関西大学、デジタル証明書を導入 学修成果の国際的可視化へ

 関西大学は、ネットラーニングホールディングスと連携し、学修成果をデジタルで証明する新たなサービスを導入した。国際技術標準「Open Badges 3.0」に準拠したデジタル証明書を発行し、リカレント教育における学修証明のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する。

 対象は、社会人向けの履修証明プログラム「海外子会社の経営を担う人材を養成する大学院教育プログラム」の修了者。今年度は「ベーシックコース」と「アドバンストコース」の2コースで、従来の紙の履修証明書に加え、デジタル証明書を発行する。

 デジタル証明書は改ざん耐性が高く、オンラインでの提示や共有、第三者による検証が可能で、国内外の教育機関や企業に対して学修成果を円滑に示せるのが特長。グローバル人材のキャリア形成支援にもつなげる。

 同大は社会人の学び直し需要の高まりを背景にリカレント教育を強化しており、従来の紙中心の証明手段では国際的な活用に限界があった。今回の導入により、学修成果の可視化と利活用の高度化を図る。

 今後は対象講座の拡大や継続的な証明書発行を進め、学修履歴の蓄積・活用を促進する方針。あわせて、在学から修了・卒業までの学修歴を一元管理する仕組みや、デジタル学生証の導入も検討している。

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