文科省、初の「全国学生調査」本格実施結果 外国語力の修得実感は40%

 文部科学省は10月9日、大学・短期大学での学びや学生生活の実態を把握する「全国学生調査」の第1回本格実施結果を公表した。4回の試行を経て初めて本格実施したもので、大学・短大を合わせて33万6571件の有効回答を得た。回答率は26・0%だった。

 大学生の90%が専門分野の知識、89%が幅広い知識、88%が他者と協働する力を身に付けたと回答した。一方、外国語を使う力は40%、数理・データサイエンスに関する知識・技能は56%にとどまった。

 授業面では、分かりやすく教える工夫を「よくあった」「ある程度あった」とした学生が91%、グループワークやディスカッションの機会は81%だった。提出物へのコメントなど、学習を進めるための適切な指導は59%で、改善の余地が残る。

 1週間当たりの授業関連学習時間が5時間以下だった割合は、大学2年生で60%、最終学年で75%。自主的な学習も2年生の81%、最終学年の66%が5時間以下だった。大学教育で不足感の強い語学、データサイエンス、継続的な学習習慣は、大学生向け教育サービスを考える上でも重要な領域となりそうだ。

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