Category: 塾ニュース

「TABATA」4分間エクササイズ 立命館大学 欧米で人気

立命館大学スポーツ健康科学部の田畑泉教授が考案したエクササイズ「タバタ・プロトコル」が欧米で人気を呼んでいる。四つんばいで両手を支えに両足を左右に振るほか、両手を開きながらジャンプする――。わずか4分間の運動で一定の効果を得られるという。短時間の運動で有酸素運動と無酸素運動の効果を両方得られるのが特徴で、英国ではDVDが約1万5000本売れているほか、動画サイト「ユーチューブ」では約100万回の再生数の関連動画がある。

ハラル対応学食、神田外語大、名古屋工業大学、埼玉大学

学生食堂でイスラム教の戒律に沿った「ハラル食」を提供する大学が増えている。神田外語大は「ムスリムフレンドリー・ハラール認証」を日本アジアハラール協会(千葉市)から取得。「ハラル食」を提供してイスラム圏からの留学生に配慮している。名古屋工業大学(名古屋市)の生協は5月、イスラム教徒の留学生の要望を受け「ハラール推奨メニュー」をつくった。埼玉大学は5月、第2食堂部のハラル対応のメニューを扱うコーナーを新設した。「ハラールメニュー」があり、他のメニューと同様、カウンターで注文できる。

インターネット学習の「コラボプラネット」お寺と協力を得て「IT寺子屋」をスタート

福岡県糸島市内でインターネットを利用した学習塾を運営する「コラボプラネット」(西原申敏代表)が、新たに同市志摩岐志の海徳寺(松月博宣住職)の協力を得て「IT寺子屋」を始めた。松月住職の妻よし子さんが「お寺の広間を使ったら」と塾スタッフに提案。8月19、20日の合宿には5人が参加し、9月3日から毎週水曜日に開塾している。IT寺子屋へは現在、中学3年の女子生徒2人が同市志摩芥屋から自転車で約5分の道のりを通っている。

「こども園」首都圏自治体、独自に基準

「子ども・子育て支援新制度」のスタートを前に、首都圏の自治体で独自の基準を作るところが出ている。千葉市は認定こども園について、職員1人に対する1~2歳児の数を、国基準の6人に対して5人にする。さいたま市は3歳児の1学級当たりの園児数を20人以下と国基準の35人以下より厳しくする。新座市は小規模保育所・事業所内保育所について、幼児1人あたりの保育室などの面積に広めの基準を導入した。東京都港区は保護者の就労時間について1カ月48~64時間まで幅がある国基準の中で、最も短時間の48時間を基準にする。

東京都 来年度の私立高校 募集要項発表

東京都は10月2日、都内私立高の2015年度募集要項を公表した。全日制の募集校数は前年度と同じ183校で募集人員は207人多い3万7578人だった。制の内訳は、男子校23校(募集人員3264人)女子校51校(同8800人)共学校109校(同2万5514人)。ほかに定時制4校(同446人)、通信制9校(同1万840人)、特別支援学校1校(同5人)が募集する。

兵庫県教委 教員採用、1238人

兵庫県教育委員会は、来春採用となる公立学校の2015年度教員採用選考試験結果を発表。合格者は前年度とほぼ同じ1238人(男性594人、女性644人)と6年連続で1000人を超えた。受験者は7059人と前年度より391人減り、倍率は5・7倍だった。「採用地域希望優先制度」で、但馬地域10人▽丹波地域8人▽淡路地域5人の計23人が合格した。

「アラル海」、ほぼ消滅 NASA画像公開

米航空宇宙局(NASA)は、かつて世界で4番目に大きな湖だった「アラル海」が過去14年で縮小を続け有害な砂をまき散らす広大な砂漠と化している画像を公開した。アラル海は中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンの国境をまたぐ地域にあり、現在は元の湖の中心だった部分が「南アラル海」と呼ばれている。縮小は今年に入ってピークに達し、南アラル海の東側の部分が完全に干上がった。

