆頭に、国内でもトップクラスのAI研究者・技術者が集結する先端スタートアップとして、最適化や生成AI領域に強みを持っている。NTT西日本のインキュベーション施設(QUINTBRIDGE)に入居し、あらゆる活動の中核に据える必要のあるインテリジェンスの実装を行っている。

スイッチサイエンス、Raspberry Pi財団の新型マイコンRP2350を搭載した新シリーズ「Picossci(ピコッシィ)2」を発表、開発ボードとピッチ変換基板を発売

 株式会社スイッチサイエンス(東京・新宿区、金本茂 代表取締役)は、 Raspberry Pi財団が独自に開発したRP2350マイコンを搭載した基板シリーズ「Picossci(ピコッシィ)2」として、「Picossci 2 開発ボード」と「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」を発売した。
 RP2350は、Cortex-M33とRISC-Vのデュアルアーキテクチャを備え、「Picossci」で採用した ARM Cortex M0+デュアルコアのRP2040と比べ、より高度な性能・機能を提供する。
「Picossci 2 開発ボード」は、RP2350とコアとなる周辺回路をまとめたマイコンボードで、基板上にはUSB Type-Cコネクタ、Flash-ROM(16Mbit)、クロック発振器、電源回路、スイッチ、LED が集積されている。また、RP2350の機能を最大限使えるように、ほぼ全てのIOピンとSWD端子を引き出し、USB Type-C経由でプログラムの書き込みが可能。
「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」も、RP2350 とコアとなる周辺回路をまとめたマイコンボードだが、このピッチ変換基板を利用した基板開発の設計自由度を上げるためUSBコネクタそのものは搭載しておらず、他の基板に実装しやすいよう1.27 mmピッチの端面スルーホールに仕上げた。


▶︎ 「Picossci 2 開発ボード」の仕様

「Picossci 2 開発ボード」
USB Type-C コネクタ搭載
電源
 入力:USB Type-C(5 V)
 出力:5V出力(USB Type-C 由来)
 出力:3.3 V出力(基板上のレギュレータ由来)
 電源レギュレータ搭載
RESETスイッチ、BOOTSELスイッチ搭載
汎用LED搭載(GPIO25に接続)
動作電圧:3.3 V
GPIO は29本(うち2つはランドのみ)
デバッグ端子搭載(SWCLK、SWDIO)
基板外形:20.93 mm × 51 mm


▶︎ 「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」の仕様

「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」
RP2350 搭載
32 Mbit Flash ROM 搭載
12.000 MHz水晶発振子搭載
3.3 V/700 mA 出力電源回路搭載(3.5 V ~ 6.0 V 入力)
RESET ボタン、BOOTSELボタン搭載
LED(黄緑)搭載(GP25 ピンと共用)
入出力ピンは 20ピン(1.27 mm ピッチ)× 2列
入出力ピンは端面スルーホール仕上げ
基板外形:26.67 mm × 15.24 mm
基板端厚み:1.0 mm


▶︎ 販売情報
スイッチサイエンスのウェブショップ( https://www.switch-science.com/ ) にて販売。

「Picossci 2 開発ボード」
型番 SSCI-097949
商品名 Picossci 2 開発ボード(RP2350搭載)
価格(消費税込み) 2,640 円
購入ページ https://ssci.to/9794

「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」
型番 SSCI-097956
商品名 Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板
価格(消費税込み) 1,760 円
購入ページ https://ssci.to/9795

「Studyplus」における学習記録をレポート化した「大学別合格者データ2024」を「Studyplus for School」顧客に限定配布

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、学習管理アプリ「Studyplus」に蓄積された大学受験合格者の学習記録を大学別にレポート化した「大学別合格者データ2024」を作成し、コミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」を導入している教育機関向けに限定配布することを発表した。今回は第一弾の配布となっており、旧帝大・難関国立大学・早慶上智の合格者データを対象としている。

