スタディプラス、シリーズDラウンドでの資金調達を実施

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬高志 代表取締役)は、シリーズDラウンドでの資金調達を実施したことを発表した。既存投資家であるRFIアドバイザーズ株式会社運営ファンド、株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)に、新たにフィデリティ・インターナショナルを加えた3社を引受先としている。

 スタディプラスは2010年5月の創業以来、学習者および教育機関を対象に、”学習管理プラットフォーム”を軸にした事業を展開してきた。ここ数年ではCOVID-19の影響もあり、教育業界におけるDX化が急速に進んだことで、スタディプラスの事業領域でも大きな変化が起きた。

 学習管理アプリ「Studyplus」では学校休校中にユーザー数が急増し、累計会員数は現在700万人を越えた。教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」は、文部科学省による『GIGAスクール構想』や『EdTech導入補助金』の促進によって学校現場での端末導入・デジタル教材導入が進んだ影響もあり、学習塾・予備校のみならず学校にも普及してきており、現在1,000校を越える教育現場で活用されている。

 その背景で実施した今回の資金調達は、スタディプラスが提供するソフトウェアプロダクトである「Studyplus」や「Studyplus for School」、出版社の皆様と共同で取り組んでいる電子参考書プラットフォーム「Studyplusブック」の機能強化を目的としている。
 調達した資金をプロダクトの新機能開発、それに付随する人材採用やマーケティング活動に充当することを予定しており、私教育・公教育の現場に存在する課題に対して当社が提供できるソリューションを増やしていく。

■資金調達の概要

<新規投資家>
フィデリティ・インターナショナル

<既存投資家(順不同)>
地域次世代産業推進投資事業有限責任組合(RFIアドバイザーズ株式会社運営ファンド)
株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)

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