Category: 塾ニュース|塾・企業

PERSOL Global Workforceが「Monoxer」の活用を強化 フィリピンの特定技能ビザ取得を目指す外国人材を対象にリモート日本語トレーニングを開始

 外国人材に特化した人材サービスを提供するPERSOL Global Workforce(パーソル グローバルワークフォース)株式会社(東京・千代田区、多田 盛弘 代表取締役社長)は、モノグサ株式会社(東京・千代田区、竹内 孝太朗 代表取締役 畔柳 圭佑 代表取締役)の提供する学習プラットフォーム「Monoxer」(モノグサ)を活用し、新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出・移動制限下にあるフィリピンにおいて、リモートでの日本語トレーニング体制を構築・開始したことを発表した。
 フィリピンでは3月中旬より、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、外出・移動制限措置がとられている。それに伴い、フィリピン・ルソン島の学校・教育機関などは閉鎖を決定、PERSOL Language Instituteも、政府の要請に従い、対面授業を休止した。(3月17日)
 一方で、日本語力を身につけて、日本ではたらきたいという高い意欲を持つ受講生と、今後の人材不足の対策として対面授業休止期間中も学習を継続できる体制を整えることが必要だった。ネットワーク環境が不十分なフィリピン国内ではライブ型オンライン授業を行うのが困難な現状であることから、PERSOL Global Workforceでは、チャットツールを活用したトレーナーと受講生との1:1のフォローを行うとともに、これまでも使用していた学習プラットフォーム「Monoxer」を積極的に活用することで、対面授業中止の状況の中でもリモートで日本語を習得できる体制を構築・トレーニングを継続している。

ベネッセ 「進研ゼミ高校講座」と現役大学生が、双方向のライブ配信で学習相談

 株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁 代表取締役社長)が展開する高校生向け通信教育「進研ゼミ高校講座」は、全国の高校で休校期間が延長されたことを受け、高1生から高3生を対象とした、すべての高校生が無料で参加できる学習法アドバイスのライブ配信を行う。このライブ配信企画は、普段、進研ゼミの会員向けに学習相談をうけている進研ゼミ卒業生の現役大学生スタッフ(『先輩チューター』)からの提案がきっかけで実現。企画に賛同した大学生有志が相談会の講師を務め、進研ゼミは主に運営や提供コンテンツなどについて、大学生スタッフたちの活動をサポートしている。

<提供サービス概要>
■毎日約30分(日曜除く)、ライブ配信番組で高校生の学習に関する困りごとを解決
 その場で高校生からの質問を受け回答していく、双方向のコミュニケーションで展開していく。

提供期間:2020年4月22日(水)~5月6日(水)の平日・土曜日 ※期間は変わることがあります
時間:高1・2生向け14:00~14:30 高3生向け 14:30~15:00
視聴方法:TwitCasting (https://twitcasting.tv/)を利用。
Twitterの「高校生を応援@先輩チューター」アカウント(@tutor_k2)から配信。

 進研ゼミ高校講座 進路情報責任者 相武貴志氏は『「進研ゼミ高校講座」の会員の方々からも、「休校中に取り組んでおくべきことは?」、「生活のリズムを取り戻すためには?」「受験生として今やるべき勉強を教えてください」といったご質問やご相談が多く寄せられています。そこで、休校中の生活リズムの作り方や勉強の進め方、受験生として取り組んでおきたいことなどについて、高校生の皆さんに近い存在である大学生が、高校時代の経験を踏まえたアドバイスをリアルタイムに提供する企画を実施することになりました。』と話している。

英語学習コーチングサービス「STRAIL(ストレイル)」が「留学生応援割引キャンペーン」を開始

 英語学習コーチングサービス「STRAIL(ストレイル)」(https://strail-english.jp/)や英語パーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」を運営する株式会社スタディーハッカー(東京・千代田区、岡 健作 代表取締役社⻑)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で留学を中止、延期された方を対象に、4月22日から5月12日までに入会お申し込みされた先着100名に受講料を最大3万円引きにする「留学生応援割引キャンペーン」を開始する。

キャンペーン概要
STRAIL(ストレイル)オンラインコンサルティングコースの3ヶ月あるいは2ヶ月いずれかで入会した方に、受講料を最大3万円割引をする。

入会金 : 5万円
3ヶ月受講料金:255,000円→225,000円(3万円割引)
2ヶ月受講料金:170,000円→150,000円(2万円割引)

※別途、レベルに応じた市販教材を購入。
※教材の発送費用として、2,500円必要となる。

【対象】
以下のいずれかにあてはまる方

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、
・予定していた留学が中止、延期となった方
・留学中だったが中断せざるを得なくなった方
*高校生、大学生、大学院生、専門学校生、社会人を対象とします

【人数】
先着100名

【期間】
4/22-5/12にご入会の方

※年齢は問いません。(18歳未満の方は保護者様よりお申し込みください)
※留学の種類は問いません。
※オンラインでのご受講に限ります。
※期間中にお申し込みいただければ、ご受講が5月13日以降でも適用となります。

