「公設民営校」実現へ 大阪市

政府が近く提出する国家戦略特区制度の改正法案が今国会で成立すれば、来年度にも「公設民営学校」が、特例として認められることになりそうだ。構想を国に提案した大阪市は「第1号」に向けて動き出す。大阪市が目指すのは、民間の発想や人材活用による学校運営の活性化だ。具体的には、子どもの才能を見極め、得意分野を徹底的に伸ばす「オーダーメード型」の教育だ。海外の大学入学資格が得られる「国際バカロレア」認定を受けるコースや、理数系や人文科学系に特化した学科がある学校づくりの検討などを視野に置く。早ければ17年度の開校を目指す。

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