中2男子は女子の4倍勉強を「放置する」 学研教育総合研究所調べ

株式会社 学研ホールディングス(東京・品川 宮原博昭代表取締役社長)の学研教育総合研究所は、全国の中学生の各学年・男女100人ずつとその保護者(計600組)を対象にアンケート調査を行い、その結果を中学生白書Web版「中学生の日常生活・学習に関する調査」として公開した。

【「中学生白書2017」調査カテゴリ】
●日常生活について
●メディア・情報通信機器について
●将来について
●学校での学習について
●学校以外での学習について
●習い事について
●学習参考書・問題集について

【調査結果pick up】
●学校以外での学習について
―「勉強でわからないことがあるときの行動」

■勉強でわからないことを「放置する」割合 中2は男子が女子の4倍以上
「勉強でわからないことがある場合、どうしているか?」と尋ねたところ、最も多いのは「学校や塾の先生にきく」(63.5%)、次いで「保護者にきく」(49.5%)、「友だちにきく」(27.3%)という結果となった。一方、わからないことを「放置する(特になにもしない)」割合は少数ではあるものの、中学2年生男子は2割弱が該当し、同学年女子の4倍以上であることがわかった。

■「保護者にきく」「友だちにきく」割合 中2男子で急降下
全体的な傾向としては、男女ともに学年が上がるにつれて「学校や塾の先生にきく」割合が高くなる一方、「保護者にきく」割合が低くなることがわかりました。とくに中学2年生は、女子の「学校や塾の先生にきく」割合が1年生と比較して著しく高くなり、男子の「保護者にきく」「友だちにきく」割合が著しく低くなる点が大きな特徴といえる。このような 「先生」「保護者」「友だち」との付き合い方・距離感の変化は、中学2年生のみに見られる傾向だ。

学研教育総合研究所:
中学生白書Web版「中学生の日常生活・学習に関する調査」
https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/j201708/index.html
■調査方法:インターネット調査
■調査時期:2017年8月24日(木)~8月29日(火)
■調査対象者:中学生の各学年・男女とその保護者
■有効回収数:600サンプル(各学年・男女100名)

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