Archive for: 7月 2019

自民党議員連盟に3つの提言 よりよい教育を子供たちに

6月25日、「第4回民間教育推進のための自民党国会議員連盟総会」が衆議院第二議員会館で開催された。全国から関係団体や関係者約100名が集い、文部科学省、経済産業省、厚生労働省の各担当者も出席するなど注目度の高さが伺えた。

議員連盟会長の下村博文氏

 冒頭、議員連盟会長の下村博文衆議院議員(元文部科学大臣)は、「子供たちの視点に立ったときに学習効果が上がり、尚それが一人ひとりの子供たちのさらなる学力向上だけでなく、これからのチャンスを生かしていく。そのためにはオールジャパンでトータル的に一人ひとりの子供たちを応援するような教育をさらにしていくことは大変重要なことです」と語った。

 全国の教育団体を代表して、全国学習塾協会の安藤大作会長が3つの提言をした。安藤代表は、提言に先立って「民間教育は専門性の高い先端的な教育を提供させていただいているだけではなくて、社会的マイノリティを支えるという機能も有しており、今後子供たちを中心とした学校教育と民間教育の強固なパートナシップは、我が国を取り巻く様々な教育課題の改善、解決に貢献すると考えています」と語った。今回提言は、大きく分けて3つ。

  • 多様な学びの自由化に向けた子供の時間確保(部活動にかかる指導の徹底)
  • 学校教育と民間教育を繋ぐICT環境整備の推進
  • 低所得者層等を対象とした学校外教育バウチャー支給

 今回の総会では、特に①の課題について議論が交わされた。放課後、あるいは休日の個々の学びをここが主体的に学びを選択できる学びの確保。子供たちが多様性を持って豊かに学びためには、個々の理解度や将来の目標に沿って、学びを自由に選択できる時間が必要。中学では、放課後に部活動を励む生徒が大半だが、学習指導要領において「部活動は生徒の自主的な自発的な参加により行われる」と記されている。

 一方で、内申書や調査書の心理的強制も働きながら91・9パーセントの生徒が部に入部しているのが現状。自主練習と称した朝練や夜練、定期テスト前、土日の過度な部活動も散見される。子供たちの多様性を持って豊かなに学ぶ時間を奪うだけでなく、学びを選択する主体性も奪われていると考えられる。

全国から関係団体や関係者約100名が集い、文部科学省、経済産業省、厚生労働省の各担当者も出席するなど注目度の高さが伺えた。

 文部科学省及びスポーツ庁はこのような部活動問題を是正するために、運動部活動のあり方に関する総合的なガイドラインを出した。その執行情報を調査、公表して、各教育委員会に向けてのガイドラインの遵守の徹底をしてもらうことも提言された。

「未来の教室」とEdTech研究会 第2次提言に3つの柱

「未来の教室」とEdTech研究会の第2次提言が6月25日、経済産業省で発表された。

記者発表の様子

 子供たちが好奇心を持って問題に取り組んでいく。知識の習得は必要だが、それを使い、繋ぎ合わせ新しいものを作っていく。そのためには、PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)のような課題学習を繰り返しながら、その循環を進めていくことが重要になる。

 その中で、一人ひとり個性の違う子供たちの能力をどのように伸ばしていくか。それを的確に把握しながら、個々に最適な教育のあり方を提供していくことが重要になる。そのため、現在の教室は変わらなければならない。

 そこで未来の教室は「3つの柱」を掲げる。

  • 学びのSTEAMスティーム化

 STEM教育にArtを加えたSTEAM教育。人間の感性の中から新しいものを見出して創るという側面を強化するが、現在のところ十分な教材、教育方法は少ない。

 そこでまず、授業編成モデル、評価手法の不足に対して、様々な手法をインターネット上に集めて活用していく「STEAMライブラリー」を設置する。

 あるいは、リアルな場として「STEAM学習センター」を構築していく。さらに高等専門学校でファブラボの構築を進めSTEAM学習センターとして使うことで、今までの閉ざされた学校から開かれた学校へ変えていく。

