音楽が橋渡しする文化外交 阪大で5月19日に講演会 指揮者の大井氏が登壇

 大阪大学公認の学生団体である大阪大学国際問題研究会(SWADOM)は、2026年5月19日に、同大学豊中キャンパスで講演会を開催する。講師には国際的に活躍する指揮者でピアニストの大井駿氏を迎え、「音楽家に学ぶ文化外交・民間外交と国際情勢」をテーマに議論を深める。
 今回の企画は、国際情勢が緊迫し、政府間の外交が難航する中で、文化や芸術、民間交流を用いた「ソフトパワー外交」に着目したものだ。昨年の大阪・関西万博で見られた各国パビリオンでの文化交流などを背景に、外交の新たな選択肢を提示する。
 講師の大井氏は東京都出身で、フランス、ドイツ、オーストリア、スイスの音楽大学や大学院を卒業、修了した。2022年のひろしま国際指揮者コンクールで1位、2025年のハチャトゥリアン国際コンクール指揮部門で2位を収めるなど、国際的に高い評価を得ている。国内外の主要なオーケストラと共演するほか、昨年の万博ではオーストリアパビリオンでの演奏を担当した。また、福井県の武生国際音楽祭で3年連続の指揮を務めるなど、地域に根差した民間外交の現場にも携わっている。
 講演では、音楽が歴史的に外交で果たした役割のほか、冷戦やウクライナ侵攻といった具体的な情勢と音楽の関わりについて触れる。大井氏自身の欧州などでの活動経験に基づき、音楽を通じた相互理解や民間外交の在り方について解説が行われる予定だ。
 開催時間は18時30分から20時まで。会場は大阪大学豊中キャンパスのサイエンス・コモンズだが、オンラインでの参加も可能なハイブリッド形式で実施される。定員は対面が最大80人程度、オンラインが最大300人程度となっており、いずれも先着順で事前の申し込みが必要である。同研究会の代表を務める小松悠生氏は、国際的に活躍しながら地域にも密着した活動を展開する大井氏の視点から、学生が多くの学びを得ることに期待を寄せている。

■概要
日時:2026年5月19日(火) 18:30~20:00
会場:大阪大学豊中キャンパス サイエンス・コモンズ スタジオA(全学教育推進機構実験棟1F) オンライン会場あり
実施形式:講演+質疑応答(対面とオンラインのハイブリット方式)
主催:大阪大学国際問題研究会(大阪大学公認課外活動団体)
参加者:大阪大学の学生・教職員最大80名程度(対面)
    オンライン配信最大300名程度(学外の方歓迎) 
    ※原則先着順。
申込み先
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdPYeOeI2XxuyrCvNUd5Zt7LFHjhEz-GxCFi6VetlMkuesnog/viewform

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