Archive for: 2月 2021

入試応援の仕方も変化 講師たちの応援動画で入試応援 成学社

 個別指導学院フリーステップと開成教育セミナー(株式会社 成学社 開成教育グループ)は、毎年恒例となっている、最後のアドバイスとエールを送るため、教師・講師たちが入試会場へ向かう受験生に会いに行くことを感染拡大防止の観点から全面禁止に。その措置を受け、教師・講師たちは自身が担当した生徒へ送る応援メッセージを収録。その数は200本を超えた。

 毎年恒例の入試応援は一人ひとりに校門前で声をかけたり、かたい握手をかわしたりしていた。難関大学に合格し、現在は非常勤講師として後輩の指導にあったっていいる元通塾生からは「あのメッセージカードは、照れくさかったけど、応援してくれてるって知ったことは物凄いパワーになった」「この伝統は受け継いでいって欲しいと思うものの一つです」という声があがっている。しかし今年は感染拡大予防措置、緊急事態宣言、大学入学共通テストの初年度実施、など毎年の受験生以上に緊迫した状況だ。そこで成学社では応援動画で生徒たちを励まし、応援した。

■イベント概要
名称:入試応援動画メッセージ送付
日時:2021年入試開始日時から入試全日程終了日時まで
対象:中学受験生、高校受験生、大学受験生

2021年1月度 アルバイト平均時給調査 全国の平均時給は1,153円。前月比30円増、前年比46円増 ディップ調査


 ディップ株式会社は、2021年1月のアルバイト時給データを発表した。調査は、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データをもとに集計したもの。1月のアルバイト平均時給は、1,153円(前月比30円増、前年比46円増)となった。「バイトル」に掲載された求人件数は約145,000件で、前月比7.8%減、前年比30.2%減となった。
「バイトル」:https://www.baitoru.com

■概要
【全国】 平均時給は1,153円(前月比30円増、前年比46円増)
 全国の平均時給は1,153円(前月比30円増、前年比46円増)となった。

【職種別】「教育の職業」前月比151円増、前年比319円増
 職業別平均時給は、「教育の職業」1,703円(前月比151円増、前年比319円増)をはじめ、9職種中3職種が、前月より増加した。前月より減少した職種は「建設の職業」1,224円(前月比36円減、前年比5円増)、「サービスの職業」1,298円(前月比29円減、前年比61円増)など6職種だった。なお、「販売の職業」は8ヶ月連続で前月比を上回った。

【エリア別】九州の平均時給は3ヶ月連続で前月比を上回りました。
 九州エリアの平均時給は1,003円(前月比10円増、前年比14円増)となり、 3ヶ月連続で前月比を上回った。職種別では、「教育の職業」1,580円(前月比85円増、前年比302円増)、「製造・技能の職業」987円(前月比17円増、前年比26円減)をはじめ、9職種中6職種が前月より増加した。減少した職種は「専門的職業」1,129円(前月比35円減、前年比357円減)など3職種だった。

ネイティブキャンプで『スタディサプリ ENGLISHビジネス英語コース』Daily教材を使用したオンライン英会話レッスンが受講可能に

 株式会社ネイティブキャンプ(東京・渋谷区、谷川 国洋 代表取締役)は『スタディサプリENGLISH』を展開する株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(東京・品川区、柏村 美生 代表取締役社長)と業務提携を行うことを発表した。この提携により、ネイティブキャンプで『スタディサプリ ENGLISHビジネス英語コース』Daily教材を使用したオンライン英会話レッスンの受講が可能になった。

 オネイティブキャンプ英会話は、株式会社リクルートマーケティングパートナーズと、自学自習アプリ『スタディサプリ ENGLISHビジネス英語コース』において提携した。この提携により、以下の2点が実現した。

• ネイティブキャンプのレッスンで『スタディサプリ ENGLISHビジネス英語コース』Daily教材が利用可能に。
• 『スタディサプリENGLISH ビジネス英語コース』にネイティブキャンプと提携した「英会話セットプラン」がリリース。

