小林製薬×オリオンビール 「生活習慣改善プログラム(血糖値対策)」~血糖値対策サプリメントによる実証実験結果を発表~

 小林製薬株式会社(大阪市、小林 章浩 社長)とオリオンビール株式会社(沖縄・豊見城市、村野 一 代表取締役社長 兼 執行役員社長CEO)は、沖縄県におけるSDGsへの貢献を目的に2023年2月より実施している「生活習慣改善プログラム(血糖値対策)」の実証実験の結果を発表した。
 このプロジェクトは、血糖値が気になるオリオンビール従業員が適度な運動や休肝日設定など、生活習慣の改善に取り組みながら、小林製薬の血糖値対策サプリメント「サラシア100」を6ヶ月間摂取し、被験者の健康状態や意識・行動変容の様子を確認する実証実験。

実証実験の成果
今回の実証実験により、以下①~④の内容が確認されました。

①被験者24名で体重の有意な減少が見られた

②被験者24名で肝機能の有意な改善効果が見られた

<補足>
ASTやALTは主に肝臓に存在し、アミノ酸合成に関わる酵素のこと。
肝臓の細胞がダメージを受けると血液中に酵素が漏出し、測定値が上昇する。

③HbA1c 5.6%以上の被験者5名中3名で改善あったが、被験者が少ないため、有意な差はなかった

④血糖値が90mg/dlより高い人20名で、空腹時血糖値の改善傾向が見られた
(90mg/dl:令和元年国民健康・栄養調査報告より、血糖値の分布で割合が最も高い80~99mg/dlの中央値)

※台風等により健康診断の受診が延期となった被験者がいたため、今回発表する内容は被験者26名のうち24名の分析結果。

近畿大学薬学総合研究所 食品薬学研究室 森川敏生教授 は、
今回のプロジェクトの結果から「生活習慣改善プログラム(血糖値対策)」を行うことで、体重や肝機能に改善が見られました。また、血糖値にも改善傾向が見られたことから、この取組をさらに継続することで改善が期待できると思われます。
本プロジェクトをきっかけに、沖縄県だけではなく日本中の皆様へ、生活習慣の改善による血糖値対策への意識が広まり、より健康的な未来につながればと思います。とコメントした。実験内容
・近畿大学 薬学総合研究所 森川敏生教授によるセミナー受講
・1日平均6,000歩のウォーキング実施
・飲酒量の管理(週2日を休肝日として設定し、日々の飲酒量をアプリで管理)
・小林製薬「サラシア100」の摂取(食事とともに1日3回 ※毎食時)
・オリオンビール保健師によるフォロー
・血糖値対策に関するコラムの発信(月1回)
・被験者の行動や意識変化を確認するアンケートの実施

実施期間
2023年2月1日~9月30日
※ 被験者は6ヶ月間(7月末まで)のプログラムを実施後、夏~秋季に健康診断を受診

被験者
オリオンビール従業員 26名 

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