 STEAM学習のコンテンツの開発に加えて、授業編成や指導方法のモデルプランも作っていく。

 学習には、EdTechを使って効率的に学習をし、早く知識を習得できる子にはどんどん先に進んでもらい、残った時間でさらに学習を深め、PBLに活用していく。

 幼児期から学齢期にかけて、探究型・PBLの前提となる基礎的なライフスキルや思考法を育むことも提言している。

  • 学びの自立化・個別最適化

 知識の習得は、一律・一斉・一方向授業から EdTechによる自学自習と学び合いへと重心を移行することで、学習者の個性に細やかに対応が可能に。同時に学習ログとして蓄積しながら「個別学習計画」を作っていく。そうすることで、幼児期から「個別学習計画」を策定し、 蓄積した「学習ログ」をもとに修正し続けるサイクルを構築する。

 この学習ログは学習者本人のためだけでなく、傾向を分析することで、教育方法の改善や新しい教材の開発に結びつけ、教育政策を考えるにあたっても利用することを想定している。

 多様な学び方の保障(到達度主義の導入、個別学習計画の認定、ネット・リアル融合の学び方の導入)も盛り込まれた。

  • 新しい学習基盤づくり

 ICTを使った学びのSTEAM化と個別最適化を実現していくためには、現在の教室のあり方を変える必要がある。そのためには、学校ICTインフラの整備をしなければならない。

 また、教師も忙しいこともネックになっている。学校BPR(業務構造の抜本的改革)の試行・普及を目指し、教師の働き方をもう一度見直し効率化し、教室を閉ざされたものではなく、開かれたものにすることが提言された。

 今回、未来の教室の工程も発表された。すぐに着手していく超短期、2022年までに実施する短期、そして、中長期に目指すものの3つの時間軸ですべきことを整理した。

ベネッセ 情報活用能力を測定する「P検」の小学生・学校団体向け新商品「デジタル・情報活用検定 Pプラスジュニア」を2020年度より提供開始

株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁 代表取締役社長)は、2020年度より、小学生向けの「デジタル・情報活用検定 Pプラスジュニア」(以下「Pプラスジュニア」)を導入するにあたり、2019年度に、無料お試し版の実施をおこなう。申し込み受付は、2019年6月下旬から2月28日まで、検定の実施は9月10日~3月13日までとなる。

この商品は、2020年度から小学校で必修化されるプログラミングを含む「デジタル・情報活用能力」を総合的に測定する小学生向けの検定。学校現場で情報教育をスタートする際や、児童の情報活用能力を把握するほか、プログラミングの指導などに活用できる。

「Pプラス」のPは、「P検」のPであり、知識や技能を現実の状況に応じて発揮する能力「プロフィシエンシー(proficiency)」のPを表す。そして、「プラス」はそのプロフィシエンシー(proficiency)と測定(assessment)の頭文字をとって「pr・as→プラス」という成り立ちのほか、「P検」に新たな価値をプラスした商品であること、受検者にとって測定を通じて新しい可能性がプラスされていってほしい、という想いを込めている。
公式サイト:https://www.p-pras.com

「Pプラスジュニア」商品概要
「Pプラスジュニア」は、これからの時代に必要な「デジタル・情報活用能力」を総合的に測定する小学生向けの商品。測定内容は、小学校で取り組みが始まる「プログラミング」のほか、「情報モラル・セキュリティ」「情報活用(タイピングを含む)」を含めた3領域で、インターネットを通じてパソコン上で取り組み、その場で結果を知ることができる。

■検定の特長
● 新学習指導要領を踏まえた出題。
●社会の傾向を踏まえた思考力・判断力・表現力を問う「問題解決型」の出題を含む。
●単純な合否型ではなく、成績に応じた評価で児童が継続して学ぼうとするやる気を支援。
●CBT方式で、児童の受検結果はその場で確認ができる。
●2019年度は学校団体において「無料お試し版」の受検が可能。お申し込み期間は6月下旬から2月28日まで、受検期間は9月10日から3月13日まで。

■出題領域

「Pプラスジュニア」の問題は、新学習指導要領の内容を
踏まえた出題。身近な課題に対して知識・技能を活用して
どう対応できるかを問う思考力・判断力・表現力も意識し
た問題解決型の問題を含み、受検を通じて能力の測定だけ
ではなく、実社会でも通用する力の育成をめざす。

