Category: 塾ニュース|サイエンス

栄光ゼミナール、理科実験教室を無料開催 新小1~4対象にスライム作りで分子のつながり学習

 栄光ゼミナールは、新小学1~4年生(現年長、小学1~3年生)とその保護者を対象に、理科実験教室「ふわふわ!はるいろスライム~分子のつながり~」を2月21日、22日、23日、28日、3月1日に無料開催する。申込みは2月26日まで受け付けている。
 実験教室では、ふわふわとした感触の「はるいろスライム」を制作。なぜその質感になるのかという特徴や仕組みを通じて、中学入試でも扱われる「分子のつながり」を体験的に学ぶ内容となっている。制作したスライムは持ち帰りが可能。
 同教室では、学習内容を身近な現象と結び付けて理解することを重視。問題の解法習得だけでなく、実体験を伴う単元学習により、理科への興味・関心を高めながら知識の定着を図る狙いがある。
 当日は参加した子供を対象に「学力到達度チェック」も実施する。算数と国語の2教科で各15分間行い、既習内容の定着度と今後身に付けるべき力を確認する。新小学1年生には、ひらがなや数への関心を測る「はじめてのテスト」を用意する。
 子供がテストを受けている間、保護者向けセミナーを開催。最新の受験情報や新学年に向けた効果的な学習方法について説明する。テスト結果は後日、教室での個別面談で返却し、学習課題や克服方法、復習ポイント、中学受験対策などを個別に助言する。あわせて、得意・苦手単元や同学年内での位置付けをまとめた成績報告書も配布する。
 会場は栄光ゼミナール各教室で、教室ごとに開催日時が異なる。申込みは公式Webサイトで先着順に受け付ける。参加費は無料。筆記用具とハンドタオルを持参し、汚れてもよい服装での参加を呼びかけている。

◆理科実験教室 ふわふわ!はるいろスライム~分子のつながり~
日時:2026年2月21日(土)、22日(日)、23日(月・祝)、28日(土)、3月1日(日)
所要時間:90分
会場:栄光ゼミナール各教室
※教室により開催日時が異なるため詳細はWebサイトより確認すること
対象:新小学1~4年生(現年長、小学1~3年生)、保護者
参加費:無料
申込方法:Webサイトから申し込む
※予約定員制。定員になり次第、受付を終了
申込締切:
・2026年2月21日(土)、22日(日)、23日(月・祝)実施回…2月19日(木)まで
・2026年2月28日(土)、3月1日(日)実施回…2月26日(木)まで
持ち物:筆記用具(鉛筆・消しゴム)、ハンドタオル
※汚れてもよい服装で参加すること

明治安田×国立科学博物館、ペンギンを通じて海洋環境を伝える企画展を開催 丸の内で環境教育と研究成果を発信

 明治安田生命保険相互会社と国立科学博物館は、企画展「ペンギン展 海の健康を教えてくれるいきもの」を、1月31日から2月13日まで、明治安田ヴィレッジ丸の内(東京都千代田区)で開催する。会場は同施設1階アトリウムで、入場は無料。

 本企画展は、明治安田が2022年度から支援している国立科学博物館の地球規模環境問題に関する研究活動の一環として実施されるもの。2023年度以降、同館の研究成果を一般に紹介する展示を継続しており、今回は企業キャラクターのモチーフでもある「ペンギン」をテーマに据えた。

 ペンギンは愛らしい姿で親しまれる一方、地球上に生息する18種のうち約半数が絶滅危惧種に指定されている。本展では、ペンギンの系統・分類、生態、食性や群れでの生活といった基礎的な解説に加え、地球温暖化による生息環境の変化や、人工衛星画像を活用した最新の繁殖地調査など、保全に向けた研究成果を紹介する。展示ははく製標本を交え、全3章構成で展開される。

 また、次世代を担う子どもたちへの環境教育の一環として、2月7日には小学生を対象とした体験型イベント「ペンギンが教えてくれること」を開催する。国立科学博物館 動物研究部の西海功研究主幹が講師を務め、展示見学と解説を通じて、ペンギンの生態から海洋環境や地球温暖化について学ぶ内容となっている。