「Studyplus」は日々の勉強を記録・可視化し、ユーザー同士でシェアして励まし合うことができるアプリで、2012年の提供開始以来、中高生を中心に多くの学習者から支持を得てきた。
 大学受験生が「Studyplus」を利用する割合は2021年度に51.4%・2022年度に54.9%・2023年度に61.6%となっており、現在は『大学受験生の2人に1人以上』が利用している。
「Studyplus」には志望大学等の学習目標を達成したことを登録する「達成報告」機能があり、多くの受験生の合格大学とそれに紐づく学習記録が蓄積されている。
※ 文部科学省「国公私立大学入学者選抜実施状況」及び「国公私立短期大学入学者選抜実施状況」よりその年の大学及び短期大学入学者数合計のうち、大学受験学年(高校3年生・浪人生)のアクティブ会員が占める割合で算出
2021年度・・・大学受験生利用率 51.4%(大学及び短期大学入学者数合計666,741人・「Studyplus」大学受験学年アクティブ会員数342,541人)
2022年度・・・大学受験生利用率 54.9%(大学及び短期大学入学者数合計671,203人・「Studyplus」大学受験学年アクティブ会員数368,410人)
2023年度・・・大学受験生利用率 61.6%(大学及び短期大学入学者数合計669,219人・「Studyplus」大学受験学年アクティブ会員数412,340人)

■ 「大学別合格者データ2024」配布対象
「Studyplus for School」を有償導入している教育機関
■ 「大学別合格者データ2024」の内容
合格者の年間平均学習時間
分野別×時期別の利用教材(既卒生・高校3年生時期/高校2年生時期/高校1年生時期)

■ 「大学別合格者データ2024」第一弾配布対象大学一覧 ※順不同
大阪大学
九州大学
京都大学
慶應義塾大学
上智大学
筑波大学
東京大学
東京工業大学
東北大学
名古屋大学
一橋大学
北海道大学
横浜国立大学
早稲田大学

GMOメディア 生成AIを活用した問題生成技術「クイズGPT」が特許を取得

 GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社(森 輝幸 代表取締役社長)は、問題生成装置、問題生成方法および問題生成プログラムに関する特許「クイズGPT」を取得した。(特許番号:特許第7546809号)
「クイズGPT」は、目的に応じた情報ソースを読み込ませることで、生成AIによってキーワードを抽出し、そのキーワードに関連するクイズを1分間で約5問の問題を作成することができる技術。この技術は、GMOメディアが運営するクイズプラットフォーム「まいにちクイズボックス byGMO」や、小テスト作問ツール「コエテコStudy byGMO」に活用している。

■本特許技術(「クイズGPT」)の仕組み
「クイズGPT」は、1分間で約5問の問題を作成することができる技術。システムの操作者が、作問したいテーマを「クイズGPT」へ入力すると、生成AIエンジンが目的に応じた情報ソースから取り込んだ情報を管理している外部記憶データベースより、テーマの情報を入手する。「クイズGPT」は、その中から抽出されたキーワードを元に問題とその解答、解説文を作成する。
 従来、問題を作成するためには、豊富な知識だけでなく、問題文や解説文といった文章を作成するスキルを持った作成者の存在が不可欠だった。そのため、問題を大量に作成するためには、多大な人的コストが必要だったが、この「クイズGPT」を用いることで、問題作成にかかる人的コストの削減をすることができるようになる。

【「クイズGPT」の活用実績】

■5,000問のクイズ作成に対するコストを95%以上削減
 インターネットクイズゲームにおいてユーザー数が日本一のクイズプラットフォーム「まいにちクイズボックス byGMO」において、「クイズGPT」で生成したクイズを5,000問導入した。「クイズGPT」の活用で、少ないコストで質の高いクイズを生成できるようになり、クイズ作成にかかる費用を95%以上削減することができる。

<「クイズGPT」で作成された問題と解説の一例>
 今までも、生成AIを活用した問題生成は行われていましたが、人間が作成するような自然な文章での生成には限界があった。しかし、今回の「クイズGPT」では、人間が作成する問題に見劣りしないクオリティでの生成が可能となり、高品質の問題を生成することができるようになった。