LINEリサーチ 高校生の約8割がふだん「読書する」と回答。「紙の本」派が8割超、「電子書籍」派は1割未満と少数 「君の膵臓を食べたい」は、読書をする高校生の半数近くが読了

 LINE株式会社では、同社が保有する約538万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営している。LINEリサーチは、日本全国の高校生を対象に、読書をする頻度や、読書のスタイル、ジャンルなどについて調査を実施し、その結果を発表した。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」で閲覧できる:https://research-platform.line.me/archives/37104535.html


■全体の約8割が読書の習慣あり
「ふだん読書をするかどうか」を質問したところ、全体の約8割が「読書する」と回答する結果となった。男女別にみると「読書する」という女子高生は85%、男子高生は73%となり、女子高生のほうが男子高生に比べて読書をする割合がやや高い傾向となった。

■「月に1冊以上読む」という人が6割以上

 ふだん読書をすると回答した女子高生と男子高生に、本を読むペースについて聞いた。
すると、1か月に1冊以上、読書をする高校生は6割を超えていた。その内訳は「月に1冊くらい」が最も多く全体の約3割、次いで「月に2~3冊くらい」という人が2割強いることがわかった。

 男女別にみると「読書する」割合は女子高生のほうが高めだったが、「読書する」と答えた高校生の中で比較すると、女子高生より男子高生のほうがより頻繁に本を読んでいる傾向がわかった。1か月に1冊以上「読書する」割合は、男子高生が約7割、女子高生が約6割という結果となった。さらに「1週間に1冊以上」というペースで読書をする高校生は、女子高生の1割に対して男子高生は2割だった。また、学年別にみると1~2年生のほうが3年生よりも本を多く読む傾向がわかった。

■「紙の本を本屋で買う」が8割強、「電子書籍」は1割程度

 続けて、ふだん読書をする女子高生と男子高生に「どのように読んでいるか」聞いた。
 最も多いのは「本屋などのお店で買う」で女子高生・男子高生ともに8割超えだった。2位は「図書館・図書室で借りる」、以降は「古本屋/リサイクルショップで買う」、「家族・友だちから借りる」、「インターネットで買う」となった。男女別にみると「図書館・図書室で借りる」、「家族・友だちから借りる」は、男子高生よりも女子高生のほうが高くなった。一方「インターネットで買う」は女子高生よりも男子高生のほうがやや高い結果となった。
 また「図書館や図書室で借りる」と回答したのは1年生の割合が高めで、3年生は「インターネットで買う」割合が増える特徴があった。読書のスタイルでみると、「電子書籍」で読む高校生はわずかで、「紙の本」で読む高校生が圧倒的に多いことがわかった。

■読む本のジャンルは、男女ともに圧倒的に「小説・ライトノベル」の人気が高い結果に

 ふだん読んでいる本のジャンルを聞いたところ、全体のTOPは男女ともに「小説・ライトノベル」で約8割と、圧倒的な人気。男女別では、2位以降の順位に差が出ている。
 女子高生は「写真集・タレント」のジャンルが2位にランクイン。
 男子高生は2位に「エンターテイメント・ゲーム」、3位に「歴史・伝記・地理」がランクイン。女子高生では8位、10位となっており、男女で好みの差がはっきり分かれる結果となった。
 一方で女子高生・男子高生ともに人気が高かったのが「語学・教育・受験」のジャンルで、男女ともに比較的上位にランクインしており、関心の高さがうかがえる。また、「楽譜・スコア・音楽書」は学年が低いほど人気があった。

■本屋大賞1番人気は「君の膵臓をたべたい」で5割弱が読了

 ふだん読書をする女子高生・男子高生の中で5割強が、2016年~2020年の本屋大賞1~5位に選ばれた作品のいずれかを読んでいることがわかった。そこで、過去5年間の本屋大賞受賞の上位5作品から、読んだことのある作品を聞いた。

 1位は「君の膵臓をたべたい」で5割弱。学年別では、1年生に特に人気があった。
v2位の「羊と鋼の森」、3位の「かがみの孤城」、4位の「蜜蜂と遠雷」は読了した高校生がいずれも1割台と僅差。5位以降は、映画化や舞台化された作品が多数ランクインしている。また10代が主人公の作品が、10作品中8作品ランクインしていた。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2021年1月13日~14日
有効回収数:1045サンプル
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります。​

