Archive for: 7月 2013

関西版・受験ガイドブックの最新版 大阪進研

1984関西地方で模試や塾用教材を販売している株式会社大阪進研(大阪市、市川彰裕社長)は、受験生に向けた入試情報を詰めこんだ「高校受験・中学受験ガイドブック」と「大阪府公立入試問題集(3冊パック)」を発刊した。例年発行している年度版で、平成26年度入試用の資料だ。問い合わせは、大阪進研(Tel.06-6762-4557)まで。

■『平成26年度受験用 高校受験ガイドブック(関西版)』

発行 7月12日(金)
価格 2,100円(税込)
体裁 B5判611ページ(本文)
内容 入試情報と学校紹介/合格のめやすグラフ掲載/綴込み学力診断テスト、通学マップ付

■『平成26年度受験用 中学受験ガイドブック(関西版)』
発行 7月12日(金)
価格 1,575円(税込)
体裁 B5判343ページ(本文)
内容 入試情報と学校紹介/今年の入試総括などの特集/難易度グラフ・通学マップ付

■『平成25-21年度入試(5年分収録)大阪府公立高等学校入試問題集』
発行予定 8月8日(木)
価格   1,700円(税込)
体裁   B5判、入試問題・解答解説・解答用紙の使いやすい3冊パック
内容   入試制度や入試状況をわかりやすく説明した特集ページ
重要ポイント、間違いやすいミス注意付きの詳しい解説

文科省が100億円補助、大学世界ランク入り支援

 文部科学省は世界大学ランキングの上位100校入りを支援するため、10国公私立大学に対し、年100億円補助することを2014年度予算の概算要求に盛り込む方針を固めた。10校を「スーパーグローバル大学(仮称)」に指定し、海外の大学との共同研究や著名な研究者の招請を後押しして、ランキングを上昇させることを目指す。ランキング上昇のためには、大学に所属する研究者が独創的な研究を行うことを通じて、研究論文が他の研究者から引用されることなどが必要となる。

6月の有効求人倍率、0.92倍 4カ月連続で改善

 厚生労働省が30日朝発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント上昇の0.92倍と、4カ月連続で改善した。2008年6月(0.92倍)の数値に5年ぶりに並んだ。景気の回復基調を背景に企業の新規求人が増加し、0.90倍台を2カ月連続で維持した。雇用の先行指標となる新規求人数は2.2%増と、2カ月連続で伸びた。新規求人倍率は0.07ポイント上昇の1.49倍で、07年8月(1.51倍)以来5年10カ月ぶりの高い数値になった。

駐日大使にキャロライン・ケネディ氏

 オバマ米政権は7月24日、ジョン・ルース駐日大使の後任に故ケネディ元米大統領の長女のキャロライン・ケネディ氏を起用すると発表した。駐日米大使に女性が起用されるのは初めて。米議会上院での承認を経て、今秋に日本に着任する見通し。キャロライン氏は、2008年の米大統領選の民主党候補者争いでオバマ氏への支持をいち早く表明。12年の大統領選でも再選に大きく貢献した。弁護士や作家として活動、外交・政治経験はない。現在はケネディ記念図書館の館長やアメリカン・バレエ・シアターの名誉会長を務める。

海洋研究を強化  高知大

 高知大学は、大学院の修士課程に海洋鉱物資源を研究するカリキュラムを新設したほか、3年後をめどに農学部に海洋研究の学科を設ける。高知県沖には新たなエネルギーとして注目されるメタンハイドレートなど海洋資源が豊富に埋蔵しているといわれる。研究体制を強化することで、新エネルギーの実用化や関連産業の育成につなげることを目指す。こうした施策で高知大学は海洋研究を尚一層強化する。

東大合格者掲示、3年間中止 胴上げなし

 東京大は24日、東京都文京区の本郷キャンパスで行っている合格者の受験番号の掲示を2014年3月から3年間、中止すると発表。総合図書館の拡張工事で、掲示場所が確保できなくなるため。東大は「代替場所を探したが十分な面積を確保できなかった」と説明。東大のホームページで合格者の番号を発表するほか、合格者には郵送で通知する。ホームページでの合格者発表は13年度入試から開始し、センター試験の成績による「第1段階選抜」ではアクセスが殺到して一時つながりにくくなった。

中高一貫校・札幌開成、最後は抽選

 札幌市教委が7月23日開かれ、札幌市立札幌開成中等教育学校(2015年春に開校)の入学者選考方法が決定した。適性検査と調査書、個人面接で選考を行い、最終的には抽選をする。同校は、札幌市立初の中高一貫校として、現5年生の中学校入学時に開校。1学年の定員は160人で、男女各80人。1次試験は筆記の適性検査。思考力や判断力などを見る。小学校長が記載した児童の状況調書と、本人自筆の出願理由説明書を合わせた「調査書」の内容とともに、募集人員の3倍(480人)以内で1次合格者を決める。

東洋大 働きながら学ぶ、「独立自活支援推薦入試」を実施

 東洋大(東京都文京区、竹村牧男学長)は7月23日、来年度入試からキャンパスで働きながら学ぶ学生を選抜する「独立自活支援推薦入試」を実施すると発表。日中は大学事務局で非常勤職員として働き、夜間コースで学ぶという。夜間に学ぶコースがある東洋思想文化学科、教育学科など6学部9学科で各1人募集する。今年11月に小論文と面接で選考。所得制限は設けない。出願時に「働きながら学ぶことについての考え方」を書面で提出。

北海道教育大釧路校 学長の辞任を求める決議で可決

 北海道教育大釧路校は7月23日、教授会で本間謙二学長の辞任を求める決議を可決したと発表した。同校の今泉博副学長によると、本間学長は今年3月、卒業式の式辞で、テレビ番組の内容を自分の意見のように話し、「剽窃(盗用)の疑いがある」という。教授会は調査委員会の設置も求めている。19日に開かれた同校教授会には、40人余りが出席。反対意見も出たが、多数決で決議した。今年6月の学長選考会議で同校教授会は本間学長の再々任に反対していた。

東洋大、出願から入学手続きまで完全ネット化

 東洋大学は7月23日、2014年度入試から紙の願書を全廃し、出願から入学手続きまでを全てインターネット上で行う方式にすると発表。受験生向けの大学案内の印刷もやめ、公式サイトからの情報発信に一本化する。紙の節約や入力業務の省力化などが狙い。東洋大では毎年、願書約14万部と大学案内約50万部を高校などに配布してきたが、大半が未使用のまま廃棄されていた。ネットによる出願は、11年度入試から一部の入試で導入。入学手続きも同年度の入学者から、ネット上で行う方式に切り替えていた。