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レアジョブ、学研ホールディングスと資本業務提携契約を締結

 EdTechカンパニーの株式会社レアジョブは、株式会社学研ホールディングスと資本業務提携契約を締結し、事業拡大に向けたシナジー創出を目指す。

 レアジョブは、2007年の創業以来オンライン英会話「レアジョブ英会話」を中心に、各種英語関連サービスを提供してきた。2020年にAIスピーキングテスト「PROGOS」の提供を開始し、約4年でのべ66万人以上に受験されている。さらに、2021年にはオンライン予備校「資格スクエア」もグループに加え、グローバルリーダーを育成する法人向け研修サービスも含めたリスキリング事業として、個人向け・法人向けに幅広いサービス提供を行っている。

 2023年には、ALT派遣事業を中心に外国語教育支援事業を展開する株式会社ボーダーリンクがグループジョインしました。オンライン英会話の「リップルキッズパーク」「ボーダーリンク英会話」も含め、株式会社ボーダーリンクでは主に個人向け・教育機関向けに子ども・子育て支援事業を展開している。

 学研HDは、1946年の創業以来「私たち学研グループはすべての人が心ゆたかに生きることを願い今日の感動・満足・安心と明日への夢・希望を提供します」という理念を掲げ、「教育事業分野」「医療福祉事業分野」において幅広く事業を展開している。

 両社の事業およびサービスは、特に子どもからビジネスパーソンまで幅広い世代を対象とした教育・リスキリング領域において親和性が高く、提携による事業拡大の可能性が大いに見込めると考えている。また、テクノロジーを活用したデジタルプロダクトやサービス開発などにおいても、双方のリソースや技術力を掛け合わせることで、よりスピーディ且つダイナミックなシナジーを実現できると考え、今回の資本業務提携契約を締結することとなった。

■今後の展望

 学校教育・オンライン英語・資格事業など両社の既存事業の中でも親和性の高いサービスを中心に、協業や相互送客を推進していく。中期的には新たな学習領域への進出も視野に入れると同時に、人材交流も含めたAIなど先進的な技術も積極的に取り入れた技術開発にも挑戦していく。

国立科学博物館で開催する特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす 新しい鳥類の系統~」に、早稲田アカデミーが協賛

 株式会社早稲田アカデミー(東京・豊島区、山本 豊 代表取締役社長)は、2024年11月2日(土)~2025年2月24 日(月・休)にかけて開催される国立科学博物館での特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明か す新しい鳥類の系統~ 」に協賛企業として参加することを発表した。

 この特別展は、国立科学博物館初となる鳥類の展示となる。「現生鳥類研究者」と「古生物研究者」が連携し、鳥類について解説する。最新の研究成果にもとづく新たな視点での鳥類へ のアプローチや、600 点以上の標本展示、さらに、およそ 2600 万年前に生きていた史上最 大の飛翔できる鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデルなど、圧巻の内容となっている。 開催概要・アクセスや展示概要、チケットなどの詳細は、本展公式サイトへ。 https://toriten.exhn.jp/

ピアソン・ジャパンとEnglishCentral、大学向け英語学習および評価を強化するための提携を発表

 イギリスに本社を置く教育サービス会社ピアソンPLCの日本法人であるピアソン・ジャパン株式会社(東京・千代田区、寺西裕 代表取締役社長)と、国内270を超える大学での導入実績を持つ株式会社EnglishCentral JAPAN(東京・台東区、松村弘典 代表取締役社長)は、日本の高等教育機関における英語学習と評価を一貫して支援することを目指し業務提携を開始した。

 この提携は、EnglishCentralの学習サービスとピアソンの英語力測定テストVersant by Pearsonを組み合わせることで、適切な4技能学習と学習成果の正確な評価を提供し、英語学習の効率化の支援を目指すもの。EnglishCentralのプラットフォーム上で日々の学習からテスト受験とテスト結果の確認までを通しで行える環境が整ったことで、教育機関は生成AIを高度に活用したAI個人指導と3万本を超える学習者の興味関心に沿った動画教材、および15年の歴史を誇る日本人学習者向けに独自開発された音声認識で学生に実践的な英語力を身につけさせながら、Versant by Pearsonテストを通じて習熟度や学習成果を正確に評価することが可能になる。