離島発の教育を考える 海士町で「島の教育会議」10月12日に開催

公設民営塾として先駆的な取り組みを続ける、島根県の離島である隠岐の島・海士町(海士町)で10月12日(日)、離島教育を考えるシンポジウム「島の教育会議」が開催される。3回目となるこの会議では、この島の高校で実際に何が行われて来たのか、これからは何を目指しどのような挑戦を続けていくのかを話し合うシンポジウムなどがおこなわれる。地域に根ざし、世界に通用する未来の教育を創りあげてきた軌跡を「島前(どうぜん)高校魅力化プロジェクト」の創設メンバーたちが自ら語る。

島の教育会議

「公設民営学校」といえば、自治体が委託料を払い、民間の予備校や塾、企業、NPO法人などに公立学校の運営を委託する制度だが、これが正式に検討段階に入ったのはちょうど一年前の2013年10月18日。日本経済再生本部の会合で決定を受けてからだ。

日本初となるこの公設民営学校を開始すれば、公立と同レベルの安い学費で子どもたちに多彩な教育を受けさせることができるようになります。また、塾 や予備校などの民間側は自分たちで土地や建物を用意する必要がなくなり、より少ない費用で教育を行えるというメリットがあります。
>>学研塾ホールディングス「公設民営学校」についての記事にリンク

実は、政府がこの制度を検討するよりも先に公設民営の町営塾が海士町で5年前から始まっている。この「隠岐國(おきのくに)学習センター」は、町内にある隠岐諸島唯一の県立高校である「島前(どうぜん)高校」と連携して生徒たちの学習をサポートしている。

隠岐國学習センターは、もともと廃校寸前だった島前高校の生徒の減少を食い止めるためにはじまった「島前高校魅力化プロジェクト」の一貫として生まれた。しかし、魅力化プロジェクトによって、今では日本のみならず、海外からも入学希望者が応募してくる学校に様変わりした。そして、この高校に通う多くの生徒も学習センターに通っている。

そして、この学習センターには連日、全国の教育関係者のみならず、企業経営者、政府高官、外国の駐日大使などの視察や訪問が相次いでいる。そこで、海士町は年に一回「島の教育会議」を開催し、島外の多くの人たちにも海士町で行われている教育改革について実際に触れて感じてもらうための機会を設けている。

《島会議の概要》

  • 日程  10月12日(日)
  • 時間  シンポジウム 14:00分〜18:00  交流会 19:00〜21:00
  • 場所  島根県隠岐郡海士町
  • 会費  3,000円(交流会参加者は別途5,000円)
  • 申し込み  http://oki-ama.org/news/1381.html

《プログラム》

  • 14:00~16:00 実践発表「島の教育の“今”」

地域の課題解決に取り組む高校生をはじめ、挑戦する教員、進化する公立塾、仕掛ける地域など多様な立場から、今の実践を紹介します。

  • 16:00~18:00 分科会「島からつくる教育の“未来”」

島の教育の現状や課題、未来への想いを踏まえたうえで、分科会ごとに参加者の皆さんとこれからの取り組みについて議論し、新たな可能性を共につくります。※分科会の詳細は下部に記載しております。

  • 18:00 閉会
  • 19:00〜21:00 交流会

「大学ポートレート」一足先に私立大学だけでスタート

文部科学省が10月1日の開始を目指していた国公私立大学共通のデータベース「大学ポートレート」が、私立大学だけでスタートすることになった。予算不足が原因で国公立大学のデータ入力が遅れた。文科省は2012年に準備委員会を設置。全国の大学の情報を網羅的に見られる国内初の公的データベースとして当初は今年4月の開始を目指した。学校教育法施行規則改正で公表が義務付けられた学生数などの情報を中心に掲載、半年遅れでの開始が決まった。

和歌山県 来年度の私立中・高校 募集要項発表

和歌山県総務学事課は10月1日、県私立中学高校協会加盟校の来年度入試の募集要項をまとめた。高校の募集定員(和歌山信愛は女子のみ、他はいずれも共学・単位は名)は、開智高校(120)、近大附新宮(100)、近大附和歌山(175)、高野山(80」,智弁和歌山(55),初芝橋本(200),和歌山信愛(130)計850名。休校中の和歌山南陵高校(旧国際開洋第二高校)は2016年度の再校を目指している。開智中学は「スーパー理進コース」から「特進コース」への移行合格がある。特進コースの前期合格者はスーパー理進コース後期を再受験できる。