東京都、2028年開校の新都立高校に国際金融教育 有識者4人を助言役に

 東京都教育委員会は10月7日、2028年4月に渋谷区代々木で開校を予定する新しい都立高校について、国際金融教育の内容を検討する「国際金融教育エグゼクティブアドバイザー」4人を選任したと発表した。同校では、都立高校として初めて国際金融教育を特色の一つに据える。

 アドバイザーに就任したのは、吉野直行・慶應義塾大学名誉教授、福田慎一・東京大学名誉教授、清水順子・学習院大学教授、伊藤雅子・アセットマネジメントOne執行役員の4人。東京都独自の教材、指導方法、国内外の企業・大学との連携などについて専門的な助言を受ける。

 金融教育は、家計管理や資産形成の知識に限らず、世界経済、企業活動、社会課題を扱う探究・キャリア教育との接続が考えられる。今後、具体的な教育課程や入学者選抜の方針が示されれば、同校の特色がより明確になる。

 公立高校が金融・経済を学校のブランド形成に位置付ける動きは、学習塾にとっても注目される。教科学力に加え、経済ニュースの理解、データ分析、英語、探究成果の発表などを組み合わせた高校生向け講座や教材への需要につながる可能性がある。

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