■問題例

■受検結果
 児童には、得点に応じて4段階(ダイヤモンド、金、銀、銅)で評価した結果帳票を返却する。結果は各領域の分野別にチャート図で示し、よくできたところ、あまりよくできなかったところについてアドバイスが出る。また、すべての領域で金メダル、ダイヤモンドというクリアレベルの成績を修めた児童には、マスター認定証が出る。これにより、マスター認定をめざして頑張る児童の気持ちを支援する。
 また、教師・団体主催者用の結果帳票もあわせて返却する。学年、クラス別の結果、各児童の結果について、領域別、領域内のサブカテゴリー別の評価がわかり、施策・指導による成果確認に活用できる。児童別の成績の詳細がわかるため、児童について個別にできたところ・できなかったところについて細かなフィードバックにも使用できる。

※ 児童用結果帳票、マスター認定証、教師用結果等はPC画面で確認するものですが、打ち出しも可能。
※ ここで紹介の内容・デザインは現在開発中のものです。実際のものと異なる場合がある。

詳細の商品概要については公式サイトへ(https://www.p-pras.com

子ども向けプログラミング教室「F@IT Kids Club」が千葉工業大学とコラボ

総合人材育成企業 株式会社富士通ラーニングメディア(東京・港区、青山 昌裕 代表取締役執行役員社長)が運営する、子ども向けプログラミングスクール「F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)」は、学校法人 千葉工業大学(千葉県・習志野市)の学生と連携し、夏休み特別企画「プログラミングキャンパス2019」を8月21日(水)、22日(木)の2日間、千葉工業大学新習志野キャンパスで開催する。
 昨年度より開始した、千葉工業大学のソーシャルアクティブラーニングの授業の一環として、株式会社富士通ラーニングメディアの子ども向けプログラミングスクール「富士通オープンカレッジF@IT Kids Club」と連携したプログラミング体験イベントを実施した。授業に参加した学生やイベントに参加したお子さまからの好評につき、今年も子供向けのプログラミング体験イベントを実施する。

「プログラミングキャンパス2019」は、「海とプログラミング」をテーマにしたロボットコースとスクラッチコースの2種類ある。海の中には生活に活用される資源が沢山存在し、装飾品に使われる「真珠」や調味料に使われる「塩」、その他にもプログラミングに必要なパソコンには「レアメタル」という海洋資源が使用されている。今回は、海洋資源の学習と海の探索を通じて、プログラミングの基本を学習する。パソコンに触れたことがない子供にもレクチャーする。

 8月21日(水)に開催される「潜水艦に乗り込め! ~海洋資源を探し出そう!~」は、教育版レゴ®マインドストーム®EV3(※1)を使って、ロボットの使い方とプログラミングを学ぶロボットプログラミングコース。参加する子供は研究員になりきって、自分の潜水艦型EV3 ロボットを動かしながら海生物や海洋資源の調査に挑戦する。色や壁との距離を認識するセンサーや、アームを動かすモーターを実際に動かし、目で確認しながら学習していく。ストーリー仕立てでプログラミングや海の生物、海洋資源について学べるので、小学生の子供でも理解しやすい内容となっている。

 8月22日(木)に開催される「海洋探索隊の君たちへ ~海の宝を集めよう!~」は、スクラッチ(scratch)(※2)を使ってプログラミングをするコース。サメを避けながら海洋資源(塩,真珠など)を集めて地上へ持ち帰るミッションに挑戦し、海洋資源に関わる問題を解くレクリエーションを通してプログラムの構造を理解できる内容となっている。学年や理解度に合わせて問題がレベルアップするので、小学校低学年から⾼学年まで楽しみながらビジュアルプログラミングを学べる。最後には、1日を通して学んだことを用いて、プログラムを作成する。
 F@IT Kids Clubは今後も、早い時期から社会課題への問題意識を持ち、プログラミングやICTのスキルを活用しながら新しい社会を築いていけるような、デジタルを駆使し「21世紀型能力」を養う人材の育成を目指していく。

