茨城大学(水戸市)が新設した女子寮「さくら寮」(茨城県日立市)は、日本人学生と外国人留学生が共同生活する新しいタイプの寮だ。寮には4人部屋が6室あり、定員は計24人。台所や冷蔵庫のほか、トイレ、風呂、洗濯機などは共用だが、個室も用意されている。寮費は定額の光熱費込みで月額2万4900円だ。彼女らはそれぞれの研究室で実験に打ち込み、帰宅時間はばらばら。それでも時々はギョーザなどを味わうパーティーを開いて親交を深める。そこには共同生活が異文化理解につながっていることが垣間見える。
京都私塾連盟(松井博美会長)は10月2日(木)、キャンパスプラザ京都において、大阪青凌中学校・高等学校(福力稔学校長)との共催による、学習塾対象説明会を開催した。当日は、関西を中心に学習塾関係者が約120名参加した。
大阪青凌中学校・高等学校は「自主自律・稚心を去れ」の校訓の下、グローバル人材の育成を進め、年を重ねるごとに進学実績も向上している。京都私塾連盟との共催による説明会も毎年の恒例となりつつあるが、今回は中土井鉄信氏の講演を交え、例年とは違った内容で構成。
同校の学校長の福力稔氏と教頭の向忠彦氏が、「同校の家庭学習指導の徹底が,国公立大・関関同立大の合格者の増加につながっている」と報告。京都私塾連盟の会長の松井博美氏は、「生徒・家庭との連絡を密にする同校の取り組み姿勢が,小さくても大きな成果を生み出す秘密であると感じた」と述べた。