 両者は、企業と研究機関の連携を通じて、環境問題への理解を深め、持続可能な社会づくりに貢献していくとしている。

IMAGICA GROUP、科学未来館で3D・360度VR展示東京ベイeSGプロジェクトの一環、「地球を俯瞰する体験」を提供

 IMAGICA GROUPは1月16日から、日本科学未来館(東京都江東区)1階の「Tokyo Mirai Park」で開催されるテーマ展示「Earth」において、3D・360度VRコンテンツ『SPACE JOURNEY TO THE EARTH』を展示する。東京都が推進する「東京ベイeSGプロジェクト」の発信・交流拠点での展示となる。

 「Earth」は、持続可能な社会の実現に向けた先端技術や社会課題解決の取り組みを紹介する展示。IMAGICA GROUPの『SPACE JOURNEY TO THE EARTH』は、その一つとして、地球を俯瞰する視点から環境や自然のスケールを体感できるコンテンツとして採用された。

 同コンテンツは、極寒のモンゴルの大地から高度約2万5000メートルの成層圏に到達し、再び地上へ戻る約2時間の旅を、8K・3D・360度の実写映像で撮影したVR作品。雪山や河川など地表の細部まで高解像度で描写し、強い没入感を実現している。2025年度グッドデザイン賞も受賞しており、12歳以上を対象に体験可能だ。

 制作はIMAGICA GROUPが統括し、IMAGICA EEXが制作・演出、IMAGICAコスモスペースが撮影技術を担当。フォトロンによる専用リグ開発や、IMAGICAエンタテインメントメディアサービスのポストプロダクションなど、グループ各社の技術を結集した。

 IMAGICA GROUPは、エンタテインメント分野にとどまらず、教育や展示、公共空間での活用を視野に、映像およびXR技術による体験価値の創出を進めている。今回の展示を通じて、先端映像技術の社会実装を加速させ、持続可能な社会への貢献を目指すとしている。

 テーマ展示「Earth」は入場無料で、日本科学未来館の開館日に合わせて開催される(火曜休館)。

科学技術館にゴジラ来襲 防災・減災を学ぶ体験型企画「ゴジラサイエンス展」開催

 科学技術館(東京都千代田区)は2026年1月15日から27日まで、企画展「ゴジラサイエンス展 ~脅威に科学で立ち向かう~」を開催する。1954年の誕生以来、核や環境問題、災害といった時代ごとの社会不安を映し出してきた「ゴジラ」を題材に、防災・減災や未来科学への理解を深める体験型展示として注目される。

 本展は、「もしゴジラが現れたら?」という想像を入口に、自然災害や科学技術の役割を“自分ごと”として考える構成が特徴だ。展示は①ゴジラ作品から科学技術の進歩を読み解くゾーン、②怪獣の脅威を自然災害に重ねて体感する防災科学ゾーン、③映画に登場する対ゴジラ兵器と現実の防災ロボットを比較するゾーン、④大怪獣と未来社会をテーマに科学の可能性と課題を考えるゾーンの4部構成となっている。

 強風体験や地震体験、災害復旧現場で活躍する重機の実機展示など、体感型の学習要素を多く取り入れており、理科や社会、防災教育との親和性が高い点も教育関係者から関心を集めそうだ。さらに、全館を巡るクイズラリー形式の「ゴジラサイエンス検定」や、研究者・映画制作者によるサイエンス講座も実施される。

 監修には東宝、科学考証には広島大学名誉教授の長沼毅氏が参加。特撮と科学を橋渡しする内容設計により、単なるキャラクター展示にとどまらない“学びの場”を目指す。主催する日本科学技術振興財団は、「エンターテインメントを通じて科学リテラシーを高め、未来の安全・安心な社会を考えるきっかけを提供したい」としている。

 世代を超えた共通言語であるゴジラを通じ、子どもから大人までが科学と社会課題を考える本展は、学校の校外学習や探究学習、STEAM教育の題材としても活用が期待される。教育とエンターテインメントを融合させた新たな科学教育モデルとして、その動向が注目される。

マンション内ロボット搬送の実証実験開始 エレベーター連携で日常支援を検証

 三菱電機ビルソリューションズ、Preferred Robotics、大英産業の3社は、エレベーターと自律搬送ロボットを連携させ、マンション居住者への荷物搬送などを行う自律搬送システムの実証実験を開始した。実験は福岡県内の大英産業管理マンションで2025年11月27日から2026年1月まで実施される。
 この実証実験は、生活支援や省人・省力化への対応を目的に行われるもので、三菱電機ビルソリューションズのIoTプラットフォーム「Ville-feuille(ヴィルフィーユ)」と、Preferred Roboticsが開発した自律搬送ロボット「カチャカプロ」を組み合わせる。居住者の買い物荷物やゴミ出し、宅配物の搬送など、日常生活に直結するシーンでの運用効率や安全性を検証する。

