Category: 塾ニュース

茨城大「さくら寮」日本人学生と外国人留学生の異文化理解に

茨城大学(水戸市)が新設した女子寮「さくら寮」(茨城県日立市)は、日本人学生と外国人留学生が共同生活する新しいタイプの寮だ。寮には4人部屋が6室あり、定員は計24人。台所や冷蔵庫のほか、トイレ、風呂、洗濯機などは共用だが、個室も用意されている。寮費は定額の光熱費込みで月額2万4900円だ。彼女らはそれぞれの研究室で実験に打ち込み、帰宅時間はばらばら。それでも時々はギョーザなどを味わうパーティーを開いて親交を深める。そこには共同生活が異文化理解につながっていることが垣間見える。

総務省調査 高校1年生のネット入り口は「スマホ」88%

総務省がまとめた調査で、高校1年生の9割近くがスマートフォン(スマホ)を所有し、このうち半数が休日に3時間以上使っていて、平日でも3割強が3時間以上使っていることが分かった。所有するインターネット接続機器(複数回答)は「スマホ」が88.1%で最も多かった。2年前の6割弱から昨年84.2%に達し、さらに伸びた。「タブレット端末」は16.5%に増えた。調査は3回目。総務省が6~7月、16都道府県の高校・高専の1年生約3700人を対象に実施した。

京都私塾連盟・大阪青凌共催、学習塾対象説明会開催

京都私塾連盟(松井博美会長)は10月2日(木)、キャンパスプラザ京都において、大阪青凌中学校・高等学校(福力稔学校長)との共催による、学習塾対象説明会を開催した。当日は、関西を中心に学習塾関係者が約120名参加した。

大阪青凌中学校・高等学校は「自主自律・稚心を去れ」の校訓の下、グローバル人材の育成を進め、年を重ねるごとに進学実績も向上している。京都私塾連盟との共催による説明会も毎年の恒例となりつつあるが、今回は中土井鉄信氏の講演を交え、例年とは違った内容で構成。
学習塾対象説明会同校の学校長の福力稔氏と教頭の向忠彦氏が、「同校の家庭学習指導の徹底が,国公立大・関関同立大の合格者の増加につながっている」と報告。京都私塾連盟の会長の松井博美氏は、「生徒・家庭との連絡を密にする同校の取り組み姿勢が,小さくても大きな成果を生み出す秘密であると感じた」と述べた。

東京個別 中間決算 増収10% 経常利益は84百万円

株式会社東京個別指導学院の2015年2月期第2四半期(2014年3月1日〜8月31日)の売上高は73億54百万円(前年同期比10.0%増)。損益面には、7教室の新規開校、テレビコマーシャルの実施など、規模の拡大並びに新規生徒獲得活動を積極的に行う一方で、コストの効率化・適正化をさらに追求致した結果、営業利益は81百万円(前年同四半期は営業損失79百万円)、経常利益は84百万円(前年同四半期は経常損失77百万円)、四半期純利益は37百万円(前年同四半期は四半期純損失64百万円)となった。

昴 中間決算 売上0.5%減も、経常利益1百万円で回復基調

株式会社昴の第2四半期累計期間(2014年3月1日〜8月31日)の売上高は16億73百万円(前年同期比0.5%減)となり、利益面では教室人員配置の適正化並びに全社的な運営の効率化を推し進めたことにより、営業損失10百万円(前年同四半期の営業損失38百万円)、経常利益1百万円(前年同四半期の経常損失34百万円)、四半期純損失は4百万円(前年同四半期の四半期純損失は33百万円)となった。

私塾ネット関東主催の研修会にて、異色のコミュニケーション研修

NS人材教育の松田浩一代表

NS人材教育の松田浩一代表

9月25日(木)、私塾ネット関東の第56回定例研修会において、生徒やその父母とのとコミュニケーション能力向上の一環として、「面談力(傾聴)の強化」をテーマとした研修が開かれた。今回、講師として招いたのはNS人材教育の松田浩一氏。傾聴とコーチングの違いを説きながら、ワークショップを中心とした講義は参加者を最後まで飽きさせず、予定の講義時間の2時間があっという間に過ぎていった。

講師の松田氏は、劇団運営、俳優活動を経て、現在では100社以上の営業支援コンサルティングや、新人研修、コミュニケーション研修等も担当。最近では、塾関係者向けの研修の経験もあるとのこと。

LINE 月間利用1.7億人初公表

LINE(本社:東京都渋谷区・代表:森川亮)は10月9日、浦安市で開いた事業戦略発表会で、実際のサービス状況を示す月間利用者数は1億7千万人と初めて明らかにした。「ライフ(生活)とエンターテインメントの両面からイノベーションを起こす。決済サービスの『LINE Pay』対話アプリのアカウントとクレジットカードや銀行口座の情報を連携させ、ネットや実店舗での支払いが可能になる。

達成度テスト改称へ提言「発展」と「基礎」の2種 文科省

「達成度テスト(発展レベル)」の導入を検討している文部科学省はテストの名称を変更する方針を決めた。「達成度テスト(基礎レベル)」とテストの目的が違うにもかかわらず同一の名称を使うことが受験生や高校側の混乱を生むと判断したため。昨年10月に政府の教育再生実行会議が入試改革策として「発展」「基礎」の2種類の創設を提言。これを受け文科相の諮問機関、中央教育審議会が制度設計を議論しているが、「発展」は入試用のため達成度テストとは別の名称にすることが適当と判断した。

ノーベル文学賞に仏モディアノ氏

スウェーデン・アカデミーは10月9日、2014年のノーベル文学賞をフランスの作家パトリック・モディアノ氏(69)に授与すると発表した。同アカデミーはモディアノ氏の作品について「つかみがたい人間の運命というものを呼び覚まし、(ナチス)占領下フランスの人々の日常を生々しく描いた記憶の芸術」と評価した。授賞式は12月10日にストックホルムで開く。賞金は800万クローナ(約1億2000万円)。有力候補とみられた日本の村上春樹氏は受賞しなかった。

東京都立高全日制 来年度募集 4万2225人

東京都教育委員会などは10月9日、来年度の都立高校、高専、中高一貫校の募集人員を発表した。高校の全日制は173校が前年度より200人少ない4万2225人を募集し、このうち9050人が推薦入学の対象となる。定時制の募集は55校で4925人、通信制は3校で495人。中高一貫の高校付属中は5校で640人、中等教育学校は5校で800人を募集する。