ジャストシステムがGIGAスクールに対応した小中学校向け学習クラウド「スマイルネクスト」の提供を発表

 文部科学省が推進するGIGA スクール構想が、スピードアップしている。しかし、現場の先生から使い方や活用方法に不安を感じているといった声も聞かれる。これに応える形で、株式会社ジャストシステムが2月1日に小中学校向け学習クラウド「スマイルネクスト」を、2021年9月1日より発売することを発表した。

「スマイルネクスト」は、ソフトと教材をワンパッケージで提供し、児童・生徒だけでなく、先生に対しても効果的なICT活用授業の実践を支援する。

 例えば、提示用素材や学習素材といった教材と、そのまま利用できる略案をセットにした「授業パッケージ」を180単元分収録する。一斉学習、個別学習、協働学習それぞれの場面に応じた代表的な活用方法が具体的にわかる「ICT活用パターン」も20種類収録する。

 すべての学習成果を一元管理・評価できる「課題管理」機能も搭載。課題の配付から学習活動、評価まで一貫して行え、生徒一人ひとりに適した指導の支援が可能に。

 児童・生徒向けには、基礎学力を養成する「スマイルドリル」がある。自動採点機能により、一人でも手書きでテンポよく自学自習が進められる。算数・数学では、つまずきに合わせ問題をさかのぼって出題するアダプティブ・ラーニング機能により、一人ひとりに合った学びが可能に。小学校向けに5教科28,000問、中学校向けに9教科16,000問、教科書準拠の問題を収録する。また、問題文は総ルビ表示ができるため、漢字が苦手な外国人児童生徒や学習困難者にも配慮した。

 児童・生徒中心の学習活動ができる「スマイルノート」は、学校のさまざまな活動で利用できるデジタルノートだ。紙のメモ帳のように思い立ったらすぐに書き留められ、先生や他の児童生徒と共有でき、ペア学習、グループ学習、クラス一斉学習など様々な学び方に対応する。スマイルドリルとスマイルノートなどとの連携機能も設ける。

 OSは、Windows 、iPadOS 、Chrome OSのマルチに対応。他に、「キーボード練習」「情報モラル教材」「プログラミング教材」も搭載し、ICT機器を使いこなすために必須となる情報活用力の基本が学べるのも見過ごせない。

atama plus、初めてのTVCM放映を開始

 atama plus株式会社(東京・品川区、稲田 大輔 代表取締役)は、2021年2月8日より、関西、東海地域など28の道府県で、初めてTVCMを放映する。

CM動画URL:https://youtu.be/aHWQvudDPZk

 放映するTVCMでは、世界にひとつの「自分専用カリキュラム」を、全国の学習塾を通じて小中高生に提供するAI先生「atama+(アタマプラス)」のコンセプトを伝える。

CM概要
放映期間   :2021年2月8日(月)〜3月7日(日)
放映エリア  :北海道、岩手、新潟、長野、石川、富山、福井、愛知、岐阜、三重、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、岡山、香川、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄
CD/CW    :斉藤賢司(ホンシツ)
CD/AD    :後智仁(WHITE DESIGN)
ディレクター :金川慎一郎
撮影     :Takay
制作会社   :東北新社
PR     :松坂祐也

atama+ 小学生向け「算数」の提供を開始

 atama plus株式会社(東京・品川区、稲田 大輔 代表取締役)は、AI先生「atama+(アタマプラス)」において、小学4年生以上を対象に「算数」の提供を開始した。これまで高校生(数学、英語、物理、化学)と中学生(数学、英語、理科)向けの教科を提供していたがβ版を経て、小学生向け算数の提供を開始する。atama+の「算数」は学習指導要領の範囲に加えて、「つるかめ算」「植木算」などの中学受験分野の範囲もカバーし、幅広い小学生の学習ニーズに対応している。

