FCEエデュケーション 日本コスモトピアの全株式取得 子会社化へ

 株式会社FCEエデュケーション(東京・新宿区、尾上 幸裕 代表取締役社長)は株式会社日本コスモトピア(大阪市・淀川区、下向 峰子 代表取締役社長)の運営する全事業を新設分割して設立された新会社(以下、コスモトピア社)の全株式を取得し発表した。株式取得に伴い、2024年1月4日(木)よりコスモトピア社は株式会社FCEエデュケーションの連結子会社となる。

 コスモトピア社は1982年に創業、大阪を拠点に「社会を変える学びをデザインする」を経営理念としてPCを利用した学習ソフトを全国の塾や公教育向けに開発・販売している教育ICT分野の老舗企業。
 コスモトピア社は40年以上に渡り塾・学校・教育委員会などの教育機関との関係性の構築や実績を有しており、教育委員会とのアクセスを有する代理店等との関係にも強みを有している。また同社の主力商材である「みんなの学習クラブ」「Selfee」は、教育ICT分野では先駆けとして事業展開を図っており、業界のパイオニア的存在となっている。

子会社化の背景
同社の全株式を取得した理由や背景は以下の3点となる。

1)公教育のデジタル化(GIGAスクール構想)へのアクセス強化と販路の相互補完
 フォーサイト手帳は、現在1100校を超える公立・私立の学校で導入をしているが、教室・学校単位での導入が主となっており、教育委員会等の関係強化は目下の注力分野だ。一方、コスモトピア社は40年にわたり築いてきた教育機関や代理店、教育委員会へのネットワークも有している。
 異なる販路に強みを有するFCEエデュケーションとコスモトピア社が同一グループとして連携することにより、更なる販路の広がりが期待できると考えている。

2)教育ICT分野の事業強化、並びにAIをはじめとするEd techに関する事業領域の拡大
 同社グループの今後の教育事業の中長期的な展望や成長について、市場の拡大が見込まれる教育ICT分野やEd tech領域への事業展開は重要な戦略だ。既に、フォーサイト事業においては、紙の手帳からデジタルアプリの開発・移行などEducation DXへの取り組みを開始している。
 コスモトピア社がこれまで蓄積してきた教育ICT分野の知見や技術を同社グループ内に取り込むことで、より付加価値の高いサービスの提供を可能とすると考える。

3)教育理念への共感と親和性
 コスモトピア社は「みんなの学習クラブ」「Selfee」等の教材を通じて、子どもの自立学習や主体性教育を実現することを目指して取り組んできた。FCEエデュケーションも「7つの習慣J®」などの教育プログラムを通じて、子どもの主体性を高め、課題発見能力、課題解決能力を育むことに注力してきた。こうした両社の教育に対する考え方やアプローチはお互いに共感するものであり、親和性の高いものであると考えている。コスモトピア社がグループに入ることで、同社グループが掲げる『「人」×「Tech」で人的資本の最大化に貢献する』というミッションの実現にさらに近づくものと考えている。

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