高校教科書検定、領土関連記述6割増 

文部科学省は3月18日、2017年春から主に高校1、2年生が使う教科書の検定結果を公表した。領土教育を重視する政府指針を踏まえて尖閣諸島(沖縄県)や竹島(島根県)の編入経緯などを詳しく盛り込んだ教科書が多くなり、領土に関する記述は約6割増えた。政府は14年、教科書作成の指針を改め、尖閣諸島と竹島を「固有の領土」と明記するよう教科書会社に求めた。新指針は昨年の中学教科書の検定から適用され、高校は初めて。領土の記述が倍増した昨年の検定に続き、政府の意向が着実に反映された。

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