JCB協働「みんなの銀行デビットカード」バーチャルデビットカード、口座開設と同時にカードレス決済が可能 取引履歴もアプリで管理

 株式会社みんなの銀行は、株式会社ジェーシービー(以下「JCB」)と協働し、2021年5月下旬に予定しているみんなの銀行のサービス提供開始に合わせて、カードレス決済が可能なバーチャルデビットカードの提供を開始する。口座開設と同時に原則すべての利用者に無料でバーチャルデビットカードを発行し、発行後すぐに、国内外のJCB加盟店にて、原則預金残高の範囲で利用できる。口座開設と同時にフリクションレスでバーチャルデビットカードを発行するのは、国内初のサービス。

 みんなの銀行アプリで、デビットカードに関する、利用限度枠変更や利用の一時停止・解除など操作が可能。また、支払金額は、その場で預金口座から引き落としされ、利用した店舗名などと併せて口座の取引履歴(タイムライン)に反映されるため、お金の管理もアプリでできる。

■みんなの銀行デビットカード サービス概要(予定)
名称:みんなの銀行デビットカード
国際ブランド:JCB
発行形態:バーチャル(カードレス)デビットカード
入会費・発行手数料:無料
利用特典:ご利用金額の0.2%(基本)を口座にキャッシュバック

■「みんなの銀行」について https://corporate.minna-no-ginko.com/
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(取締役会長兼社長 柴戸 隆成)の100%子会社である株式会社みんなの銀行は、2021年1月、国内初のデジタルバンク(チャレンジャーバンク)として誕生。一般へのサービス提供開始は、2021年5月を予定。

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社みんなの銀行 コーポレートコミュニケーショングループ(担当:今村・市原・中原)
TEL:092-791-9231 E-mail:pr@minna-no-ginko.com

学校法人呉学園 Schooと包括的業務提携

 学校法人呉学園(東京・渋谷区、宋成烈 理事長)は、社会人向けオンライン学習サービス『Schoo』を運営する株式会社Schoo(東京・渋谷区、森 健志郎 代表取締役社長)と、アフターコロナを見据えた教育のあり方を共同で実現するべく2021年1月に包括的に業務提携したことを発表した。この提携によって、Schooのオンライン学習システムやオンライン教材の導入に止まらず、アフターコロナを見据えた当学園全体のデジタルトランスフォーメーションの推進及び現在、呉学園が、現在マレーシアで展開している海外事業の成功に向けた協力関係、そして共同でオンライン教育の新規事業創出などを行う。
 包括的業務提携の内容は、全学生に対してオンライン学習サービス『Schoo』を提供。Schooによる当学園全体へのDX化支援。オンライン新規事業の共同開発。当学園のマレーシア事業への支援。

佐賀・高1模試の英語問題 イスラム教とテロリスト結びつける表現

 佐賀新聞は1月30日に「佐賀県模試の英語問題に疑問の声 イスラム教とテロ結びつけ?」と報道した。佐賀県内の高校生を対象にした英語の設問に、貧困やイスラム教とテロリストを結びつけるような表現があり、佐賀新聞の読者から出題を疑問視する声が佐賀新聞に寄せられた。疑問の声があがったのは、英語の文章を読み解く設問。文章は高校生の作文で、エジプト旅行の体験談として、しつこく絵はがきを売る子どもらに疑問を持ち、父親に理由を尋ねる場面がある。父親は「稼ぐことができなかったら、食べ物を求めてモスクに行き、テロリストになる」と答えていた。文章全体としては、旅行の実体験などを基に、高校生は「困っている人を助けたい」と決意し、貧困や戦争のない社会を願っている。


 佐賀県教委の落合裕二教育長は2月2日、記者会見を開き、「教職員の日頃の人権意識や国際問題に対する指導が行き届いていなかった。責任を感じている」と陳謝し、「全体的には世界の貧困や戦争をなくすことに貢献したいとの内容で差別の意図は全くなく、筆者には一切責任はない」と強調した。この問題は県内の高校の教員でつくる部会が作成したもので、部会は不適切だったことを認めたうえで、再発防止に努めるとし、問題作成のチェック体制強化を検討するとした。