京進グループ 2025年6月1日の創業50周年に向けて 創業50周年記念ロゴを発表

 京進グループは、2025年6月1日 創業50周年を迎える。創業50周年の節目を迎えるにあたり、記念ロゴマークを制定した。このロゴには、京進グループのこれまでの成長とこれからの未来への希望が込められている。同社グループは、「教育を通じて世界に貢献し、文化にも貢献したい」という創業時からの目標の実現とさらなる飛躍を目指して、次の50年へと歩み続ける。今後は、50周年を記念したイベントやキャンペーンなどを予定している。

【ロゴについて】
「宝石」をモチーフにデザインされたロゴは、全従業員の投票により決められた。「50th」の「0」は、11色の線が交差する形で構成されており、京進グループの11の事業領域を象徴している。交差する11色の線は、多様な分野が調和し、成長し続ける姿を表している。さらに、「0」の中央に輝く星は、京進グループが大切にしてきた「見えない学び」のきらめきと、多くの人の原動力として心の中で光り輝くというメッセージを込めている。

 京進グループは1975年に学習塾を創業し、その後着実に事業領域を拡大してした。現在では、人の一生を支援する事業として、学習塾事業のほか、語学、キャリア支援、保育、介護、フードサービスなど多岐にわたる事業を展開し、国内外に500を超える事業拠点を持っている。2020年には「ステキな大人が増える未来をつくる」というグループビジョンを策定し、「京進=塾」の枠を超えて、教育と人の一生を支える事業で社会に貢献し続ける企業を目指している。

スタディプラス、YouTubeチャンネル「Studyplus Agenda」開設のお知らせ

 教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」を提供するスタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬高志 代表取締役)は、人口減少時代の教育機関の経営をテーマにした動画コンテンツを配信するYouTubeチャンネル「Studyplus Agenda」(URL:https://www.youtube.com/@StudyplusAgenda)を開設したことを発表した。
 開設と同時に、2024年6月に開催した「Studyplus Agenda 2024 ~いま考えるべき教育と経営の論点~」から、DAY1(2024年6月14日)に実施したセッションのダイジェスト動画を公開した。

■ YouTubeチャンネル「Studyplus Agenda」開設の背景・概要
 少子高齢化が進み、644万人の労働力不足が予測される「2030年問題」が迫る今、教育機関での人手不足も鮮明になってきた。さらに、少子化の影響による高校及び大学の入試倍率の低下を受けて、生徒が学習に取り組む環境や意欲の変化、高校・大学の入試形式の多様化などが進んでいる。
 このような外部環境の変化にともなって、教育業界も大きな転換期を迎えている。新たなビジネスモデルや技術の活用、教育ニーズの変化に柔軟に対応し、今そして未来の子どもたちに教育サービスを提供し続けることが求められている。
 YouTubeチャンネルでは、教育関係省庁・学校・学習塾・教材会社といった幅広い教育業界の方々に、業界のこれからを考える機会を提供することを狙いとしている。スタディプラス主催のオンラインイベント「Studyplus Agenda」のダイジェスト動画や、業界のキーパーソンが登壇する対談動画を随時公開し、今考えるべき課題や具体的な戦略を伝えていく。

駿台、教員向け「大学受験コーチング検定」サービスを開始

 駿河台学園は、高校教員や予備校講師を対象としたコーチング研修サービスを開始する。このサービスは、生徒の学習意欲を高める指導法を学べるオンライン研修と検定試験がセットになっており、11月から「大学受験コーチング検定」として提供される。受講は入門から応用まで4段階に分かれ、最大3万1900円の費用で受講できる。受講者は短時間の動画やテキスト学習を繰り返し、修了試験で8割以上の正解で合格となる。合格者には指導法などのテキストも販売する。

 申込みは専用ホームページからとなる。団体受験を希望の場合には、弊校法人営業担当経由での受付も行う。 

専用ホームページURL:https://sundai-coach.jp 

産経ヒューマンラーニング 米国IT企業のシステム開発現場で実際に使われている英語から学ぶ『IT神動詞』レッスンをリリース

 産経ヒューマンラーニング株式会社(東京・新宿区、中谷友紀 代表取締役)は、2024年10月31日(木)に、英会話の新講座としてITエンジニア向けの『IT神動詞』を開講する。
 この講座は、『ITエンジニアが覚えておきたい英語動詞30』(著者:板垣政樹 発行:株式会社秀和システム)の書籍をベースに、オンラインレッスン形式に構成している。