(※1)
教育版レゴ®マインドストーム®EV3は、LEGO社とマサチューセッツ工科大学の共同開発によるロボット製品です。
(※2)
Scratch(スクラッチ)は、マサチューセッツ工科大学メディアラボのライフロングキンダーガーテングループで開発された視覚的にプログラミングを学べる開発環境です。2020 年から小学校でScratch を用いた授業が始まります。
※商標について記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【プログラミングキャンパス2019コース概要】
① ロボットプログラミングコース 「潜水艦に乗り込め! ~海洋資源を探し出そう!~」

開催日時 :2019年8月21日(水)10時00分~16時00分
開催場所 :千葉工業大学新習志野キャンパス
対象   :小学校3年生~6年生
定員   :34名
参加費用 :8,000円(税込)
持ち物  :筆記用具、昼食

② スクラッチコース 「海洋探索隊の君たちへ ~海の宝を集めよう!~」

開催日時 :2019年8月22日(木)10時00分~16時00分
開催場所 :千葉工業大学新習志野キャンパス
対象   :小学校1年生~6年生
定員   :40名
参加費用 :8,000円(税込)
持ち物  :筆記用具、昼食

<両コース共通>
お申し込み   :https://www.knowledgewing.com/oc/kids/citflm/
お問い合わせ先 :<電話>
         0120-55-9019
         <お問い合わせフォーム>
http://flmincident.force.com/corporate/contact_education1

16年目を迎える次世代に向けた環境教育 サントリー「水育」タイでも活動開始

サントリーホールディングス(株)は、子どもたちに「水」の大切さを伝える独自の次世代環境教育プログラム、サントリー「水育(みずいく)」を7月4日(木)から新たにタイで展開する。

サントリーグループは、「水と生きる」ことを社会との約束と位置付け、グループ全体で共有する「水理念」のもと、自然環境の保全・再生活動など、水に関わるさまざまな取り組みを、グローバルに推進している。「水育」は2004年から国内で、2015年3月には、海外初となるベトナムでも開始し、参加した児童や教員、地元行政からも大変高い評価を得ている。

アジアは、水の衛生や水資源においてさまざまな課題を抱えているエリアだ。水の大切さや価値の共有をはかることにおいて優先順位の高いエリアと位置づけており、ベトナムに続きタイにも拡大する。

タイでの「水育」について
グループ会社のサントリー・ペプシコ・ビバレッジ・タイランド社や、地元NGOの協力のもと、同社の工場近郊であるサラブリー県、ラヨーン県や、タイの水源の多くを占めるチェンマイ県にて、小学校4~6年生約1,100人を対象に実施する予定。内容は、水の大切さ、水源保全の重要性などについて学習するオリジナルの自然体験プログラム。
なお、5月には、タイ北部のチェンマイ県で、小川の流れを緩やかにして土砂による浸食を防止し、地下水の浸透を助ける小型堰の設置や、小川に土が流出するとこを防ぐための植樹などの水源保全活動に取り組んでおり、今後も継続して実施していく予定。

▼国内における「水育」について https://suntory.jp/MIZU-IKU/

▼タイでの「水源保全活動」について https://www.suntorypepsico.co.th/update/Living-with-Water

▼ベトナムでの「水育」について https://mizuiku-emyeunuocsach.vn/

鉄道×ロボットプログラミング 近鉄とロボ団が子ども向けプログラミング教育コンテンツを共同開発

ロボットプログラミング教室「ロボ団」を運営する夢見る株式会社(大阪・堺市、重見 彰則 代表取締役)及び、近畿日本鉄道株式会社(大阪・大阪市、都司尚 代表取締役社長)は、「社会とつながるプログラミング教室 新プロジェクト 〜鉄道編〜」として、鉄道を題材としたロボットプログラミング教育コンテンツを共同開発することを発表した。「社会とつながるプログラミング教室」はプログラミングを活用する企業や団体とロボ団によるコラボレーション企画だ。その新しいプロジェクトとして、近鉄とロボ団による「子どもの教育と未来に希望を持てる沿線づくり」をテーマとしたプログラミング教育コンテンツを共同開発する。

