和歌山大、ドーム型ドラマ制作

和歌山大観光学部(和歌山市)はドーム全体に映し出す実写ドラマを国内で初めて制作し、キャンパス内のデジタルドームシアターで上映する。特注の魚眼レンズを装着した研究用カメラで撮った10分の短編で「ドームドラマ」と名付けた。登場人物が真上から客席を見下ろしたり、後方から手を伸ばしたりと、360度の展望を生かした演出をしている。監督や出演者はすべて大学の教員と学生が務めた。ドームドラマはプラネタリウムに代表されるドームシアターの用途を広げる試みで、2020年東京五輪の生中継も目指している。

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