学研ホールディングスのグループ会社であるGakken SEEDは、令和8年熊本地震を受け、保育者向けの防災関連研修動画4本を期間限定で無料公開する。保育・教育施設における防災体制や避難訓練の見直しを支援することが目的だ。
公開するのは、同社が提供する保育者向けオンデマンド園内研修サービス「学研せんせいサポートHOINQ(ほいんく)」の防災関連動画。公開期間は7月31日から9月30日までで、YouTubeの「HOINQチャンネル」で視聴できる。
動画では、園の防災体制の点検、避難訓練の見直し、配慮が必要な子どもへの災害時対応、猛暑・酷暑時の熱中症対策を取り上げる。保育室や廊下、トイレ、職員室、給食室など場所ごとの危険箇所の確認に加え、発達障害児や医療的ケア児、外国にルーツのある子どもへの配慮も扱う。
また、避難訓練が毎月同じ内容となり形骸化しやすい課題を踏まえ、実際の災害時に役立つ訓練のあり方を見直す内容も含まれる。熱中症対策では、子どもの表情や反応の変化など、保育現場で注意すべきサインや応急処置を学ぶ。
Gakken SEEDは、今回の公開を通じて、全国の保育・教育施設における防災意識の向上と、備えを見直す機会につなげたい考えだ。災害時に子どもの安全を守るため、園内研修や職員間の情報共有に活用できる取り組みとなりそうだ。