ENGLISH COMPANY、国内初採用となるAI技術を用いたスピーキング能力評価ツールを提供開始

短期集中型英語パーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」(以下:ENGLISH COMPANY)と自習型の英語学習コンサルティングサービス「ENGLISH COMPANY THE CONSULTANT」を運営する株式会社恵学社(京都・京都市下京区、岡 健作 代表取締役社⻑)は、アイード株式会社(東京・渋谷区、宮澤 瑞希 代表取締役)のAIによる多次元音声評価技術「CHIVOX(チボックス)オープンクエスチョンカーネル」を用いたスピーキングスキル評価ツールを開発し、2019年、7月4日より、リリースする。

  • CHIVOXとは

「CHIVOX」は、CHIVOX社(中国・江蘇省蘇州市、正式名称:苏州驰声信息科技有限公司、林CEO)が開発したAIによる発音解析プログラム。現在132の国と地域、1,000社以上の製品に採用されている。中国での英語教育市場では約50%のシェアを占め、大学および高校入試の英語スピーキングパートの採点システムとしても導入されており、毎月6億回以上のスピーキング能力評価が行われている。

  • 開発と導入の背景

恵学社は言語習得の科学「第二言語習得研究」(SLA)をベースにした90日間の科学的英語トレーニングにより、のべ6000名以上の英語力大幅アップを実現してきた。これまでパーソナルトレーナーが個別に実施していたスピーキングのアセスメントをさらに効率よく行うべく、「CHIVOXオープンクエスチョンカーネル」を活用した評価ツールを開発した。これによって、「複数の回答が想定される問い」に対し、独自アルゴリズムを用いた解析により多項目評価を可能にする。

恵学社  岡健作 代表取締役社長は「これまでも、科学技術の進歩は英語学習者の学習生産性をあげてきました。AIをはじめとする最先端の技術は、この流れを大きく加速させると確信しています。AIの技術をいちはやく取り入れ英語学習をより効率的なものにしていければと考えています。今回の取り組みにより、私たちが掲げる「時短英語」、すなわち、より短い時間で効率的に学びの成果を得るという理想に近づくため、鋭意努力して参ります。」と発言した。

プログラミング教育番組 めざせ!プログラミングスター ~プロスタ★キッズ大集合~ 7月、いよいよ第2章に突入

「大人から子どもまで楽しくプログラミンを学べる!」と好評の“プロスタ”が第2章に突入、大ヒットゲーム「マインクラフト」を使ったプログラミング学習がスタート。

「マインクラフト」とは
17世紀の大航海時代のような、未開拓の土地を発見して、自分たちの家や街、国を作っていくゲーム。その中で「メイクコード」というプログラミング機能を使って、自分の分身ロボットである「エージェント」に命令をし、様々なミッションに挑んでいきます。大乱戦の徒競走や白熱の積み木バトル、アイデア満載のお家作り、カラフルな魚が泳ぐアクアリウム…など、マインクラフトの世界を創り上げることに夢中になっているうち、プログラミング的思考と技術が身に付いていきます。

『めざせ!プログラミングスター ~プロスタ★キッズ大集合~』とは
プログラミングは、2020年4月から小学校で必修化となります。日本テレビでは、今年の4月からIOT/AIが目覚ましい進歩を見せている中、熱い視線が注がれている「プログラミング」を扱ったコンテンツを企画・制作。IT人材不足が懸念される我が国において、日本の子供たちにプログラミング的思考とプログラミングの神髄を伝えることは、テレビ局の重要な役割のひとつと捉え、2020年に先駆け、4月からこの番組の放送を開始した。

