株式会社湘南ゼミナール AWS EdStartの日本初のコラボレーターに選出

 株式会社スプリックス(新潟・長岡市、常石 博之 代表取締役社長)は、同社グループ会社の株式会社湘南ゼミナール(神奈川・横浜市、 福村 賢一 代表取締役社長)が、「AWS EdStart」のコラボレーターに日本で初めて選出されたことを発表した。

「AWS EdStart」のコラボレーターに選出された経緯

 湘南ゼミナールは、エドテック・ツール「AI Classroom」の機能向上を目指し、Amazon Web Services(以下、AWS)と音声のテキスト変換において連携した。このことをきっかけに、同社のエドテック分野への注力が認められ、今回「AWS EdStart」の日本初のコラボレーターに選出されることとなった。

 湘南ゼミナールが開発した「AI Classroom」は、授業の様子を撮影した動画を AI によって分析し、データ化するエドテック・ツール。教室の前後に設置したカメラで撮影した講師や生徒の動き等を AI が分析、数値化し、遠隔でもチェックできる仕組みを構築することにより、指導技術の品質管理、品質向上を目指すもの。今回の協業で AWS が提供する音声のテキスト変換サービスである 「Amazon Transcribe」を導入することで、授業の音声データについてもAIによる分析を可能とすべく研究開発を進めている。

「AWS EdStart」は、AWSが2017年に開始したエドテック分野のスタートアップ企業のためのアクセラレータープログラム。AWS プロモーション・クレジットによる資金サポート、技術トレーニング ならびにサポート、エドテック分野の専門家によるグローバルコミュニティへのアクセスなどのメリッ トを通じて、エドテック分野のスタートアップ企業がより早く成長できるように設計されている。 AWS EdStartコラボレーターは教育に特化した組織として、AWS EdStartメンバーとAWS EdStartイノベーターに得意分野を活かしたソリューションやサポートを提供する。

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