【参照URL】
https://strail-english.jp/

英単語学習アプリ「mikan」累計400万ダウンロード突破

 株式会社mikan(東京・渋谷区、高岡 和正 代表取締役)は、同社が開発・運営する英単語アプリ「mikan」が2020年4月に累計400万ダウンロードを突破したことを発表した。

 株式会社mikanは2014年のサービス開始より、場所や時間に関わらずインターネットを活用した学習機会をあらゆる人に提供したいという想いのもと、サービスの拡大に務めてきた。
 現在では、受験を控えた中高生だけでなく、大学/大学院生、社会人、そして親子で利用するなど幅広いユーザー層に利用されている。毎日継続して学習できるアプリを目指し、常にユーザーの声をプロダクト改善に反映させた結果、2020年4月に1日の学習者数(DAU)過去最高を記録した。

 株式会社mikanは全ての小中高生に向け、mikan PRO(有料)にて提供している一部教材を2020年3月3日から無料公開している。※5月6日まで延長決定

ダウンロードはこちらから:https://mikanapp.page.link/pr-20200423

市進ホールディングス社長に福住一彦氏が就任

株式会社市進ホールディングスは、5月29日の株主総会で株式会社学研塾ホールディングス代表取締役社長を現任する福住一彦氏が市進ホールディングスの代表取締役社長に就任する予定であることを明らかにした。

福住一彦氏

同社の発表によると「学研グループとは従前より、業務提携及び資本提携を進めてまいりました。両社間の協力体制をさらに強化し、業務提携の円滑な推進を確実なものとし、総合教育サービス企業グループとして発展させ、さらなる企業価値の向上をめざすべく、経営体制の強化・充実を図るものであります」としている。

福住氏は、兵庫県出身。1980年(昭55年)神戸大学経営学部卒を卒業後、神戸教育研究センター(現創造学園)に入社。2014年8月に学研塾ホールディンスグの代表取締役社長に就任。2018年には学研ホールディングス取締役、20年に市進ホールディングス顧問に就任した。62歳。

下屋俊裕社長は、代表権のある会長に就任予定。

アオイゼミが3月の休校期間中の学習状況について、中高生にアンケートを実施。8割以上が「今後もオンライン授業を継続したい」

 Z会グループのグループ会社、株式会社葵(東京都千代田区、内藤正史代表取締役社長)が運営するオンライン学習塾「アオイゼミ」が、3月の休校期間中の学習状況について中高生にアンケートを実施。結果を公表した(回答数:2411件)。

 休校期間中、主に自宅で取り組んだのは「学校の宿題」(78%)に次いで「オンライン授業」(68%)。初めてオンライン授業サービスを使った生徒は51%だった。3月の休校を機に、中高生にオンライン授業サービスが浸透したことがわかる。

 オンライン授業サービスを知ったきっかけは、「ネットの情報」(53%)、次いで「家族の勧め」(26%)。生徒が自ら学習機会を探したこと、家族が学習手段を探したことが予想される。

 また、8割以上の生徒が「今後もオンライン授業を継続したい」と答えた。オンライン授業のメリットは「自宅で勉強できる」(86%)、「自分のペースで勉強できる」(71%)、「集中できる」(36%)という順に。

 オンライン学習の課題も質問している。「質問ができない」(37%)、「スマホやタブレットなどの通信機器の整備が必要」(35%)、「周りの大人の理解が得にくい」(25%)という順になった。

 これについてアオイゼミは、「大人は、子どもがスマホやタブレットを見ていると遊んでいると思ってしまいがちだが、『集中して学習している最中かも』と少しの配慮を。生徒も、ノートや筆記用具など勉強する環境を整えて『勉強中』をアピールし、時には保護者と一緒に授業を見て理解を深めてもらうのもよいかもしれない」とコメントしている。

全国学習塾協会が国に対して、学習塾に向けた経済対策などを要望

 4月20日、公益社団法人全国学習塾協会(安藤大作会長)が、安倍晋三内閣総理大臣をはじめとした国に対して、新型コロナウイルス感染症に関する要望書を提出した。

 同協会は、新型コロナウイルス感染症対策に関して、1月下旬から情報発信を行い、指針やガイドラインを公表するなど、学習塾業界における感染拡大防止に努めている。

 現在、学習塾業は、セーフティネット5号(全国的に業況の悪化している業種)に追加指定され、IT導入補助金の特別枠が創設されるなど、国からの支援がなされている。しかし、依然として厳しい状況にある学習塾が多いのも事実だ。