7月から、番組は新章に突入!プログラミングをより身近に学べ
7月6日の放送からは、全世界1億7500万本を売り上げる大ヒットゲーム「マインクラフト」を使い、ゲームを通してプログラミングを学んでいく、「マインクラフト」を使ったプログラミング授業では、新羅慎二(湘南乃風 若旦那)、=LOVE、≠MEといった生徒たちが、大航海時代をプログラミングの力だけで生き抜いていく、自給自足の生活に挑戦。今さら聞けない「マインクラフト」の操作方法やプログラミングの組み方など、番組を見るだけで1から「マインクラフト」を学ぶことができ、生徒と一緒に今からでも始められる。さらに、Huluでは番組ではすべてお見せできない=LOVE、≠MEの具体的なプログラミングの様子をノーカットで配信しています。与えられたミッションに対して、彼女たちはどうやってプログラミングを組んだのか、その一部始終を見ることができるので、一緒にプログラミングに挑戦するなら、補習編がオススメ。

<Huluでの配信予定>
BS日テレ放送終了後に見逃し配信+オリジナルコンテンツ『めざせ!プログラミングスター~プロスタ★キッズ大集合~ 補習編』を配信

□番組概要
<番組タイトル>  『めざせ!プログラミングスター ~プロスタ★キッズ大集合~』
<放 送>   毎週土曜 午前10時30分~11時 レギュラー放送中 ※次回放送7月6日
<配 信>   BS日テレの放送終了後に見逃し配信、オリジナルコンテツ配信
Huluオリジナル
『めざせ!プログラミングスター~プロスタ★キッズ大集合~ 補習編』

アーテック 小・中学生による国際ロボット競技会『URC2019』予選開始

小・中学生を対象とした国際ロボット競技会「URC2019」(Universal Robotics Challenge2019/主催:URC実行委員会、株式会社アーテック)の予選が、7月6日(土)より開始される。本競技会は、子どもたちがロボットプログラミングキット『ArtecRobo』(アーテックロボ)を利用して制作したロボットにより、ゴールまでの速さや正確さを競い合うというもの。今大会のテーマは「ロボットスポーツ」(「射撃」と「サッカー」)。

今年で3回目となる2019大会は全国11会場で地区大会予選が開催され、各会場で勝ち抜いたチームに海外から参加するチームが加わった決勝大会が8月24日(土)に大阪大学で行われる予定。海外からはオーストラリア、韓国、台湾、ニュージーランド、フィリピン、モンゴル、ヨーロッパなど様々な国が決勝への参加を予定しており、総勢約300チームが参加する国際色豊かな決勝大会となる見込だ。

■大会ホームページ
http://www.urc21.org/

【開催概要】
名称:URC2019
主催:URC実行委員会、株式会社アーテック

<各会場情報>
■東北ブロック
日程:7月27日(土)
会場:宮城教育大学 萩朋会館 2F
住所:宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉149

■関東第1ブロック
日程:7月21日(日)
会場:コミュニティプラザ・コルソ 7Fホール
住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂1-12-1

■関東第2ブロック
日程:7月15日(月・祝)
会場:学研ビル 3Fホール
住所:東京都品川区西五反田2―11-8

■関東第3ブロック
日程:7月28日(日)
会場:川崎市産業振興会館4F展示場
住所:神奈川県川崎市幸区堀川町66番地20

■北陸ブロック
日程:7月21日(日)
会場:福井県産業情報センター マルチホール
住所:福井県坂井市丸岡町熊堂第3号7番地1-16

■東海ブロック
日程:7月13日(土)
会場:名城大学 ナゴヤドーム前キャンパス西館2F レセプションホール
住所:愛知県名古屋市東区矢田南4-102-9

■近畿第1ブロック
日程:7月6日(土)
会場:大阪南港ATCホール ITMホール
住所:大阪市住之江区南港北2-1-10 大阪南港ATCホール ITMホール

■近畿第2ブロック
日程:7月7日(日)
会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸 1FギャラリーA・B
住所:兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4

■中・四国ブロック
日程:7月30日(火)
会場:広島県立総合体育館 大会議室・小会議室
住所:広島県広島市中区基町4番1号

■九州第1ブロック
日程:8月4日(日)
会場:JR博多シティ 大会議室
住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1

