講師としての自身向上と指導力研鑽の場に 千葉学習塾協同組合が授業力アップ研修 6月28日に開催

千葉学習塾協同組合(西出一信理事長)は、6月28日(日)、授業力アップ研修を千葉市文化センターで開催する。研修は、「授業力アップ研修」「特別授業」「特別研修」の3部制となっており、講師としての⾃信やモチベーションの向上をはかるとともに、他塾の講師がおこなう授業を実際に見学して、指導力の研鑽の機会にする。

授業力アップ研修は、優劣をつけることが目的ではなく、あくまで先生たちの自身向上のために毎年1回おこなわれている。昨年までは、一斉授業のみで実施していたが、今年からは参加者の要望に応えて個別指導部門も設置する。これに、昨年から加わった「ルーキー」部門を含めて3つの部門に分かれて研修する。同研修は、毎年マイナーチェンジを繰り返している。

また、ルーキー部門には、立ち位置や板書の仕方、話し方や表現の仕方など25項目の採点基準があらかじめ公開されており、それに沿って授業準備出来る。そして、同組合が設定した「到達基準」に到達した先生には「認定証」を与えられる。模擬授業のエントリーは、6月18日(木)(見学の申し込みは同22日(月))までとなっている。

特別授業の部では、昨年度の授業力アップ研修で最優秀賞を受賞した、日米文化学院の大久保貴博先生と、5月24日に開催された第10回 全国模擬授業大会で最優秀賞を受賞した、開倫塾の津久井一則先生が模範授業を披露する。また、今回の新たな試みとして「『むちゃぶり?』即興授業」が組み込まれている。ここでは、同協同組合に加盟する塾長クラスの先生が、会場からのお題に応える形で、即興の模範授業をするというもので、プロとしての腕が問われる。

そして、特別研修では発達障害の理解を深めるため、千葉大学医学部付属病院の児童精 神科医・久能勝先生を招いて、発達障害と向き合う保護者の経験談を踏まえた基礎知識講座やワークショップがおこなわれる。発達障害を知る事は保護者・学校に次ぐ第3の大人である塾の先生の義務であるという考えにもとづいて、ADHD、LD、アスペルガー症候群といった生徒と向き合い方や、保護者との対応など、これまでの誤解を解き、反省し、今後正しく対応することで、塾経営にどう活かしていくか考える。

この研修についての申し込み、問い合わせは、総合教育商社 翔英館の井原⼤平代表(Email:SHOEIKAN*aol.com)、FAX.0479-21-3218)まで。同組合に加盟していない塾の先生も申し込める。

※Emailの(*)は(@)に変換してメール送信。

授業力アップ研修会の概要
    【⽇時】2015年6月28日(日) 10:00-17:25
    【場所】千葉市文化センター
JR・京成千葉駅 徒歩10分。京成千葉中央駅徒歩7分。
〒260‒0013 千葉市中央区中央2-5-1 TEL.043-224-8211
   【参加費】3,000円(税込・昼⾷代込み)
※模擬授業者・見学者とも同額です。
※費⽤は当⽇お持ちください(領収書を発行致します)。
    【対象】より良い授業を⽬指す全ての塾講師の方
※お申し込みは先着順となりますので、お早めにお願い申し上げます。
【模擬授業定員】⼀⻫授業部門 8名 個別指導部⾨ 8名 ルーキー部⾨ 10名
  【締め切り】第一次締切   6⽉11日(木)
第二次締切   6⽉18日(木) 模擬授業エントリー最終締切
第三次締切   6⽉22日(月) ⾒学者最終締切

 

千葉学習塾協同組合の授業力アップ研修会

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