将棋日本シリーズJTプロ公式戦9月23日(土・祝)二回戦第四局北海道大会 関西実力者同士の激突 豊島 将之 九段 対 糸谷 哲郎 八段

「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」)二回戦第四局北海道大会は9年連続9回目出場で一回戦はシードの豊島将之九段と一回戦で広瀬章人八段を破った糸谷哲郎八段の戦いとなる。会場は北海道札幌市の札幌コンベンションセンター。公開対局として、事前抽選で当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」 の参加者等の目の前で対局が繰り広げられる。またその模様は15時10分からABEMAでも生中継される。
二回戦第四局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/8qheNMTrfMJTsV


 両者の対戦成績は、29戦して豊島九段の22勝7敗。戦型は、居飛車がほとんどで角換わり系が16局と最も多い。横歩取りが6局、矢倉が4局、雁木などのその他が3局。角換わりの中身は、早繰り銀が10局と圧倒的に多く、次いで腰掛け銀が3局、棒銀が1局、右玉が1局、△33金型向かい飛車が1局。両者先手後手にかかわらず角換わり早繰り銀が29局中10局とダントツの出現率であり、これが本命に上げられる。最近の2局だけを見ると、横歩取りが立て続けに現れており、こちらが対抗になるだろう。どの戦型になるにせよ、早々に過去の事例から離れての未知の戦い、いわゆる力戦になるのが恒例となっている。「JT杯」では過去1回対戦があり豊島九段の勝ち。他に持ち時間の短い早指し棋戦での対戦は1局だけで、こちらも豊島九段の勝ち。スキがあれば先攻する構えを見せる豊島九段に対し、糸谷八段は序盤のどこかで定跡から外れて力戦に持ち込む工夫を志向する。


■大会名義
主  催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後  援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協  賛/ JT、テーブルマーク 
■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html

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