9月28日の閣議後記者会見で田村憲久厚生労働相は、「小学校休業等対応助成金・支援金」の申請を9月30日から開始すると明らかにした。同制度は、新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校などで仕事を休まざるを得ない保護者の支援に向けたもので、2021年3月末に終了していたが、感染拡大による夏休み延長などを考慮し再開が決定していた。
8月1日から12月末までを対象の休暇取得期間とし、支給金の上限は1人当たり日額1万5000円となる見通し。休校などによって子どもの世話が必要となった保護者へ有給休暇を取得させた事業主や企業が同意すれば保護者個人も直接申請が可能である。