「民間教育として子供たちの学習機会を確保していくためにも、相応の支援が必要と考え、要望書を提出するに至りました」と同協会の担当者は言う。

 要望書は多く分けて、「財政支援」、「金融支援」、「オンライン授業・テレワークに関する支援」、「子供たちの学習環境の整備」の4つにわたる。

 例えば、「財政支援」は、休業要請に応じた、または自主的に休業した学習塾に対して、地域を問わず、補償に変わる支援として協力金を支給すること。また、刻一刻と変化する状況に応じた財政支援を随時、検討・実施することを求めている。

 あるいは、「子供たちの学習環境の整備」では、子供たちが、学校再開後に安心して勉強できる環境を準備しておくために、公教育と民間教育の間に、休校期間中の学習内容等の情報共有・連携の推進。また、休校期間中に学校外に置いて、学習機会を確保しづらい子供に対して、期間限定で学校外教育バウチャーを支給する等の配慮を求めている。

明光 世界探究型オンラインスクール「アーススクール」が開校

 英語を教えない英語塾 ESL club (株式会社明光ネットワークジャパン、山下 一仁 代表取締役社長)は、国内初となる世界探究型オンラインスクールである「アーススクール」を2020年4月22日に開校する。

▼アーススクール 1週間の流れ▼

1.【事前課題】世界を知る
動画教材を視聴し、ディスカッションクエスチョンに答える形でレッスンに向けた準備をする。
事前課題例:What it’s like to be the child of immigrants 
訳)移民の子どもって、どんな感じ?

2.【レッスン】世界について対話する
オンラインシステムを用いて、ESL clubのバイリンガル講師1名につき、生徒3~4名で50分間ディスカッションを行う。
(※ESL clubのバイリンガル講師は全員、英検1級、TOEFL iBT 90点、TOEIC 900点レベル以上になります。)
ディスカッション例:Q. Have you met or talked to immigrants before? (If not, have you talked to someone who is from a different country?) What did you find different and what surprised you the most? Share your experience. 
訳)今まで移民や海外の人と話したことがありますか?その時、一番自分との違いで驚いたことは何ですか?

3.【調べ学習】世界を探究する
レッスンでディスカッションした内容について、関連動画を視聴したり、関連文献を読むことで、生徒自身が探究学習を行う。

4.【まとめ】世界を自分の言葉にする
自分が探究した内容について、エッセイを書きます。エッセイには講師からのコメントが必ず届き、そこから学びを深めることができる。
エッセイ例: Do you think immigrants in Japan should learn Japanese language? Do some research on other countries and share your own opinion. 
訳)日本に来る移民は日本語を学ぶ必要があると思いますか?海外の国を参考に、自分の意見を述べましょう。

【対象】
英検2級以上に挑戦されている方、またはそれに準ずる英語力をお持ちの方
タブレットまたはPC(カメラ、マイク機能付き)、及びインターネット環境のある方

▼アーススクール入会受付▼ 
https://eslclub.jp/earth-school/
(5/10まで限定、無料トライアル実施中)

個別指導塾テスティー、1対1のオンライン授業WEB個を体制強化 休校支援プログラムとして4月度授業を無料提供

 個別指導塾テスティー株式会社(東京・杉並区、繁田 和貴 代表取締役)は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大による休校で在宅学習を続ける全国の小学生・中学生・高校生に向けて、Zoomを活用した1対1のオンライン授業WEB個(ウェブコ)の体制を強化し、休校支援プログラムとして4月度授業を無料提供する。

 2010年から約10年間オンライン授業を提供してきた経験と実績を活かし、不慣れなオンライン学習に臨まざるを得ない全国の生徒たちに対し、入口の段階でなるべく抵抗感なく取り組めるようサポートする方針。

WEB個の詳細は以下へ
https://testea.net/webko/

ヒューマンアカデミー 新型コロナ休校でも自宅で参加可能なオンライン体験授業や映像授業を開始

 教育事業を運営するヒューマンアカデミー株式会社(東京・新宿区、川上 輝之 代表取締役)は、2020年4月17日(金)より、オンラインや動画を活用した映像授業や体験授業を、サイエンス教室やロボット教室、英語教室、学童保育施設を通じて順次提供する。まずは自宅からオンラインで参加できる理科実験の無料体験プログラムを開始。学習支援策を提供する。
 ヒューマンアカデミーでは、学習機会の提供と学びへの希望、楽しみながら身につく力を全国の子どもたちへ届けられるよう、オンラインを活用した無料体験会を実施する。加えて、ヒューマンアカデミーこども教育の会員向けに、自宅で受講できる動画での映像授業や、ヒューマングループの海外現地法人(アメリカ・カナダ)に所属するネイティブ講師とのオンライン英会話レッスンを提供する予定だ(別途有料)。

 自宅での学習機会と楽しい学びの提供を目的として、2020年4月17日(金)よりヒューマンアカデミーが提供する子ども向けのサイエンス教室「ヒューマンアカデミーサイエンスゲーツ」を皮切りに、ロボット教室、英語教室、学童保育施設を通じて、オンライン無料体験会の開催や動画授業を順次実施する。