 昨今、米国のIT企業を中心に、インド系・中国系の海外エンジニアが増加しており、日本国内でも、海外クライアントやベンダーと接する機会もあり、ITエンジニアにとって英語でコミュニケーションを取る能力は必須になってきている。一方で、日本人エンジニアの中には、本当に必要とされている英語力を理解していないこともあり、英語ネイティブ・非ネイティブが入り混じる現場では、「伝えたいことを最低限の英語で、しかし情報量と質はしっかりと伝えられている」ことが大切となる。シンプルな英語で複雑なITのトピックも話し切ることができるような、「正しい英語」より「伝わる英語」が求められる。

 この講座は、この「伝わる英語」をトレーニングすることができる内容となっている。
1. グローバル開発現場での経験に基づき、学ぶべき動詞を厳選
 講座で扱う頻出30の動詞は、『ITエンジニアが覚えておきたい英語動詞30』の著者・板垣政樹氏が実際に20年近く米国のIT企業で働いていた際のやりとりのデータから選定されている。やりとりでは約4,000の動詞が出現していたが、トップ30の動詞がやりとり全体の約6割を占めていた点に着目し、利用頻度の高い「have」や「make」などの10の基本動詞や、現場でよく使われる「follow up」「update」といった20の動詞など、ITエンジニアにとってグローバル開発の現場で必須となる表現を学ぶことができる。
 「基本動詞」を使いこなすことは、英語ネイティブ・非ネイティブが入り混じるITの現場で、シンプルな英語で複雑なトピックを話すために役立つ。

2.「主語+動詞が口から自動的に出る」力を、アプリでの学習でしっかり定着
 頻出30の動詞が、実践の場で「主語+動詞」の英語の形ですぐに出てくるよう「レシピー for SHL」アプリを利用して、定型表現を繰り返し練習することができる。また、すきま時間で日本語⇔英語の変換トレーニングができ、実際の場面での英語発話をスムーズにする。

3.リアリティのあるシーンでロールプレイ
 講座は全34レッスン。うち2つのロールプレイレッスンでは、オンライン会議のシミュレーションを通じ、グローバル開発現場での会話スキルを強化する。会議は、米国や中国のエンジニアが参加する設定で、接続の開始から議論まで実際に行われる会議の雰囲気の中で、実践的に使える表現を練習できる。


『IT神動詞』は、団体・法人でも利用が可能。料金や利用方法は個人向けとは異なり、別途お問合せへ。 
団体利用のお問合せはこちら>>
https://go.human.sankei.co.jp/l/709243/2019-12-11/b9hmx

みんがく、 一般社団法人教育AI活用協会と共催の「教育AIサミット2025」のキックオフ会開催を発表

「教育AIサミット」は、2024年8月に第1回を開催し、多くの教育関係者から好評を得ている。今回、来年度に予定される「教育AIサミット2025」に向けたキックオフミーティングを実施する。このミーティングは、意見交換やネットワーキングを通じて参加者の皆様と共にサミットを作り上げていくための重要な第一歩となる。
「教育AIサミット2025」の最新情報をいち早く知りたい方や、ネットワーキングを広げたい方、AI初心者から上級者まで、教育分野でのAI活用にご興味がある方の参加を期待している。当日は、教育AIアプリづくりに挑戦するワークショップ「教育を変革する生成AIハッカソン」も併催する。

▼ お申込みはこちら
https://mingaku1123.peatix.com/
※ハッカソン終了後にキックオフ会となります。キックオフのみ参加希望の方は申込フォームのメッセージ欄にその旨ご記入ください。
■開催概要
日時
日程:2024年11月23日(土・祝)
時間:17:00-18:00
※13:00より、教育AIアプリづくりワークショップ「教育を変革する生成AIハッカソン」を開催しておりますので、こちらもぜひご参加ください。
スケジュール
13:00-13:30:オープニング
13:30-15:30:プロンプト開発セッション
15:30-16:00:発表・共有セッション
16:00-17:00:体験&交流セッション
17:00-18:00:教育AIサミット2025キックオフ会
※懇親会 19:00-21:00
 東京大学本郷キャンパス近くにて懇親会を開催いたします。
会場
東京大学 伊藤国際学術研究センター
東京都文京区本郷7丁目3−1
https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/iirc/ja/index.html
対象
教育関係者
スクールAIに興味のある方

