給食「黙食」対応 緩和か継続か

 新型コロナウイルスの感染対策として学校給食で続けられてきた「黙食」について、文部科学省は、適切な対策をとれば「会話も可能」とする通知を出した。読売新聞のまとめでは、23区のうち15区が緩和する方針を決めた一方、残る8区は感染拡大が続いていることなどを理由に見直しを時期尚早と判断しており、対応が割れている。

 文科省は11月、マニュアルに記載しているのは「大声での会話を控える」であり、会話を一切しない「黙食」はこれまでも求めていないと説明。座席配置を工夫したり、適切な換気をしたりすれば、会話は可能であるとする考えを全国の教育委員会に通知した。

緩和する(検討も含める)  新宿、文京、台東、墨田、江東、世田谷、渋谷、中野、杉並、豊島、荒川、板橋、足立、葛飾、江戸川

変更せず  千代田、中央、港、品川、目黒、大田、北、練馬

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