 実験では、自律搬送ロボットの移動に応じてエレベーターが自動で呼び出され、目的階までの移動や扉開閉が行われる。これにより人手不足が深刻化する中で、建物内移動の効率化と自動化を進める狙いがある。実証地点には50世帯が参加している。
 日常生活を想定した主要なサービスとしては、①買い物荷物のロビーから居室への搬送、②居室からロビーへの荷物・ゴミ出し、③カート返却サービス、④宅配ボックスから居室への搬送などが含まれる。居住者からのフィードバックを基にアプリ機能やサービスの改善も進める。
 また、ロボットと人が同じエレベーターに同乗した際の安全性確保や居住者の受容性も検証し、共生環境の構築を目指す。今後は、宅配業者との連携強化や他建物への展開など、物流の「ラストワンマイル」課題への対応も視野に入れる。
 実証実験は、少子高齢化や労働力不足といった社会課題への対応策として位置づけられており、エレベーター設備とロボット技術の統合が、高齢者や子育て世帯の日常生活支援の新たなモデルとして期待されている。

高校生が実験と課題で理科探究 岩手県教委主催「科学の扉」

 岩手県教育委員会主催の高校生向け事業「科学の扉」が12月6日、花巻市北湯口の県立総合教育センターで開かれた。参加した生徒は物理、化学、生物、数学の4コースに分かれ、実験や観察、数学課題に取り組みながら、探究的な学びを深めた。生物コースには8人が参加し、2人1組で海の生物多様性や生態系を学べる教材「チリモン」を用いた活動を実施。チリメンジャコに混ざる微小な生物をピンセットで取り出し、図鑑と照合しながら分類・同定する作業を通じて、生物多様性への理解を深めた。

素粒子研究の最前線を体験 KEKで「Belle Integral 2026」開催へ

 茨城県つくば市にある高エネルギー加速器研究機構(KEK)で、素粒子物理学の最先端に触れるスクール「Belle Integral 2026」が、2月16日から19日までの4日間、開催される。主催はBelle Ⅱ実験日本グループで、2027年度または2028年度に大学院進学を志望する学生を主な対象とする。

 同スクールは、世界最高の衝突性能を誇るSuperKEKB加速器と、Belle Ⅱ測定器を用いた最先端の素粒子研究の一端を実体験できる機会として企画された。研究現場で行われている解析や実験の考え方に触れることで、将来の進路選択の参考にしてもらうことを目的としている。
 会場はKEKつくばキャンパス。期間中は、Belle Ⅱ実験に携わる研究者による講義や実習を通じて、加速器を用いた国際共同研究の実像を学ぶプログラムが予定されている。
 参加応募の締め切りは1月13日正午。
詳しくはBelle Integralのサイトより
https://belle.kek.jp/b2j/belle-integral/

宇宙と地球を“ひとつのデジタル空間”へ

スペースデータ、ISSと地球デジタルツインを連結した惑星スケール基盤を構築

 株式会社スペースデータは、国際宇宙ステーション(ISS)のデジタルツインと地球デジタルツインをシームレスに連結し、宇宙と地球を統合的に再現する惑星規模のデジタルツイン基盤を開発した。高精度な軌道情報を地球のデジタルモデル上に重ね合わせることで、ISS視点と地上視点を自在に行き来できる点が特徴。防災、都市開発、教育、研究、メディアなど多分野での活用を見込む。

 OmniverseによるUSD形式でのデータ連携やリアルタイム更新、Unreal Engineによる宇宙・大気描画の高精度レンダリング、観測位置の同期などの技術を統合し、ISSから見える地球や地上から見上げるISSの位置関係を同時再現。HDR国際規格BT.2100により光環境のリアリティも高めた。

 ユーザーインターフェースには自然言語応答機能を備え、「ISSは今どこ」と問いかけるだけで3D空間上に現在位置を表示するなど、直感的な操作性を実現。宇宙教育や地球観測シミュレーション、メディア制作まで幅広い用途を想定する。

