業界の垣根越えて、民間教育5団体中心に「民間教育団体連絡協議会」を発足

一般社団法人全国外国語教育振興協会、公益社団法人全国学習塾協会、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会、一般社団法人日本スイミングクラブ協会、民間語学教育事業者協議会の5団体は10月26日、「民間教育団体連絡協議会」を設立すること明らかにした。

同協議会は、日本の教育における民間教育の担う役割の重要さが増していくことに加え、教育の国際化や主体性と創造性をもった未来の人材育成の観点から、特定の民間教育サービスに偏ることなく、民間教育サービスやそれぞれの業界の垣根を越えて、子供たちの未来のために考え、行動する団体を発足した。具体的には、教育基本法第12条にある「個人の要望や社会の要請にこたえ、社会において行われる教育は、国及び地方公共団体によって奨励されなければならない」という条項にもとづいて、多様化する個人の教育ニーズや、社会が要請する多様で有為な人材の育成において、教育サービスを提供する様々な民間教育サービスプロバイダーが集まり、民間教育団体および民間教育事業者のプラットフォームの確立を目指す。民間教育に携わる多くの人たちとのネットワークを形成し、様々な教育課題の解決に向けて、情報共有や意見交換などを活発に進めていくとしている。

同協議会には今後も複数の団体が加盟する予定だといい、幹事長に就任した全国学習塾協会の安藤大作会長は、「これまで業界を隔てて垣根のあった各団体も、大人の事情を乗り越えて、お互いに子供たちの未来のために垣根をなくして前向きに取り組んでいきたい」と挨拶した。

写真左から、全国外国語教育振興協会の桜林正巳事務局長、日本スイミングクラブ協会の澁谷俊一専務理事、全国学習塾協会の安藤大作会長、民間語学教育事業者協議会の矢野三登志常務理事、全日本ピアノ指導者協会の福田成康専務理事

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