川口市公設公営保育所にて保育ICTシステム「コドモン」の実証実験が実施決定

 川口市の公設公営保育所2園が、1月よりコドモンの実証実験を実施予定。川口市によると、実際の保育現場において使用することにより、職員の働き方改革や保育の質の向上といったICT化の効果を検証し、来年度以降に公設公営保育所全園(27園)での導入も視野に入れ検討していく見込み。

■コドモン自治体実証実験用プログラムとは

 公立保育所でのICT導入をご検討の自治体について、最大1年間コドモンの全機能を無料で使用できるプログラム。試用期間終了後、施設職員および保護者双方にアンケートを実施し、今後のICT導入の是非をはじめ、プロポーザル / 入札時の募集要項や必要機能の選定に活用できる。

【川口市におけるコドモン導入機能(抜粋)】

●遅刻・欠席・お迎え・延長

登降園時間帯の遅刻・欠席・お迎え・延長連絡に伴う連絡を、保護者アプリから申請できます。保護者は時間を気にせず瞬時に園に報告することが出来、園は電話対応することなくタブレット等でリアルタイムに受け取ることが出来ます。保護者、保育園双方にとって利便性の高い機能です。

●お知らせ一斉配信

コドモンの緊急連絡は、クラスや園児を指定し予め登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで、簡単シンプルに情報配信を行うことが出来ます。メール配信の他に、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届ける事ができます。

●園児台帳

園児の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・保育料設定及び家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、園児毎にあらゆる情報を一元管理する事が可能、園内での園児ごとの情報共有が容易になります。

●登降園管理

園児の登降園記録を、ICカードやタッチパネルを使った打刻機能で自動管理に、延長保育の料金計算も自動化されます。保護者はスマホアプリを使用し登降園時刻などの確認が可能です。

●指導案・日誌作成

現在園で使用している帳票をコドモン上にアップロードし使用できます。日誌や発達経過記録・月案等がデータ連携し、一貫性のある指導案の作成が可能です。デジタルを活かした閲覧性の良さ、テンプレート機能の活用、音声入力などを実施することで、作成時間の削減と、指導案及び保育品質の向上が期待できます。

みんなが私塾界!