 同社は今後、月・火星など他天体のデジタルツインも連結させる「Planetary Scale Integration」を推進し、宇宙基地運用や惑星探査の設計基盤となる宇宙デジタルインフラの構築を進める方針だ。

国立科学博物館・筑波実験植物園、「つくば蘭展」12月7日から開催

世界の絶滅危惧ランや都市生態系のランを紹介、約500点を展示

 国立科学博物館 筑波実験植物園(茨城県つくば市)は12月7〜14日の8日間、企画展「つくば蘭展」を開催する。世界有数の野生ラン保全施設である同園の「つくばコレクション」から約200点、協力団体が育成した園芸品種を含む約300点、計500点のランを公開する。

 世界各地の絶滅危惧種をはじめとした希少な野生ランが一堂に会する展示は国内外から高く評価されている。今年は特別企画として「都市生態系のラン」をテーマに、つくば市や東京都で確認される身近な野生ランの存在、都市における生物多様性保全の取り組みを紹介する。

■ 南硫黄島で79年ぶりに再発見された希少種も公開

 展示では、2017年に南硫黄島で79年ぶりに再発見された固有種「シマクモキリソウ」の次世代株を初公開。人工交配や共生培養・無菌培養による増殖に成功した研究成果を紹介する。

 また、南太平洋・バヌアツでの調査で採集された新種や未発表種も展示。調査隊によって初めて持ち帰られた貴重な植物が並ぶ。

■ 都市の自然をテーマにした写真展や講演会も開催

 企画展期間中は、中山博史氏による身近な野生ランの写真展のほか、講座・展示案内・講演会・栽培講座など関連イベントも多数実施。都市の自然とランの関係、つくば市の生物多様性戦略などを専門家が解説する。

■ 企画展概要

  • 会期:2025年12月7日(日)〜14日(日)
  • 会場:国立科学博物館 筑波実験植物園(教育棟、温室、園内ほか)
  • 主催:国立科学博物館 筑波実験植物園
  • 共催:つくば市
  • 協力:つくば洋蘭会、水戸市植物公園蘭科協会 ほか
  • 詳細:公式サイト(https://tbg.kahaku.go.jp/tenji-event/nid00002827.html)

宇宙ビジネス市場、2040年に23兆円超へ ロケット・衛星・宇宙旅行が急成長

 富士経済は11月6日、「2025年版宇宙ビジネス市場の将来展望」を発表した。調査によると、宇宙関連ビジネスの世界市場規模は2040年に23兆3374億円と、2024年比12・2倍に達すると予測されている。市場はロケットや衛星などの「宇宙製品」と、衛星データや宇宙旅行、輸送などの「宇宙利用サービス」に大別される。

 現状ではロケット・スペースプレーン市場と衛星データサービスが主要市場で、衛星データサービスは官需が約8割を占める。今後は民間需要の拡大も見込まれる。製品開発の進展を経て、2030年頃から宇宙利用サービスが本格化し、2035年頃にはサービス品質向上と民間需要の増加で収益化が進むとみられる。2040年には宇宙を経由した高速二地点間移動(有人P2Pサービス)や宇宙空間での先端材料生産など、宇宙利用が一層浸透すると予想される。
 ロケット・スペースプレーン市場では、使い捨て型と再使用型に分かれる。使い捨て型は小型ロケット中心で製造コストが抑えられるため需要増が見込まれ、再使用型は大型ロケットや衛星コンステレーションに適しており、コスト削減効果が大きい。2025年の市場規模は約6700億円、2040年には4兆3135億円に達すると予測される。
 衛星データサービス市場では光学衛星が主流だが、合成開口レーダー(SAR)衛星の利用が拡大。地球観測データは、建設施工、地盤変動、気候変動、鉱山採掘、森林管理などで活用され、今後はAI技術による高度な推定や予測が可能となり、民間需要は官需を上回ると見込まれる。
 宇宙旅行・有人P2Pサービス市場は、地球周回や準軌道旅行、成層圏遊覧を対象とする。2025年の市場規模は250億円と見込まれ、2035年以降に有人P2Pサービスが本格展開し、2040年には市場の約6割、3兆円規模に成長すると予測される。民間宇宙旅行やスペースプレーンの実用化、宇宙港整備の進展が市場拡大を後押しする見通しである。