問題① 〇×クイズ
「クイズGPT」へ入力したテーマ/キーワード:コンコルド効果 /概要
問題文:「コンコルド効果」は、投資を続けることの有効性を証明する心理効果である。
正解:×
解説:「コンコルド効果」は、実際には投資効果が薄れているにもかかわらず、既に投じた資金を無駄にしたくないという心理から更なる投資を続けてしまう現象を指します。投資の有効性を証明するものではありません。
問題② 〇×クイズ
「クイズGPT」へ入力したテーマ/キーワード:ビートルズ/楽曲
問題文:2023年には、ジョン・レノンの未発表楽曲「ナウ・アンド・ゼン」がビートルズの最後の新曲として発売された。
正解:〇
解説:「ナウ・アンド・ゼン」はジョン・レノンの未発表楽曲で、ビートルズの最後の新曲として2023年にリリースされました。この曲は、ジョージ・ハリスンの録音やポール・マッカートニーとリンゴ・スターの新しいオーバーダビングが加えられ、最新技術でミックスされました。
問題③ 〇×クイズ
「クイズGPT」へ入力したテーマ/キーワード:源氏物語/各帖
問題文:『雲隠』は源氏物語の中で唯一題名だけが残っている巻である。
正解:〇
解説:『雲隠』は源氏物語の中で唯一、題名だけが残っている巻です。本文は伝存しておらず、この巻の内容については多くの補作が試みられています。

■小テスト作問ツール「コエテコStudy byGMO」で教務DXを支援
「コエテコStudy byGMO」とは、科目「情報I」の教科書内容に沿った問題を「クイズGPT」で3,000問以上作問し、簡単に小テストを作成することができるツール。教育現場では、プログラミング教育の専門知識を持つ教員の不足や、学習教材の準備など、様々な課題を抱えている。これらの課題を解決するため、「クイズGPT」を通じた教務DXの支援に貢献する。

【今後の展望】
 今回、特許を取得した「クイズGPT」は、「まいにちクイズボックス byGMO」や「コエテコStudy byGMO」における取り組みに大きな成長機会をもたらすものと考えている。今後は、外国語での問題作成や各種資格検定の対策講座など、活用の幅を広げていきたいと考えている。
 GMOメディアでは、今後もAI技術の進化を取り入れながら、特許技術を活用してサービスの拡充や、社会課題解決への貢献に努めていく。

GMOメディア、paizaと連携し高校生のプログラミング教育と教務DXの支援を強化

 GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社(森 輝幸 代表取締役社長)は、paiza株式会社(片山良平 代表取締役社長/CEO)と連携して、高校生のプログラミング教育や教員の教務DXへの支援を強化する。
 GMOメディアは、高校の学校DX支援を目的とした小テスト作成ツール「コエテコStudy byGMO」を、paizaは、動画と問題で学べる、就職・転職直結型オンラインプログラミング学習サービス「paizaラーニング 学校フリーパス」を提供している。
 この連携により、まずは2024年9月を目途に、両社のサービス利用者に向け、プログラミング教育に関する最新情報の提供をメールマガジンやサービスサイトなどにおいて開始する予定。 今後は、キャンペーンやイベント実施や、新たなコンテンツの制作などを検討し、両社の強みを生かした高校生へのプログラミング教育支援と教員の教務DX強化を図る。

外国人留学生が「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 ぷよぷよ部門」予選に初参戦 専門学校 東京クールジャパン・アカデミー でeスポーツ講座を実施

 株式会社セガ(東京・品川区、内海州史 代表取締役 社長執行役員COO)は、「SAGA2024国スポ・全障スポ 全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2024 SAGA ぷよぷよ部門」開催を記念して、専門学校 東京クールジャパン・アカデミー ゲーム総合学科でeスポーツ講座を実施した。
 ゲームクリエイターを目指す学生にeスポーツを認知・理解を目的に、eスポーツに関する講義を実施したもので、同校に通うアジア、ヨーロッパ、北南米、中東など18か国からの留学生も参加した。講座の最後には現在オンラインで予選開催中の「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2024 SAGA ぷよぷよ部門」に挑戦。eスポーツの世界を体験した。
 eスポーツ講座の前半には、eスポーツの定義、eスポーツタイトルのジャンル、競技人口や市場規模など、世界を取り巻くeスポーツ環境についての講義を行い、ゲームクリエイターとして「eスポーツを意識したゲーム開発」をする際に役立つ知識を解説。また、セガのアクションパズルゲーム『ぷよぷよeスポーツ』を活用したシニア支援、教育支援について実例を交え紹介し、「eスポーツでの社会貢献」について学んだ。
 
