2027年大学入試、女子枠は国公立42大学53学部 東進進学情報が改革動向を整理

 株式会社ナガセは10月19日、「東進進学情報vol.532」で2027年の大学教育・入試改革を公表した。大学の新課程、理工系女子枠、入学金負担軽減策など、進路指導に影響する変更をまとめている。

 2027年大学入学共通テストは1月16、17日に実施する。出題教科・科目、試験時間、配点の基本的な枠組みは2026年から変更しない。

 大学の新課程では、東京大学が2027年9月、学士・修士一貫の5年制課程「カレッジ・オブ・デザイン」を開設する予定だ。募集は100人で、授業は英語で行う。東北大学は同年4月、学部の枠を設けない「ゲートウェイカレッジ」を創設し、Ⅰ期88人、Ⅱ期90人を募集する。

 国公立大学の女子枠は、2027年度に42大学53学部で実施される予定。九州大学工学部、横浜国立大学理工学部、静岡大学工学部などが新たに導入する。芝浦工業大学は女子枠の募集人員を124人から182人へ拡大する。

 入学金の二重払い問題では、私立大学・短期大学836校のうち210校、25%が負担軽減策を実施または検討している。このうち39校は2027年度入試から対応する予定だ。

 女子枠の拡大や学部横断型課程の新設は、従来の偏差値や学部分類だけでは説明しにくい進路選択を増やす。学習塾には、選抜方法だけでなく教育内容、入学時期、学位取得までの仕組みを含めた情報提供が求められる。

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