FCE、Jリーグ「FC町田ゼルビア」とパートナー契約

 株式会社FCE(東京・新宿区、石川 淳悦 代表取締役社長)は、株式会社ゼルビア(東京・町田市、藤田晋 代表取締役社長兼CEO)が運営するJリーグ加盟のプロサッカークラブ「FC町田ゼルビア」とパートナー契約を締結したことを発表した。
 スポンサーを通して、「FC町田ゼルビア」ともに「チャレンジあふれる未来をつくる」という同社パーパスの実現を目指すとともに、企業認知向上、また採用強化にも繋げていく。

 FCEは「チャレンジあふれる未来をつくる」というパーパスのもと、人的資本の最大化に貢献することを使命とし、DX推進事業と教育研修事業を展開している。小中学生からビジネスパーソンまで幅広く事業を展開し、多くの方々がチャレンジにむけて一歩を踏み出すための人的資本の最大化(能力向上、組織作り、環境整備など)さまざまなチャレンジを続けてきた。
 一方、「FC町田ゼルビア」も、2023年J2リーグにおいて優勝、2024年J1リーグへ昇格後の今シーズンも快進撃を続け、上位に食い込むなどその活躍には目が離せない。また同クラブは、サイバーエージェントの持つデジタルマーケティングやブランディングのノウハウがクラブ運営に応用されたり、学校の元教員を監督に就任させるなど、これまでの既成概念を壊すようなチャレンジをしており、その取り組みには感銘を受けている。
 今回のスポンサー就任によってそれぞれの強みを生かしながらともに「チャレンジあふれる未来」を共創していければとの想いからスポンサー契約を締結することに至った。

駿台グループ、ELSAと教育機関向け販売パートナーシップを締結

 学校法人駿河台学園(東京・千代田区、山﨑 良子 理事長)および駿台グループ関連法人7社(山畔 清明 代表)と ELSA,Corp(アメリカ合衆国カリフォルニア州、CEO:Vu Van)は、日本国内の教育機関向けに販売を行う新たなパートナーシップを締結した。このパートナーシップにより、駿台グループが一体となり、ELSAの総代理店として、日本全国の小学校・中学校・高等学校、地方自治体、塾・予備校、大学等へのサービス導入支援を行い、スピーキング力やリスニング力をはじめとする英語力の向上に貢献していく。

 ELSA(English Language Speech Assistant)は、英語をより正しく、自信をもって話せるようになるためのAIパーソナルコーチングアプリ。2015年にGoogleのAI投資部門から出資を受けて以来、190カ国・5000万人以上に利用されています。独自に開発された音声認識技術と生成AIの技術により、学習者はAIとの会話を通してそれぞれのスピーキングの弱み(発音・アクセント・イントネーション・流暢さ・語彙力・文法)を特定し、短期間で改善することができる。
 日本国内では、京都大学や立命館大学をはじめとした高等教育機関や、秋田県湯沢市・京都府京丹後市といった地方自治体、三田国際・武蔵(私立)・聖光学院(神奈川)・栄光学園など全国60校以上の学校でも採用されている。

 駿台グループは、ELSAを活用することで、英語の「スピーキング力」「リスニング力」「単語力」「読解力」等を同時に強化させる取り組みを行っている。
 例えば、駿台予備学校の高卒クラスでは、英作文強化のための暗唱用例文集をELSAで学習している。1日のカリキュラムの中に「朝学タイム」という時間を設けて、毎朝決まった時間に英文を3つずつ音読し、ELSAの評価により発音トレーニングを繰り返しながら、例文を定着させるという流れだ。本来は自習用として配当していた教材をELSAに登録し、毎朝のルーティン学習とすることで、これまでは生徒の自主性に任せていた学習が均一化され、クラス全体の英語力の底上げに繋がっている。さらにELSAによって発音が矯正されることで、スピーキングに自信を持てるようになったという生徒の声を多く聞くようになった。
 また、小中学生を対象に高校受験指導を行っている教室では、英検2級~準1級レベルで用いられる長文やリスニング原稿・二次試験パッセージなどの教材をELSAで学習している。生徒たちはまず音声を聞きながら英文に目を通し、同時に表示される日本語訳にも目を通すことで英文の内容をその場で理解する。その後、もう一度音声を聞きながら英文を音読するという流れを1セットとし、毎日繰り返し学習を行っている。単語帳の暗記や過去問演習といった従来の学習法では、毎日継続して学習を行うことが難しい生徒もいたが、ELSAを活用することで、学年を問わず小学生でも楽しく、そして正しい英語力を身につけることが可能になった。その結果、この教室では9割の生徒が英検2級または準1級を取得した状態で高校入試に臨んでいる。