海外とつながる「オンライン英会話」

インターネットの無料通話ソフトを通じて海外の講師とマンツーマンで話す学習法「オンライン英会話」が、花園中学高等学校、共立女子中学高等学校など学校への導入が広がっている。オンライン英会話は、ネット環境の整備が世界的に進んだのを背景に、ここ数年、サービス提供企業が急増。低料金でどこでも学べる手軽さから個人や企業に普及した。学校教育では、文部科学省の学習指導要領に基づきカリキュラムを作成するため、オンライン英会話の時間を確保するには難しい面もある。

ハノイに日越大学院

日本とベトナム両政府は2016年9月をめどにベトナム・ハノイに大学院大学を開校する。06年に両国が立案した「日越大学構想」の一環で、大学院を先行設置した後、19~20年ころに総合大学を開設する。大学院はべトナム国家大学ハノイ校の構内に開設し、まず人文科学系と社会科学系の修士課程を設ける。大学はベトナム国家大学ハノイ校傘下の総合大学として新たにハノイ市ホアラックに設立する予定で、14年12月に着工した。ベトナムの経済成長を担う人材育成につなげるほか、進出している日系企業の人材需要に応える。

神田祭、遷座400年

江戸三大祭りの一つ、神田明神(東京・千代田)の神田祭が最高潮を迎える「神輿宮入が5月10日、行われた。今年は大手町にあった神田明神が外神田に移ってから400年の節目。「セイヤ、セイヤ」の威勢の良い掛け声とともに、氏子らが約100基の神輿を次々と境内に担ぎ入れ、「遷座400年」を祝った。この日は最高気温27度。真夏を思わせる日差しのなか、境内や周辺の道路は見物客で埋め尽くされた。

子の生活力アップには 「がんばれ」より「一緒に」青少年教育振興機構調べ

国立青少年教育振興機構が5月1日、子の生活力アップ調査結果を発表。叱咤激励をよくする家庭の子供は「家事・暮らしの力が高い」が15.2%、「課題解決力が高い」が45.7%。叱咤激励をあまりしない家庭の子供はそれぞれ18.9%と49.2%で、「高い」の割合が上回った。礼儀・マナーの力、健康管理の力でも叱咤激励しない家庭の子供のほうが好結果だった。趣味などを一緒によく楽しみ、規則正しい生活を送らせている家庭の子供ほど自己評価が高かった。調査は全国の公立小学校の4~6年生の児童と保護者の約8千組の回答を分析した。

「相談相手いない」高校生4割 

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが2014年、全国の中学・高校生1200人に調査したところ、最大の悩み事について「相談している人はいない」という高校生は全体の41%、中学生は16%に上った。相談相手で最も多かったのは高校生が「学校の友達」で22%、中学生は「母親」で48%。最も悩んでいる事は「勉強」が最多で高校生は29%、中学生は45%を占めた。次いで高校生は「将来」(20%)、中学生は「学校生活」(9%)を挙げた。「悩みはない」高校生は14%、中学生は19%だった。

県立高校で学力テスト、来年度から 秋田県

秋田県教育委員会は来年度から、県立高校2年の生徒の学力を把握するテスト「学力・学習状況調査」を実施する。学力テストは、国語、数学、英語の3教科。基礎的学力を問う問題や知識を生かして考えさせる問題で、高校2年の秋に実施する。学科によって学習進度が異なるため、出題範囲の多くは高校1年までの内容になる見込みだ。小・中学校は同様のテストを実施してきたが、高校では初めて導入する。

大学教員「任期付き」4割 主要11大学、6年で4000人増 文科省調査

文部科学省が、北海道、東北、筑波、東京、早稲田、慶応義塾、東京工業、名古屋、京都、大阪、九州の計11大学でつくる懇談会「RU11」の全教員を対象に調査したところ、有期雇用に当たる任期付き教員が2013年度までの6年間で4千人以上増えたことが分かった。特に若手研究者で増えており、特定の研究プロジェクトに対する外部資金を財源にした雇用の増加が背景にある。

「母親に優しい国」日本32位

国際NGOのセーブ・ザ・チルドレンは5月4日、「母親に優しい国」ランキングを発表した。トップのノルウェーをはじめ上位5位を北欧諸国が独占し、日本は32位。最下位はソマリアだった。ランキングは、世界179カ国を対象に、母子保健や教育、所得水準、女性の社会的な地位などの項目を調査して比較した。米国は先進諸国の中で妊産婦の死亡率が最も高く、日本より1ランク低い33位だった。下位には、紛争に見舞われている国々が並んだ。

新教育長 28%が任命 都道府県・政令市

文部科学省の調査で5月1日、「新教育長」を任命した都道府県と政令指定都市は28%だったことが分かった。政令市を除く全国の市区町村では16%だった。経過措置として旧教育長の任期切れまでは在職が認められており、文科省は「新制度への移行は円滑に進んでいるといえる」としている。4月1日時点の各自治体の状況を調べたところ、都道府県と政令市の67自治体のうち、新教育長を任命したのは19自治体(28.4%)で、47自治体(70.1%)は旧教育長が在職している。

受験料のクレジットカード払い全体の6割に ネット出願サービス利用の首都圏の私立中高で

大学などのネット出願や入学検定料(受験料)収納代行サービスを提供する株式会社オプト・ジャパン(東京・新宿区、柳田謙治代表)が、私立中学高等学校における2015年度入試のネット出願サービスの利用調査結果を発表した。

同社が提供する「ASP型インターネット出願(ネット出願)サービス」は、これまで、主に大学向けに提供してきたネット出願サービスをもとに、「学校・入試 説明会ウェブ予約システム(2015年4月より提供開始予定)」、「ネット出願」、「受験料のコンビニ・クレジットカード支払いシステム」をワンパッケー ジにして提供する私立中高専用のサービス。今回の調査は、2015年度入試に同サービスを導入した東京・神奈川・千葉の私立学校10校を対象としている。

受験料の支払い方法同社によると、受験料の支払い方法は、全体の59%が「クレジットカード」、37%が「コンビニ」だったと報告している。中学・高校別にみると、「中学」の クレジットカード利用率は69%、「高校」では45%となっており、20%以上の差が出ている。また、「中学」のコンビニ利用率は、30%、「高校」では 48%と差が出ており、「高校」のコンビニ利用率がクレジットカードを上回る結果となっていることから、「高校」では受験生自身がコンビニで支払い手続き をしているのでは、と分析している。

出願時館学・高校別の出願時間の結果にも大きなズレが出ている。中学では、「9ー11時」、高校は「21ー23時」に最も手続きされており、これは、学校がある時 間帯「9ー11時」では、保護者が手続きしていると考えられる。一方高校では、「15ー17時」以降から徐々に割合が増加しており、保護者だけでなく、学 校や塾が終わったあとに受験生本人が手続きしているのでは、と同社は見ている。

ネット出願を行ったツールは、全体の67%が「パソコン」、28%が「スマートフォン」、5%が「タブレット」と続く。その中でも、2月上旬の「スマートフォン」利用率が増加していることに注目したい。

日付別、スマホからの出願東京・神奈川の中学入試は、2月1日~3日までに集中している。また、中学入試では、合否結果が即日発表されることも多い。そのため、すぐに入学手続きがで きるだけでなく、合否結果から次の受験校を決める際に、外出先でも手続きできるため、スマートフォンの利用が増加したと同社は考察している。

今回の調査結果から、今後さらに普及すると見込まれるいるネット出願では、利用目的の違いから、中学入試と高校入試で利用者や支払い方法に違いが表れることが浮き彫りとなった。