 講座の締めくくりには「eスポーツ体験会」を実施。ぴぽにあ選手の丁寧な指導のもと、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 ぷよぷよ部門 ブロック代表決定戦・予選」に参加できる「スコアアタック」に挑戦。eスポーツの全国大会にチャレンジしました。参加した学生の皆さんは、真剣な表情でeスポーツに挑戦した。

■「eスポーツ講座」概要
日時:2024年9月4日(水)13:45~14:50 65分授業
場所:専門学校 東京クールジャパン・アカデミー(東京都渋谷区千駄ケ谷)eスポーツカフェ
講座内容:
 1.eスポーツとは?
 2.eスポーツを取り巻く環境
 3.セガの取り組み
  eスポーツ×ヘルスケア、eスポーツ×エデュテイメント
 4.eスポーツプロ選手のお話
 5.ぷよぷよ体験会(スコアアタックでぷよぷよ全国大会に挑戦!)
参加人数:94名 ※留学生18か国48名を含む

愛知県立犬山総合高等学校の教材にobnizのIoT開発ボード「obniz Board」が採用

 株式会社obniz(東京・豊島区、佐藤 雄紀 代表取締役) が開発・販売するIoT開発ボード「obniz Board」が、愛知県立犬山総合高等学校の教材として採用された。犬山総合高校の生徒は、obniz Boardを通じてプログラミングや電子工作の知識を身に着けるのみならず、「学んだ知識をつかって自分が地域に対して何ができるか」を考えながら、主体的に活動する学習を行う。

 犬山総合高校では、「今・これから必要とされる力」を育むための特色ある授業を用意しており、令和6年度の教材の一つとしてobnizが開発・販売する「obniz Board」を採用した。
「obniz Board」は、IoT工作に必要なものが全てそろったIoT開発ボード。その扱いやすさから、これまでも各種学校や工作教室などの教材として採用されてきた。


愛知県立犬山総合高等学校について
 犬山総合高校は、全日制総合学科を設置する愛知県の県立高校です。科目選択と探究学習が特徴で、3つの学問領域(リベラルアーツ、ビジネス・イノベーション、デジタル・イノベーション)をベースとした特色ある科目を設置しています。生徒は、自分の興味関心や進路希望に基づいて科目を選択し、オリジナルの時間割を作成する。
所在地   : 愛知県犬山市蓮池2番地21
設立年月日 : 1978年(昭和53年)4月1日
共学・別学 : 男女共学
設置課程  : 全日制課程
設置学科  : 総合学科
URL    : https://inuyama-sougou.jp/

「obniz Board」は、インターネット経由で JavaScript を制御できるIoT開発ボード。ボード単体でWi-Fiに接続でき、環境構築も不要。12個あるIOは、モーターやセンサーを直に接続できるパワー設計。さらに、過電流や過熱を防止する保護回路も搭載している。また、ブロックを並べるだけで直感的にプログラミングできるブロックプログラムが用意されているので、プログラミング未経験者でも簡単にIoT工作を始められる。
 HTML/JavaScriptを使用した実践的なテキストベースのプログラミングも可能で、プログラミングの学習教材としても最適。さらに、NodejsやPythonの膨大なライブラリも用意されており、ビジネスユースにも対応した高度なシステム構築も実現する。
主な仕様
CPU:ESP32-WROOM-32
GPIO:12
電源電圧min. :4.5V
電源電圧max.:5.5V
IO電圧min. :3.3V
IO電圧max. :5V
実行言語:JavaScript
無線機能:Wi-Fi(802.11b/g/n)2.4GHz・Bluetooth(v4.2_BR/EDR・BLE)
工事設計認証(技適)番号:211-161007