■九州第2ブロック
日程:7月27日(土)
会場:グランメッセ熊本2Fコンベンションホール
住所:熊本県上益城郡益城町福富1010

■決勝大会
日程:8月24日(土)
会場:大阪大学 吹田キャンパス コンベンションセンター MOホール 会議室2・3
住所:大阪府吹田市山田丘1-1

■「URC2019」ホームページ
http://www.urc21.org/

■「Artecエジソンアカデミー」ホームページ
https://www.artec-kk.co.jp/school/edison/

■「Gakken×Artecもののしくみ研究室」ホームページ
http://robot.gakken.jp/

AO入試も外国人留学生入試も簡単にオンライン化。MITも使っている世界標準入試システムの日本版「UCA ASIA」が日本の大学・専門学校向けにリニューアル

教育コンサルティング&クラウドサービス事業を行う株式会社サマデイ(東京・千代田区六番町、相川 秀希 代表取締役)は、米ApplicationsOnline社との提携により、MITやハーバードなどの海外大学が利用している入試システム「Universal College Application(以下、UCA)」を、日本やアジアの大学・専門学校向けにリニューアルし、「UCA ASIA」としてサービス提供を開始した。サービスを導入すると、海外有名大学と共通のプラットフォームで入試を行えるようになり、外国人留学生の募集に大きな効果が期待できる。さらに、2019年、国内大学の入試事情をヒアリングしてシステムをリニューアル。例えば、大学の管理者が簡単な操作で自由に出願フォームを作成できるようになったため、大学・学部ごとに異なるどんな入試方式にも柔軟に対応可能だ。

Universal College Application ASIA
https://uca-asia.org/site

■リニューアル版の特長

1.世界標準のコンソーシアムに参加世界の大学と共通のプラットフォームに参加することで貴学のプレゼンスを向上。日英両言語に対応しており、国内のみならず、海外からも志願者を募集することが可能。

2.国内大学の要望を元に開発
大学管理者が自由にオリジナルフォームを作成可能。複雑な願書も簡単な操作でオンライン化することができます。CSV インポート/エクスポートなど、日本の実務事情に即した運用が可能。

3.強固なセキュリティ水準
当システムは ISMSセキュリティ基準に準拠した高いセキュリティレベルを担保。クラウドサービスという特性を活かし、順次新たな機能をリリースし、利便性の向上に努めている。

■追加開発された主な機能
・オリジナルフォーム作成
複雑な出願書類でも自在にオンライン化できる高機能なフォームエディタをご用意している。

・ダウンロード/エクスポート
志願者の情報を PDF や CSV 形式で一括ダウンロードすることが可能です。ダウンロードした情報は、大学の既存システムにインポートすることもできる。

・合否発表/メッセージ機能
志願者への一括メッセージの送信や、個別のメッセージ送受信が可能。合否発表業務の負担軽減やコミュニケーションコストを削減することができる。また、受験票の発行も可能。

・細かな権限設定
学部や募集ごとに管理者の閲覧・編集等の権限を設定することができる。システム的なセキュリティ対策はもちろん、人的な情報漏洩を未然に防ぐ仕組みが導入されている。

■導入効果
・志願者の増加

日英対応の世界標準システムにより、シナジーが見込まれ、国内学生はもちろん、外国人留学生の増加を期待することができる。

・間接コストの削減
郵送処理や問い合わせ対応、志願者データの入力集計作業など、願書受付の間接コストを削減することができる。

・システム投資コスト削減
クラウドサービスなので、一から開発するよりも極めて低コスト。さらに、機能のアップデートが追加費用無しで随時行われる。

■eポートフォリオとの連携
入試における多面的・総合的評価を行うにあたっては、志願者の学びや活動における変化・成長を見ることができる「ポートフォリオ」が重要な役割を担う。これに対し、UCAおよびUCA ASIAでは、SNS型eポートフォリオ「Feelnote」と連携して、志願者からのポートフォリオの提出を受け付けることができる。これにより、各大学のアドミッションオフィサーは、志願者一人ひとりの個性的な学びと活動のプロセス、伸びしろを評価することができるようになる。

Feelnote
http://feel-note.com/
SNS型eポートフォリオ「Feelnote」(特許第6028123号)では、SNSで体験をシェアする感覚で自分の活動の記録を蓄積できる。そして、そのようにして蓄積された記録を再編集して、気軽に一生モノのポートフォリオが作成できるシステム。