リクルート進学総研は、高校生の大学選びの動向をまとめた「進学ブランド力調査2026」の結果を発表した。全国を7エリアに分けた「志願したい大学」ランキングでは、関東甲信越、東海北陸、関西、北海道、東北、九州沖縄の6エリアで私立大学が1位となった。
国立大学が1位となったのは中四国エリアのみだった。関西では近畿大学が初の単独1位、北海道では北海学園大学が初めて1位となり、私立大学への関心の高まりがうかがえる結果となった。
国公立・私立の志向では、「国公立の大学に行きたい」とする層が前年の46%から44%に低下した。一方、「私立の大学に行きたい」とする層は41%から42%へ微増し、国公立志向との差が縮まった。
進学先を検討する際に重視する項目では、「学びたい・興味ある学部や学科がある」が57%で最も高く、「就職に有利である」が38%、「学生生活が楽しめそう」が37%で続いた。前年に高かった「交通の便が良い」は31%に下がった。
調査は、2027年3月卒業予定の高校3年生を対象に実施し、大学進学希望者1万5263人を集計した。高校生の大学選びでは、通いやすさ以上に、学びの内容や将来の進路につながる実利性を重視する傾向が強まっている。