「Studyplus for School」、エデュケーショナルネットワークの「ワーク」に対応した中学生向けドリル教材を提供開始

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」の「教材配信システム」において、株式会社エデュケーショナルネットワーク(東京・千代田区、大久保忠志 代表取締役社長)が提供する中学生向け教科書準拠学習教材「ワーク」シリーズのデジタルドリルの提供を開始する。
 エデュケーショナルネットワークが提供する学習教材「ワーク」を利用している教育機関で、「Studyplus for School」を導入すると、「教材配信システム」の「ドリル」機能を通じてエデュケーショナルネットワークの中学生向け教材を配布でき、生徒が学習管理アプリ「Studyplus」上で問題を解くことができる。

■ 対応教材概要
教材名:エデュケーショナルネットワーク「ワーク」
教材詳細:従来以上に質・量ともにレベルアップした教科書内容を、コンパクトにわかりやすくまとめたテキスト。問題演習も含めたスモールステップによる基礎基本の定着を最優先としつつ、思考力・判断力・表現力を問う問題にもしっかり対応していますので、定期テスト対策として幅広く活用できる。
教科・科目:理科、社会
教材のレベル・ターゲット:中学1年生~3年生向け

■ 利用概要
利用料金:770円(税込)
利用対象:本ドリルの利用をご希望の全ての教育機関
※ドリルの利用には、「Studyplus for School」導入が前提となる。
利用方法:「Studyplus for School」のHPまたは、お問い合わせへ。

「Studyplus for School」の「教材配信システム」の「ドリル」機能は、生徒が「Studyplus」アプリ上で選択式・記述式のデジタルドリルを解くことができる機能。学習後は、定着度が可視化され、その定着度合いに合わせてAIが自動で問題配信する。そのため、生徒一人ひとりに合った効果的な学習が実現可能。
「ドリル」教材で行った学習は、進捗度合いや定着度など学習量・質ともに「Studyplus for School」の管理画面上で確認やフィードバックができる。

「Monoxer」、英語の「スピーキング機能」をアップデート

 モノグサ株式会社(東京・千代田区、代表取締役:竹内 孝太朗、畔柳 圭佑)が提供する記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」において、英語の「スピーキング機能」をアップデートした。
「話す力」を高めるための単語、文法の産出、瞬間英作文、英会話など、様々な形式での学習が可能となった。また、Monoxerアプリ内で「英文法」、「フルーツと野菜」、「褒め言葉」の英語スピーキングコンテンツを一般公開し、無料で学習者に提供を開始した。

 英単語、漢字、歴史、数式などの知識をインポートすると、Monoxerが記憶定着のために最適な問題を生成する。学習者は、Monoxerが出題する問題を解くことで、対象の知識を記憶に定着させることができる。また、一人ひとりの記憶状況に応じて問題の難易度が変化するため、無理なく学習を続けられる。

 Monoxerは様々な問題形式を提供しており、その一つとして音声認識機能を搭載した「スピーキング機能」を備えている。スマホやタブレットに向かって発話することで回答でき、特に英語の「話す」学習を中心に学校や塾、英会話教室で活用されている。

「スピーキング機能」のアップデート
■問題文に画像入力を対応
 これまでの「スピーキング機能」では、問題文は文字での表示に限られていたが、今回のアップデートにより、問題文中に画像を挿入できるようになった。これにより、より幅広い知識事項を発話によって学習することが可能となった。

■星の数によって判定を細分化、空欄補充形式にも対応
 学習者の回答を星の数によって評価し、星が多いほど正確な発音に近いことを示すようにした。発音記号を表示することで、正解している部分と誤っている部分を詳細に把握することが可能となる。
 今回のアップデートにあたり、多くの学習者が「単語やフレーズなどを記憶しているのに、話そうとするとなかなか出てこない。」という英会話に関する課題を抱えていることが明らかになった。Monoxerの「スピーキング機能」を通じて、単語や熟語を確実に記憶に定着させ、学習者が無意識に話せる状態の実現を目指す。

■単語、文法の産出、瞬間英作文、英会話と様々な問題形式に対応
「話す力」を高めるために、様々な問題形式に対応できるようにった。これにより、学習者は多様な形式での練習を通じて、より実践的で応用力のある英語スキルを習得することが可能となった。