日本経済新聞などの報道によると、熊本大学と産業技術総合研究所は10月7日、半導体分野における包括連携協定を締結した。研究開発に加え、学生や研究者の人材交流、地域企業への支援、半導体人材の育成を共同で進める。
連携では、熊本大学の研究者が産総研の先端的な研究設備を利用できるようにするほか、産総研から大学への講師派遣、学生のインターンシップなどを検討する。大学で得られた研究成果の事業化や、地域企業への技術支援にも取り組むという。
熊本県では半導体関連企業の集積が進み、研究者、技術者、製造人材の確保が課題となっている。今回の連携は、大学教育と公的研究機関の設備・知見を結び、研究から人材育成、企業支援までを一体的に進める動きと位置付けられる。
半導体産業の拡大は、大学や高等専門学校だけでなく、中高生の理工系進路選択にも影響する。学習塾や教育事業者にとっても、情報、数学、物理を産業や職業と結び付けて学ぶ進路教育の需要を考える材料となる。



