学校法人平安女学院は10月5日、平安女学院大学を2028年度から男女共学とし、大学名を「京都地域共創大学(構想中)」へ変更すると発表した。併せて、学部構成と設置者を含む大学組織の再編を進める。2028年度以降、京都キャンパスでは国際観光学部のみを運営する単科大学となる。同学部は、AIなどの技術革新やグローバル化を踏まえて教育内容を刷新する。具体的なカリキュラムは今後公表する。
高槻キャンパスの子ども教育学部については、学校法人創志学園が運営する環太平洋大学へ2028年4月に設置者を変更するため、両法人が基本合意書を締結した。認可申請を予定しており、移管後は男女共学となる。現在の教育内容を継承しながら、環太平洋大学の学部として運営する。
学校法人平安女学院の名称や、平安女学院中学校高等学校の運営には変更がなく、中高は女子教育を継続する。附属こども園も同法人が引き続き運営する。
共学化、大学名称の変更、単科大学化、学部移管を同時に進める大規模な再編である。少子化が大学経営を圧迫する中、大学ブランドと教育資源を組み替え、募集対象を広げる動きとして注目される。塾や予備校では、2028年度以降の学部構成、入試制度、募集人員を継続して確認する必要がある。



