河合塾学園の「ドルトンX学園高等学校」が設置認可 2027年4月開校へ

 学校法人河合塾学園は10月8日、広域通信制高校「ドルトンX学園高等学校」が岩手県から設置認可を受けたと発表した。認可日は10月6日で、2027年4月の開校を予定する。岩手県一関市に本校となる一関キャンパス、東京都調布市に東京キャンパスを置く。

 同校は通信制と全寮制を組み合わせ、オンラインによる教科学習と、国内外の地域に滞在する探究活動を実施する。1年次と3年次は一関キャンパスと、NTT東日本が運営する東京都調布市の研修施設に置く東京キャンパスで学ぶ。2年次は学期ごとに地域拠点へ滞在し、フィールドワークに取り組む計画だ。

 主要な探究コースに加え、海外大学進学を視野に入れたグローバルコースも設置する。「Minerva Baccalaureate」や「International A-Level」などの国際カリキュラムを導入し、日本の高校卒業資格と海外進学への対応を両立させる。

 通信制高校市場では、通学拠点の拡大に加え、探究、留学、寮生活などによる差別化が進んでいる。河合塾グループの参入は、大学受験指導を中心としてきた大手教育事業者が、中等教育段階から進路形成を支援する動きとして注目される。

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