日本式算数アプリ、インドネシアの小学校で試験導入

 教育事業を展開する株式会社Mathmaji(東京都渋谷区)は、自社が開発した算数学習アプリ「Mathmaji」を、インドネシアのスラウェシ州マカッサル市にあるイスラム教系私立校「Sekolah Qur’an Savaty」に試験的に導入した。同国の初等教育施設で同アプリが利用されるのは初めてとなる。
 アプリは、日本の学習指導要領を基にした独自のカリキュラムを採用しており、算数を学びながら実用的な英語も習得できるのが特徴だ。インドネシア政府は国家戦略として科学・技術・工学・数学を重視するSTEM教育の強化と英語教育の充実を掲げている。同校は、算数を通じて生きた英語を学べる点を評価した。
 アプリの内容は、図表やアニメーションを用いた1回5分程度の短いレッスンで構成されている。質問に回答すると即座にフィードバックが返ってくる仕組みで、学習を定着させるための計算ゲームなども備える。米国では既に72000件を超えるダウンロード実績がある。
 Mathmajiはこれまで同国の高等職業教育機関などで採用されていたが、今回の小学校での試行を通じて、日々の学習への最適な組み込み方法や、生徒の意欲を高める仕組みを検証する。この成果を基に、同国での初等教育市場への本格的な展開を目指す方針だ。

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